「僕がメディアで伝えたいこと」 堀潤

堀潤さんを知ったのは、NHKの「ニッポンのジレンマ」という番組の司会を
されていたときです。討論番組なので、すごく頭の回転のいい人じゃないと
つとまらないと思いますが、若いアナウンサーなのに、仕切りが上手だなあと
思っていました。

その後、退職されてしまうということを聞き、ネットでは時々名前をみるものの
TVでは。と思っていたら、MXテレビで春から帯番組が始まるとか。
がんばってほしいですね~。

この本は子どものころからの話、NHKを受けた理由、入社試験、その後の
地方勤務時代から東京勤務時代の話まで。とても興味深く読みました。
組織の中で自分の主張を通そうとすると、いろいろな問題や反発があります。
それでも堀さんは自分の信念を通しているところが、勇気あるなあと思います。

フリーになって大変になるアナウンサーの方や、大企業をやめて転職して
一人でがんばっている人もいますが、なかなか大変なようです。
NHKやTVの映像や報道が作られたもの、都合のいいものに変えられている
という事実を時々耳にするし、情報がたくさんありすぎて、何を信じていけば
いいのかと戸惑うこともあります。情報の選び方というのも常にアンテナを
はって勉強していかなければなりませんね。
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by arinko-mama | 2014-02-24 16:46 | 読書

「これからの日本、経済よりも大切なこと」 ダライラマ法王14世 池上彰

前回読んだ本は、ダライラマ法王に学生が質問を投げかける
スタイルでした。法王の言葉は本当に胸に響きます。

この本は、法王の考え方、言葉に対して、池上さんが解説をするという
形式でしたが、とてもわかりやすく、私たちがいかにマスコミの文章や映像に
振り回されているのか、情報をきちんと自分で集めて考えていないかという
ことを思い知らされました。

私自身はフルタイムで働いているわけではないのですが、働いているお母さんが
多いです。今日もスーパーの自転車置き場で3年生ぐらいの女の子に向かって
すごい勢いで怒って、「早く探しておいで、ここで寒い中ずっと待ってるから」と
娘をつきはなし、自分が寒い思いをしていることを強調していて、心に余裕が
ない感じがしました。

こういう愛のない母親の言葉を聞いて、あの女の子はどんなふうに感じたでしょう。
一緒に探してくれたらいいのに。寒い思いして待ってるのは私のせいかな。
そして、友達が困っているときも、同じように「探してくれば」と言い放つに
ちがいありません。自分が将来母親になったときにも。
一緒に探してあげようという心の余裕や、娘に対する愛情はどこへ行ってしまったのか。
とても悲しい思いをしました。
お母さんももしかしたら、仕事で嫌なことがあったり、時間的に余裕がなかったり、
よく落し物をする娘がほとほと嫌でめんどうくさい存在なのかもしれません。

働いて働いて心に余裕がなかったり、家族を傷つけてしまうのはちょっと
今の日本の状態が悲しい感じです。思いやりの心をもつこと。忘れがちですが、
日々大事にしたいですね。
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by arinko-mama | 2014-02-22 20:20 | 読書

「すごい和食」 小泉武夫

小泉さんの本はだいぶ前から読んでいて、発酵食品、和食の
素晴らしさについては重なるところがたくさんありましたが、
震災後に書かれたようで、福島県出身の小泉さんということで、
東北各県の名産と食文化についてのコラムがとてもよかったし、
仙台に住んでから、東北のおいしいものをいろいろ食べてみたいと
思っているので、本当に参考になりました。

また、このままでは就農する若者が減っていき、自給率が下がる
一方なので、徴兵制度ならぬ徴農制度をもうけ、若者を強制的に
農業を体験させ、食の大切さをたたきこむという提案はとても
いいと思いました。

小学校などで田植えや畑で野菜を作ったりする体験をしたり、
その県で作った野菜を給食に出したりということは時々やっている
ようです。が、そこから、じゃあ農業をやってみよう。と思う子どもたちが
将来たくさん出てくるかというとそういうものでもなくて、難しいところ
です。また、今回の雪の被害のように、せっかく大事に育てても、
災害に見舞われてすべてダメになってしまうことが続けば、農業を
する人たちも大変になります。とても難しい問題です。

和食が他の国々に認められて、日本でも和食を食べる人がたくさん
増えると、みんな健康になるのになあと思いました。
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by arinko-mama | 2014-02-20 21:56 | 読書

「だからこそできること」 武田双雲 乙武洋匡

2人ともいつも元気でポジティブで。
特に乙武さんは「五体不満足」からずっといろいろな活躍を本を読んだりして
知ってきましたが、本当に考え方がずば抜けていて。

私もポジティブ思考ではありますが、何か自分にとって大変なことがあると、
抱え込んで一人悩んでしまったり、暗くなってしまうことがあり、
子どもたちの笑顔や言葉に助けられたりして、何とか日々生きています。

子どもの頃は今のように災害の不安もなく、何も知らない悩みのない
子どもだったせいか、ただ負けず嫌いで、キーッとなって目の前のことを
こなしていましたが、最近子どもをもち、家庭を支える身となってからは、
世の中、日本と世界全体についてもいろいろ気になってしまい、なんだか
昔のような負けず嫌い、どんな困難にも負けないぞという筋の通った自分を
忘れつつあります。でもこの本を読んで、もうちょっと母として強く、そして
愛情をもって子供に接しないといけないなあ、と思いました。

家庭の明るさというのは、いろいろあっても、とりあえず前を向くこと。
解決策を自分たちで考えて仲良く楽しく頑張ること。昨日より今日が少しでも
前に進んでいればいいんですものね。とりあえず、みんな元気で人と比べて
どうとか、こうとか思わないこと。いっぱいいいこと教えてもらいました!
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by arinko-mama | 2014-02-17 12:00 | 読書

「ファッションフード、あります」 畑中三応子

1970年から2010年までに流行した食べ物をずーっと紹介したもの。
ちょうど自分の子どものころからの歴史を追っているような内容で、
マクドナルド、モスバーガー、ミスタードーナツ、サーティーワン、
ティラミス、チーズ蒸しパン、もつ鍋などなど、一つ一つの食べ物が
懐かしく、当時の自分を思い出したりして楽しく読みました。

ラー油や塩麹など、あとで思い返すとなんであのタイミングで
流行ったのかなと思うようなものも。流行というのも面白いです。
日本独特のものなのか、海外にもこういう国民的に流行っている
食べ物があるのか、どんな味なのか、興味はつきません。
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by arinko-mama | 2014-02-10 21:07 | 読書

「ヨーロッパ文化と日本文化」 ルイス・フロイス

本というよりは、歴史資料のような。
イエズス会屈指の日本通、フロイスによる日欧文化比較。

私たち日本人からみた諸外国のおもしろいところ、違うところは
よく知っているけれど、他の国から見た日本というのを知るのは
おもしろいものです。
江戸時代の日本人の様子がとてもよくわかる資料です。

面白いなあと思ったのは、ヨーロッパでは昔手づかみで食べていたこと。
そうなんですね。フォークなんか使い始めたのは割と最近なんですね。
あと、江戸時代は座位分娩が普通だったということ。

妊娠中は温泉を避けるというのも最近見直されたとか。
いろんなルールや考え方があったけれど、国によって違ったり、
時代が変化して慣習が変化していったり。おもしろいです。

フロイスさんの観察力、すごいですし、その当時書きとめていたことが
こうして2014年の日本人に読まれているということがまたまた
とても素敵なことです・・・・
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by arinko-mama | 2014-02-10 20:59 | 読書

「やさしさをまとった殲滅の時代」 堀井憲一郎

殲滅 せんめつって読むんですね。初めて触れた言葉です。
2000年代についていろいろと考察した本です。

堀井さんといえば「TVおじゃマンボウ」のTVウォッチャーの人。
1995年に職場のPCにウィンドウズとかいうのが導入されて、
それからあれよあれよと、結婚、出産などしているうちに、
ネットがいろいろ普及して、携帯電話が普及して、今はスマホ。

特に必要ないからとスマホは使っていないけれど、PCは毎日の
必需品。このブログもずっと続けているし、そんな日々も20年前は
考えられない感じだった。

私たちが大学生の頃は、バブル全盛期で、もちろん両親のそのころ
とは全然違っていたけれど、今の大学生というのも、私たちの頃と
全く違う様子。横のつながりはLINEなどで強いけれど、先輩後輩の
関係となると、もう少しつながりが薄いらしい。

自分の子どもたちの頃はどうなっているのか。と時々不安になる。
中学校ではスマートフォンなどを利用するときの注意などを
時々生徒たちにきかせているようです。それでも新聞の犯罪を
みていると、ネットで知り合ったということが本当に多い。
人と人をつなぐ便利な手段ではあるけれど、ちょっと怖いツール
だということも教えていかないといけませんね。
ちょっとここ10ねんぐらいを振り返るのにいい一冊です。
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by arinko-mama | 2014-02-08 14:04 | 読書

「江戸の都市計画」 童門冬二

社会科の採点をしているので、日本史をおさらいしておこうと少しずつ
勉強し直しています。その中で、学生時代には年号や単語を覚えるのに
一生懸命で、なかなかその背景や経緯までゆっくり考える間もなく、
勉強していたので、今大人になって、歴史上の人物がその時代背景の
中でいろんなことを考えたりして、政策や戦いを行ってきたのだと
しみじみ知ることになりました。

徳川家康の江戸都市計画のところは、興味深く、NHK「ブラタモリ」でも
昔の東京の話が出ていて、水路の話など聞いたことがありましたが、
明暦の大火など、災害があったあとに、その対策をいろいろしたことや、
桜の名所をいくつか作ったことなど、興味深く読みました。

歴史小説や時代小説などは今まであまり興味がなかったのですが、
少し歴史を勉強してから、女性もいろんな生き方をしていたりして、
ちょっとそっちの方の本も読みたくなってきました。好みというのは
おもしろいですね、今まで嫌いだった食べ物が急に食べられるようになる
のと同じような感じでしょうか・・・?
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by arinko-mama | 2014-02-07 14:46 | 読書