「ピーことば」 ピーコ

ファッションチェックをしていたころのピーコさんはとても的確でセンスがあって、
それでいて品があるので、好きでした。
こんな風にマツコさんや吉行和子さんと対談しているのを読むことができて
うれしいです。とても素敵に年を重ねてらっしゃるなあ~と思います。

ピーコさんは眼の病気をされてから、いろいろな意味で生き方や考え方に
変化があったようです。私も子供を産んだり、育てたり、震災のニュースを
みたりしているうちに、若いころと違って一日一日を大事に前向きにと
考えるようになったような気がします。

どの人も本を読むことの大切さを強調しているので、読書好きな私は
自分の趣味を肯定されてとてもうれしく感じました。
あと、好奇心を持ち続けること、雲や花や周りの自然を見たり、いい絵を
みたりすることが大事。あとは歩くこと。これは寒いということもあって、
今全然していないので、少しずつ心がけたいと思いました!
ボランティアは何か始めるといいとあったので、図書館のボランティアを
これからも続けようと思います。
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by arinko-mama | 2014-01-26 20:21 | 読書

「無人島に生きる十六人」 須川邦彦

前に新潮文庫の100冊に選ばれていて、ずっと読みたかった一冊。
旅に関する本や、紀行文のところの本棚に並んでいたので、わーい!と手に取りました。

十五少年漂流記もおもしろかったですが、この本は日本人の男性の船員さん16人。
無人島に到着してからの話が、本当に詳細に描かれていて、勉強になりました。
水は海水しかないので、まずは井戸を掘るところから。そして見張り塔を作る、
火をおこす、亀や魚を捕って食べる。すごい知恵の塊のような人たちだ。

北極星で方角を知る、塩をつくる、インクをつくる。鳥の糞から、食べられる植物を
みつける。など、もう面白い話ばかり・・・
震災のときに、ライフラインが途絶えてしまい、日本人がいろいろな知恵を出し合って
乗り切りました。私などそんな経験がないので、ちょっと何かが止まっただけで
おろおろしてしまいます。もし大きな災害があったらと思ったので、そのときいろいろな
サバイバルに関する知恵をノートにメモしたりしましたが、いざというとき思い出せない
のでは意味がないですね。

この本にあるような知識を小さいころから身につけておいた方がいいですね。
これがないときはこれで代用できる、と知恵を働かせる意識をしておくこと。
そして、すぐに落ち込んだり、誰かのせいにしたりせず、ただ前向きに明るく一日を
楽しく過ごすこと。人間って何人かいると知恵が集まるんですね。その素晴らしさも
この本で学びました。中学生、高校生もぜひ読んでほしいです。
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by arinko-mama | 2014-01-26 13:37 | 読書

「火山のふもとで」 松家仁之

新潮クレストブックスシリーズのような、堀江敏幸さんの作品のような。
と思っていたら、クレストブックスを創刊させた方だったんですね。

設計事務所の話なので、建築のことをもっと知っていればより深く
読めたかもしれませんが、浅間山あたりは一度観光で行ったことがあるので、
少し風景を思い浮かべることができてよかったです。

夏の間だけ、火山のふもとに事務所をうつして仕事をするなんて、ちょっと
おしゃれな感じ。食事なども当番制になっていて。
小さいアットホームな感じの事務所なんですね。
食事の内容もなんだかおいしそうでおしゃれ。
停電になっても、あわてることなく、燭台のろうそくをともして、そのあと
自家発電。 きちんと災害のことも考えられてつくられた建物なんですね。
そういうゆったりした感じもとても素敵でした。

海外文学以外で、日本人作家でこういう静かな感じの五感をフル回転
させるような文章はなかなかなくって、最近は会話の内容も現代的というか
こんなこと、本当に今の若い子たちって口にするのかな?と思うような
内容のものが多くってちょっとついていけないこともあるけれど、この作品は
時代も少し前の話だったりするんで、久々にきれいな文章を読んだなあという
気がしました。時間がゆっくりある人におすすめです。
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by arinko-mama | 2014-01-07 21:25 | 読書

「日本人へ 危機からの脱出篇」 塩野七生

海外在住歴が長い塩野さんのエッセイ。
震災後の日本についても、震災がれきの受取先が決まらないことや、
福島県産の製品への買い控えなど、いろいろな問題に触れています。

一番印象に残っているのは、ユニクロ、楽天の社内英語化について。
全ての会話を英語にすることによって、想像力も欠如しないかということ。
確かに発言などを英語にすることは一生懸命勉強すればできるように
なるかもしれないが、英語しか使ってはいけないなどとしばりがあると、
精神的によくないような気がする。

でも将来的には英語は絶対必要と認めているので、とにかくこれからも
英語の勉強は継続しようと改めて決意しました。
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by arinko-mama | 2014-01-03 16:29 | 読書