「カスバの男 モロッコ旅日記」 大竹伸朗
実際この本を読み終わった後、モロッコに行ってしまったそうです。
すごい行動力ですね。角田さんつながりでこの本にたどりつきました。
そしたら、あの「ジャリおじさん」という絵本を描いた人だということ。
鼻から毛が出ている面白い格好のおじさんが旅をするはなし。
強烈なインパクトでした。シュールな感じがなんともいえず好き。
そして、「SONGS」の坂本龍一さんの時に、坂本龍一さんのピアノと
同時に、そこからインスピレーションを受けて絵を描くというのをしていた
芸術家さんということも分かり・・・あー、あの人がそうなんだ。と!
芸術家の眼からみたモロッコ。行ったことはないけれど、その描写と
時々ある挿絵から、五感をフル回転させて想像する私・・・
ミントティーってどんな味なんだろう?コーランってどんな音楽なんだろう?
タイルモザイクはどんなにきれいなんだろう?と次々に知りたくなります。
全然知らなかったモロッコという国に急に近づいたような気分です。
ここで自分で見に行くかどうかが、角田さんと私の大きな差なのですね~(笑)
by arinko-mama | 2009-09-23 00:14 | 読書