「ほとばしる夏」 J・L・コンリー
パパはイタリアと十六世紀のイタリアの芸術家のことばかりに夢中。
ママは仕事に夢中。試験の勉強でいっぱいいっぱい。
パパが突然遠くに行っていなくなり、家族は転居。
今まで大好きだった川や自然いっぱいの町から都会へ。
姉弟は新しい土地になじめない・・・
ある日小屋をみつけて、そこで過ごそうと思ったけれど、
森林管理官を名乗るヘンリーに出会う。
ママに内緒でヘンリーと姉弟との交流が始まる・・・
複雑な家庭事情に振り回される子供たち。
長女の私は、姉シャーナの気持ちがよく分かりました。
なぜあんなに楽しかった家族の生活がこんな風にバラバラに崩れて
いくのか・・・日記を書いたり小説を書いたりすることで、なんとか
バランスを保っているシャーナ。
将来自分が家族を持つときはずっとくっついていたいと願う。
そんなシャーナの未来が明るくハッピーであることを願いたいです。
by arinko-mama | 2010-09-13 11:25 | 読書