「世間のカラクリ」 池田清彦
世の中にあふれる情報の数々。TVで連日報道される出来事。
これをすべて鵜呑みにしていると、いつの間にか、それがすべて真実だと
思ってしまいがちです。
池田さんの本を読むと、地球は温暖化に進んでいるのではなく、
じつは冷えている・・・とか、
がんを治すためには放射線治療が必ずしも一番いい方法ではないと
いうこととか。健康診断、人間ドッグを受け続けることはかえって
あまりよくない。血圧を下げる薬は必要なのか??と
いろんな話が書いてありました。とても参考になりました。
お医者さんが言ってるから、みんなが受けているから、みんなが飲んで
いるから。と当然のように自然の流れでやっていることが、実はあまり
必要のないことだったり。ちょっと生活を見直してみることが大事ですね。
むしろ、東日本大震災、御嶽山の噴火など、予測できないことが
ポンとおきてしまう。そんなときに、どんなふうに対応できるのか、
そして、一日を大事に生きる、自分なりの基準を持つこと。
そんなことを教えてくれた一冊です。
by arinko-mama | 2014-10-31 11:02 | 読書