「凍花」 斎木香津

読み終わってから知ったのだけれど、SMAPの中居くんが
この本をラジオで紹介したあと、amazonで1位になったとか。
そして、斉木さんはルース・レンデルの作品が好きだとか。
ルース・レンデルさんは5月に亡くなっていたんですね。
大学生の頃かな?何冊か読みました。結構好きでした。

「凍花」は3姉妹の長女が次女を殺してしまった理由を
三女が調べていくうちに、長女の人生がどんどん明らかになって
くるという手法で、引き込まれました。2時間ぐらいで一気に
読んでしまいましたが、なんとも悲しく、切ない話でした。

3姉妹というと、こういうキャラ設定なのか、事実そうなのか
わからないけれど、長女はしっかり者、次女は奔放、三女は
甘えん坊の末っ子キャラ。でも三女は姉二人を尊敬していて
それでうまくいっている。(ようにみえるだけなのかな?)

女3人もいれば、いろんな生き方になるだろうし、好みも
バラバラ、でも常に比較されるという点ではちょっと生きづらい
ところもあるんだろうなあ。芸能界の姉妹でさえ、常に比較
されて、注目されるけれどなんだかかわいそうですものね。

はたからみると幸せそうな家族の裏側にこんな世界がある。
でもどこの家族にも他の人にはわからない悩みがあったり、
家族だけにしかみせない一面があったり、いろいろなんだろうな。
長女をどうにかして救ってあげたかったなという母親目線では
なんだか悲しい話でした。
[PR]

by arinko-mama | 2015-06-13 05:42 | 読書

「世界から猫が消えたなら」川村元気

いろんな映画を企画している人なんですね。
そうやって読むと、企画ものっぽいかも。漫画っぽいというか。
とても読みやすくて、少し哲学めいているけれど、
考えさせられます。電車男のときもヒットしているからと
先入観を持って読んでしまったので、ふーん。という感じだった
けれど、またこの本も話題になっているからと読んでみたけれど、
同じような感覚でした。

猫を飼ったことがないので、猫のところは感情移入できなくて
残念でした。でも最近命の重みを感じる出来事が続いたので、
この本を読むのは少ししんどかったです。
携帯やスマホの時代、いろいろと振り回されることが増えて、
みんな悩んでいることも多いのかもしれないけれど、プラスのことも
あるだろうし、この本を読んでちょっと考えました。

川村さんのインタビューで、映画を観終わった後、みんなが感想を
いろいろと話すような映画がいいとありました。そういう内容なの
かもしれませんね。
[PR]

by arinko-mama | 2015-06-09 19:19 | 読書

「ぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたい」クリスティン・バーネット

またいい本に出合えました。
ジェイコブ・バーネットという天才少年のお母さんが書かれたノンフィクション。
ジェイコブは2歳の自閉症と診断され、両親は最初の子供がそのように診断されて
ショックを受けます。特別支援学級に連れて行ってもジェイコブは全く興味を
しめさず、ただ自分の影をおいかけ、人と話すこともなかったのです。

それでも母親はあきらめません。彼を本屋に連れて行って、少しずつ興味のある
本を買わせてみたり、夜、車で連れ出して星を眺めてみたり。そのうち彼は星に
興味を持ち、天文学教室、そして自分でどんどん学んでついには大学の講義を
聞かせてもらうことに。

母親の導きというのは本当に大事なんですね。彼がもしこの母親に育てられて
いなかったら、このような才能に誰も気が付くことなく、人生を終えたでしょう。
彼のTED-juniorのスピーチをみました。すごく早口で英語を話していました。
頭の回転がはやいのと、集中力がすごいんでしょうね。
そして数式を暗記したり、物事を学ぶということを少しやめて、自分の好きな
ことについて、考えて創造することを今すぐ始めてくださいとスピーチしています。

彼の弟と妹は化学者と気象学者なのだとか。お兄ちゃんのいい影響を受けて
まっすぐに育っているんですね。
私は育児に毎日悩み、子供の心配ばかりしているので、彼女たちが何が好きで、
何に興味があって、どんな道を進んだらいいのか、もう少しプラス思考で
考えてあげられたら。と思いました。ジェイコブ・バーネットが将来ノーベル賞を
受賞する日を楽しみに待ちたいと思います。
[PR]

by arinko-mama | 2015-06-08 12:00 | 読書

「ひとりではじめたアフリカボランティア」栗山さやか

短大を卒業後、109の店員さんだった栗山さん。
朝から夜までたちっぱなし、でも店長になるまで業績をのばして
一生懸命働いていました。そんな中、親友の死。

世界旅行に出かけた後、そのままモザンビークに。
数年の勉強後、医療従事者にトップ合格。
それと同時に、現地の女性たちに正しい知識を教える協会を
立ち上げ、活動しています。

その過程がずっと描かれていますが、女性一人で世界各地をまわる
だけでも大変なことなのに、アフリカの中でも一番大変な地域で
骨をうずめる覚悟ということに人として尊敬します。

日本という国は教育も生活環境もすべて素晴らしく整っているのに、
私はいろいろ不安になったり、文句を言ったり・・・
他の国に住んでいたら全然違う人生だったんだろうなあと
この本を読んでいて改めて思いました。
さやかさんの健康と活躍をお祈りするとともに、たくさんの人に
彼女の本を読んでもらって、活動を知ってほしいです。
[PR]

by arinko-mama | 2015-06-03 20:38 | 読書

「サイエンス・ブック・トラベル」山本貴光編

理系のアタマだったらいいのになあといつもおもう。
最近よくある火山のことや、地震のこと、数式をみてすぐに理解できるアタマ。
ほしいなあ~。せめて暗算がささっとできるとかっこいい。

いろんな仕組みを理解するのは楽しいし、そこの取っ掛かりまではいいんだけど、
よくわからない計算が出てきた時点で、拒否反応を示してしまいます。
そんな私でも読めそうな本から少しずつトライしていこうかな。

森皆ねじ子さんやブラックジャック、岡ノ谷一夫さん、池谷裕二さんあたりが
入りやすそうなので、探して読んでみたいです!
[PR]

by arinko-mama | 2015-06-01 15:03 | 読書