「下流志向」 内田樹

2005年に書かれた本なので、当時はニートとかフリーターとかいう言葉が
流行っていた時代。働かないことがかっこいいとか、そういう選択も別にいいじゃん
というような雰囲気。

中学校の授業参観では後ろの方の席の子が聞いてなかったり、うろうろしたり。
モンスターペアレントがいたり、大学生に論文を書かせても、誤字は多く、
英語の成績も中学生ぐらいで止まってしまっているらしい。
そうなのかな~と不思議ですが。

今2013年。少しはよくなったかな。
娘の中学校の授業参観はみんな静かに授業を聞いているし、途中で出て行って
しまう生徒はいないようです。不登校の子は結構いるようですけど。

別に勉強したって・・・明るい未来はないじゃん。
という風潮が、若者の学ばない、働かないというコースを選ばせていたのでしょう。
今子供を持つ親としては、どんな世の中になるか分からないし、とりあえず、
部活も勉強も一生懸命やっていれば、何か自分にプラスになるということしか
教えてあげられませんが・・・今の若者についてはどうなっているのか、また
内田さんの著作を読んでみたいです。
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by arinko-mama | 2013-12-30 15:52 | 読書

「仙台ぐらし」 伊坂幸太郎

伊坂幸太郎さんが仙台在住の作家さんと知ってから、一冊だけ読みました。
仙台を舞台にした作品がいくつかあるようなので、また読んでみたいです。

エッセイの中で、仙台の商店街について触れていますが、本屋さんが
たくさんあったとのこと。全国的にそうだと思いますが、商店街の普通の小さな
本屋さんって少なくなっていますね。最近は大きなモールの中の本屋さんに
行くぐらいしかなくって、寂しいです。散歩ができる距離に本屋さんがあるのが
理想なのになあ・・・。

仙台が住みやすいということについて、よく私のように転勤で仙台に住んで
その後家を買って住み続けてしまう人が多いという話を聞きます。
去年九州から仙台にきたとき、あまりの冬の寒さに手は指先が裂けて
バリバリになり、幼稚園の送迎の待ち時間の寒さにもう、耐えきれないと
感じていましたが、今年になって2度目の冬を迎えて思うのは、なるべく
外にでかけよう!ということ。天気をみて、うまくつきあえば、なんとか乗り切れ
そうな気もしてきました。とはいえ、まだまだ本格的な冬はこれからですが。

楽天の優勝もあって、仙台に住んでいいいことがたくさん増えてきました。
人は優しく、娘たちの学校もいい子どもたちばかり。
なんでも帰るし、関東にも割と近い。夏は比較的涼しい、いいことは多いです。
地震が相変わらず多いのがドキドキものです。もう大きいのは嫌だなあ~。
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by arinko-mama | 2013-12-29 14:01 | 読書

「ママの世界はいつも戦争」 杉浦由美子

会社の借り上げ社宅がたまたま田園調布にあって、住み始めたママさん。
近所の幼稚園では、入園申し込みに長蛇の列。
公園に行くにはある程度それなりの恰好をしていかないといけないとか。
ベビーカーにも優劣があるとか。

働いているお母さんは、保育士さんを見くだし、何かと文句をつけるとか。
日常の掃除などはハウスキーパーさん、保育は保育ママさんを雇う。
そして自分自身は精いっぱい働く。子育てはほとんど人任せ。

ふーんと思いながら読んだ。でもひとそれぞれ。いろんな事情や考え方が
あるだろうし。幼稚園に行く前、児童館で出会った人と友達になり、
幼稚園選びではさんざん悩み、3年間の幼稚園ママ時代。いろいろあったなあ。
でも、時々ランチしたり、役員さんで仲良くなったり、2人の娘を通じて
いろんなママさんと子育ての悩みを話したりするのはなかなか楽しかった。

戦争って大げさなタイトルをつけられても・・・とも思うし、女の子はもう生まれた
ときから、比較するの好きだし、我が家の娘二人はそれこそ毎日クラスの
何ちゃんはどうだこうだと。それはそれで女の子同士、切磋琢磨して
戦ってきれいになり、たくましく生きていくのだ~~~!!
これだけ働くママさんが増えて、本当に心強い。周りの女性たちが
すごくしっかりしているのはありがたいし、いいことですよね。
がんばれ、私も娘たちも含めて女性たち~~!!
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by arinko-mama | 2013-12-29 13:31 | 読書

「世界中で迷子になって」 角田光代

エッセイは当たり外れがあるけれど、この本はおもしろかったです。
中国のトイレの話は娘にも読ませて二人で大笑いしました。
個室もなく、前の人のお尻を目の前にみながら、溝の上にするなんて、
国が変わると、文化も変わるんですね。でもそれが小さいころから当たり前
になっていると、何とも思わないんだろうなあ・・・

旅のエッセイは自分よりちょっと贅沢な旅をしている人のを読むと、
いいなあ。とうらやましいところもあるけれど、角田さんのようにあまり
背伸びしていなくって、庶民的な考え方の作家さんだと、共感できるところが
あるし、親しみがもてていいですね。

お母さまとのお鍋のエピソードは、私も割と物持ちがいいタイプなので、
そうそう、と思うところがたくさんありました。ホームベーカリー、便利なんですね。
ちょっと欲しくなったけど高いし、買わないかな~???
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by arinko-mama | 2013-12-26 20:21 | 読書

「COOL JAPAN かっこいいニッポン再発見」

「COOL JAPAN」は時々みています。
日本の文化でいいものをVTRで紹介してそれを外国人にCOOLだと思うか
いろいろと議論していく番組です。英語の勉強にもなるのでおすすめの番組です。

二品に住んでいると昔から当たり前だと思っているものが、海外の人にとっては
本当に素晴らしいものであったり、不思議なものであったりします。
私自身、海外旅行に行ってはじめて、日本の安全さ、快適さに気付いたような
気がします。そのころからはだいぶ時代が変わって、海外の情報がたくさん入るし、
日本のよさを紹介する番組も出てきて、少しずつ日本って実はいい国なんだと
今の若い人や海外旅行に行ったことのない人でも認識するようになってきたのでは?
と思います。

この番組をみていて思うのは、外国の人が、意見をきちんと理論立てて述べることで
もし日本人が海外の文化について意見を求められたときに、こんな風にしっかりと
理由を述べたうえで、自分の主張を自信を持って述べることができるのかな?と
いうことです。自分も含めて、他の人と違う意見だと言いにくかったり、途中で
しどろもどろになってしまったりします。日本人は自分のはっきりとした意見を
人前で述べるということが苦手だし、日本のよさをもっともっと世界の人にアピール
する力を鍛えるべきだと思います!!
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by arinko-mama | 2013-12-21 22:02 | 読書

「さようなら、ドラえもん」 中島義道

中学生の生徒たちとの対話形式だったので、難しいカント哲学が少しわかりやすく
なっていたような気がします。とはいえやっぱり哲学って難しい学問。

人はいつか必ず死んでしまうのに、なぜ生きるのか。
確かにそうだ。と思うことが日々ある。自分が年を重ねるにつれて、
小さいころから見ている芸能人、読んだことのある作家さん、いろんな人が
確実に順番に亡くなって言っているのをみると、とても悲しいし、ずっと
生き続けることはできないのだなあ。と思う。

子どもの頃はそんなこと何にも考えたことなくて、ただ日々の楽しい出来事や
学校での生活で精いっぱいだった。子供を産み、祖母や両親の話を聞くと
とにかく今を一生懸命生きること、そして震災などで命を落とした人、残った人の
話を新聞で読むと生きていくことの大切さを思い知るようになりました。

そしてこの本。いつか迎える突然の悲しい出来事、つらい出来事に立ち向かえる
ように、日ごろから人生の本当のつらさ、暗い部分について時々考えてみる
ということが強い自分を作るのだということ。こういう授業を中学校などで
やっているといいかもしれない。とてもいい本です。
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by arinko-mama | 2013-12-01 21:16 | 読書