「戦後サブカル年代記」円堂都司昭

小さいころみたアニメ、デビルマン、ちょっと大人になってから見た
新世紀エヴァンゲリオン、そして今のSEKAI NO OWARI。

最後の年表をみると、原爆投下、大阪万博、チェルノブイリ原発事故、
バブル崩壊、湾岸戦争、サリン事件、阪神淡路大震災、東日本大震災と
いろんなことがありました。

歌の歌詞、本やアニメの内容にもいろいろな背景や影響が及んでくるんですね。
小さいころ流行ったものも、改めて振り返ると、そういう背景があったのかと
勉強になります。40代にもなると、時系列的にいろんなものをみるという
ことができるようになるので、おもしろいですね。

本のタイトルが出てくるたびに、これは読んだ、これは読んでないと
ついついメモしたくなるので、またまた読みたい本が増えました・・・
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# by arinko-mama | 2015-10-30 14:39 | 読書

「学校のぶたぶた」矢崎存美

ぶたぶたシリーズ。ぶた好きの私はとても気になっていました。
ぶたぶたさんはいろんな職業に変身する?らしい。
今回のぶたぶたさんは学校カウンセラー。
娘の小学校にもいらっしゃるようですが、相談している子供はいるのかな。
カウンセラー室なるものが設置され出したのは、いつごろからだったかな。
具体的に何件相談がありました、的な報告もないし、実態がみえません。

いろんな悩みをもつ生徒たち。思ったより悩みは小さなことなのかも
しれないけれど、その小さなことがきっかけで、学校にいけなくなったり、
深く考えこんでしまったりするんでしょうね。

カウンセラーさんはぶたぶたさん。その愛らしい雰囲気とおじさんの声の
ギャップにぽつぽつと悩みを話し始める子供たち。それにリラックスモードで
答えてくれるぶたぶたさん。いいですね、こんな感じで話を聞いてくれる
大人の人がいたら、子供たちもいっぱい救われるかもしれません。
ゆっくり、時間をかけて、日数をかけて子供に対応するだけの心の余裕が
先生や家庭の両親にあれば。と思います。

ぶたぶたシリーズ、本屋とか図書館もあるようなので、また読んでみたいです!
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# by arinko-mama | 2015-10-30 14:21 | 読書

「指先からソーダ」山崎ナオコーラ

山崎ナオコーラさんのエッセイ。
2冊読んだけど、エッセイを読んでから、自分の本の感想を改めて
読んでみたら、二つともナオコーラさんご本人のような性格の主人公。
自分の経験に基づいて小説を書いているんですね。

お母さんとの話が出てくるのですが、たぶんお母さんは専業主婦。
結婚して二人の娘さんを育てて(ナオコーラさんは長女)、
同じように山崎さんにも結婚することを望んでいるようですが、
彼女は全く結婚する気はないよう。

団体行動が苦手、思い出作りのようなものも苦手、旅も一人で。
友だちとの会話も、です、ます調でちょっと変わっている人のよう。
子どものころから生きていることが苦しく、読書が好きになったそう。
現実逃避ができるから、というのがその理由。

少し前、鎌倉市立図書館の司書さんが、夏休み明けの新学期が始まるとき、
学校が始まるのが死ぬほどつらい子は図書館へいらっしゃい。とツイッターで
呼びかけていたのが印象的です。

学校で話さなくても、図書室へいって本を借りて読んでいる子供もいますね。
夏休みも小学校の図書室を開放していたりするのもいいですね。
そんな逃げ場を子供たちに残しておいてほしいものです。

そんな子供時代を過ごしたナオコーラさんは、感情が沸き起こってきたとき
文章を書くという作業をするようです。それを受け取って読んでいる私。
もう少しナオコーラさんの本を読んでみたくなりました。   
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# by arinko-mama | 2015-10-28 15:57 | 読書

「マルコの夢」栗田有起

「ハミザベス」「お縫い子テルミー」など、時々新しい本が出ていると
手に取る栗田有起さんの作品。
ちょっと独特のワールドだけれど、ほんわかした会話がなんだか
癖になる。あまり感想らしい感想が書けないけれど。
マルコという貴重なキノコにまつわる不思議な家族のはなし。
としか、書きようがないですが、すぐ読み終わるので、おすすめです。
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# by arinko-mama | 2015-10-28 15:30 | 読書

「ゼロリスク社会の罠」佐藤健太郎

新書はいろいろなテーマで書かれているけれど、
この本は久々に勉強になったし、読みやすく、おススメです。

先週、宮城では豪雨となり、夜中、エリアメールが何回も届き、
川沿いに住む人たちは、小学校に避難したりしたようです。
TVでは茨城県の常総市の川の氾濫の映像をみていたので、
宮城でもあんな風になってしまうのでは。と夜中ほとんど眠る
ことができずに雨雲レーダーをみたり、ツイッターをみたりして
いました。

子育てをするうえで、何を食べさせたら安全か、犯罪にまきこまれ
ないようにするにはどうすればいいのか、どこに住めばいいのか、
どこの幼稚園、学校に通わせれば一番いいのか、選択肢が多く、
いろいろな本を読んでは悩み、リスクについて考えてきました。

この本を読むと、世の中でよく言われていることに確証はなかったり、
たいしたことのないリスクに多大なお金が使われていたり・・・
日本は安全、安心、清潔で外国人には評判がいいけれど、少し
過敏になりすぎているのかもしれません。怖い、怖いと経験させない
こともよくないのかな。いろいろ考えさせられました。
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# by arinko-mama | 2015-09-18 22:33 | 読書

「ラスト・ワルツ」村上龍

村上龍さんのこのシリーズのエッセイは何冊か読んできましたが、
だんだんと年を重ねた村上龍さんのいろいろな思いが書かれていました。
特に、友人の死についてはとても悲しい出来事だったようでした。
海外旅行にもたくさん行っていたのに、今はほとんどいかない、
若者には興味がない、TVもあまりみない、新聞も読まないと、
仕事も選んで引き受けるようにしていると、老い支度のような・・・

それでも現在の日本を鋭く見る目は変わっていなくて、
文化的に閉塞感がある感じは、今回のオリンピックのエンブレムの
デザイン問題や、カバーが多く、なかなかCDが売れない現状や、
TVの視聴率があまりよくないことや、少しずつその兆候があらわれ
はじめていて、うなずくことがいくつもありました。

そこでどうするのか、村上さんに一つ提案や意見を聞きたい、
元気づけてほしいところですが、わからない。という結論が多く、
そうか、と考えさせられました。誰もがこういう状態の日本が
初めてで、でも、外国人からすると、日本は割といい国らしいけど、
あまり実感がない感じ。豊かなのに、豊かを感じられない時代なのかな。
むずかしいです。
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# by arinko-mama | 2015-09-16 15:03 | 読書

「母という病」岡田尊司

最近、湊かなえさんの「母性」という本を読んだり、
母親が重い、とかいうTVの特集をみたり、いろいろと母親に
悩んでいる人って多いんだなあと知った。

この本も母親との関係がうまくいかない人たちの例をたくさん
あげてあって、読んでいてつらくなった。
特に小さいころ、じゅうぶんな愛情を受けずに育つと、
ずっと不安定だったり、自己否定をしてしまったりするらしい。
そうなんだ~と思ってしまった。

どんな親でも一生懸命子供のことを考えていれば、それを子供は
きちんと見ているけれど、それが過剰だとつらいんですね。
我が家は女同士、自分が子供のころ、どんな気持ちだったか、
時々考えます。そして母ともいろんなことを話して、子育てで
悩むことをいまだにアドバイスしてもらっています。

あれはいけない、こうしなさいと言われるとイライラするかも
しれないけれど、母はそれでいいと思うよ、いい子だから大丈夫と
いつも私を落ち着かせ、安心させてくれているのでうまくいって
いるんですね、私も娘たちに大丈夫、それでいいのよと言って
あげたいなあと思います。
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# by arinko-mama | 2015-09-09 22:47 | 読書

「すばらしい日々」よしもとばなな

飼い犬の死、ご両親の死、子供が少しずつ大きくなって離れていく。
生きている間にはいろんなことがあるけれど、タイトル通り、
一日一日が「すばらしい日々」。

今年の3月に父が入院、母は病院通い。命の大切さを知りました。
震災のときにもいろんなことを感じたけれど、もっと身近な現実。
無事退院して、健康に気遣いながら静かに過ごしているけれど、
それ以来、家族の健康、自分の健康についていろいろ考えたりして
いるうちに、痩せてしまったり、不安定な日々が続きました。

6月ぐらいが一番しんどかったけれど、夏休みに入り、みんなが
家にいるようになってから、少し落ち着いて元気になりました。
この家族との日々、一日一日を大事にしていきたい。そんな思いで
いたところ、ばななさんのエッセイがどんぴしゃに同じような
ことを書いてあって、もうほかの作品も全部読もうかな、的な
勢いで、やっぱりばななさんはいいなあと思いました。
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# by arinko-mama | 2015-08-15 17:10 | 読書