「あなたはそっとやってくる」 ジャクリーン・ウッドソン

児童書の棚で見つけた本です。
訳者あとがきで、現代版の「ロミオとジュリエット」と書かれていました。

ユダヤ系白人の女の子エリーと、アフリカ系黒人の男の子マイアの初恋の話。
英語を勉強しているけれど、実際にアメリカに行ったことはないので、
アメリカの人種間にまだまだ大きな壁があるのだな。ということを改めて
感じました。白人だけの話はあるし、黒人だけの話もあるけれど、
白人と黒人のカップルの話というのはあまりないのかもしれない。

同じ人間であることは変わりないのに、恋愛することはまだまだ一般的では
ないのでしょうか。実際どのくらいの人が結婚したりしているのかな。
日本にはない感覚だし、今は年の差が大きくても、再婚でも、子供が先でも、
いろいろな形の結婚があるという感じで、昔ほどいろいろ言われなくなった
ような気がするので、10代の子どもたちがこの本を読んでも、あまりピンと
こないのかもしれません。でもこの現実を知るのにはいい一冊になりますね。

複雑な家庭環境で悩むエリーとマイアのそれぞれの気持ちが丁寧に描かれて
いて、それがとても痛々しく、やはり子供は自分のことを全部わかってほしい、
話を聞いてほしいと全身で訴えているのだなあと感じました。
小さいころに戻りたくなる気持ち。そんなころに両親が自分にどんなことを
してくれたか思い出すんですね。今の時期がやっぱり大事です。
子どもたちにやさしくあたたかく接したいと思いました。
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by arinko-mama | 2012-11-19 11:09 | 読書

「これからの日本のためにシェアの話をしよう」 三浦展

シェアについていろいろな本を読んでいるところです。
自分が家をシェアしたいと思っているわけではないけれど、世の中の
流れがシェアというものに割と抵抗がなくなってきているのかな。
と思い始めたので。

実際どのくらい進んでいるのかわからないけれど、この本を読むと
古民家をリノベーションして一緒に住んだりしている人が増えているとか。
それもお金がかからないように家賃が安いからシェアするのではなく、
一人暮らしを続けて長い人が、新しい住まい方を求めてそういう形式に
変えているのではということ。のよう。

で、これからはいろいろなことをシェアする時代になるのでは。という・・・
震災後、大きなマンションなどで自分の得意なことを一人一人がするよう
にして、それをみんなで共有するのがいい、という話をどこかで読んだ
けれど、さて、今私にできることは何があるだろう。と考えると特になく。
お医者様や保育士さん、美容師さんなどは手に職があって、震災のときは
活躍で来ていいなあ。と思ったりしたけれど・・・

ウォームシェアなんていう言葉もあって、冬寒いので公共施設に集まって
その分、家の暖房を使わずにエコに暮らしましょうみたいな。
図書館の本を買わずに借りているけれど、これも一種のシェアリング。
この前リサイクルショップに行ったら、七五三用の着物や、子供の黒い革靴、
食器、新品同様のおもちゃなど、いろんなものが売っていました。
物をやりとりしたり、サービスをやりとりしたりと、人と人とのやりとりが
たくさん増えてくると、これからの人口減、高齢化社会にも対応できるように
なるのかな。そんな気がしました。
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by arinko-mama | 2012-11-14 10:27 | 読書

「誰もが幸せになる1日3時間しか働かない国」 シルヴァーノ・アゴスティ

タイトルにひかれて読んでみました。
そういう国があるのかと思いきや、寓話のようなお話でした。
生まれてからずっと、大人が(父や祖父が)働いてお金を稼いで、それを
母や祖母がやりくりして家計を回していく。という形をみてきたので、
今もそれをそのまま続けています。

それがもし、1日3時間で終わりになっていたら。
この本によると、会話の時間が増え、人と人のコミュニケーションの
時間も増え、ドラッグ、アルコールなどの消費量が減り、薬も余るほど
みんな健康になるとのこと。

仕事をする量が多いと、それによって自分の自由な時間が少なくなり、
ストレスがたまり、病気になる。という悪循環。
確かに、日本人の子どもは睡眠時間が圧倒的に少ないといいます。
それも両親が共働きで、その分塾に通ったりしていて、食事の時間が
遅くなって、眠る時間が遅くなるということ。

もう少し労働時間を減らすというか、ワークライフバランスという
言葉も出てきて、イクメンという言葉も出てきて、休暇を取りやすい
企業も増えてきて、日本もそういう流れになってきているのかな。

でも、ふと考えるとやっぱり3時間では少ないような気もするし、
生きがいみたいのがないのかな?とか、みんなで一生懸命仕事を
しているから、うまく人間社会が回っているのかなとか、ちょっと
いろいろと考えてしまいました。ブータンという国もそうだけれど、
日本とは違う考え方やシステムの国のことを知るというのは
勉強になっていいですね。なかなかおもしろい本でした。
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by arinko-mama | 2012-11-10 15:08 | 読書

「コンビニ店員は見たっ!」 和田静香

本業は音楽ライターの方がコンビニで働いて、その中のことを書いたもの。
お店の人には言っていないそうですが・・・

時々近くのコンビニを利用します。といっても24時間のうちの3分ぐらい。
バイトの人は朝から夜中まで交代勤務でずっとお仕事しているんだもの、
すごいですよね~。

この中で宅急便や公共料金の払い込みがややこしいと書いてあるけれど、
どちらもやったことがあるし、私のコンビニの利用の多くは、ただの買い物
よりは、コピーやデジカメプリント(枚数が少なくて急ぎの時)と宅急便と
払い込みなのです・・・ついでにちょこっと買うときもあるけれど。

震災後のコンビニの様子も書かれていて、大変だったんだなあ、と
しみじみ思いました。いつも言葉を交わさない人も、会話をしたりしたとの
こと。揚げ物がたくさんうれたとのこと。

これからはコンビニが移動して買い物難民を救うかもしれません。
とても身近な存在のコンビニ。働いている人に今度から注目してみたいな。
と思いました。コンビニ24時とかいう番組があったらみてみたいです。
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by arinko-mama | 2012-11-08 20:45 | 読書

「三人ぐらし」 群ようこ

シェアハウスについて興味があったので、そういう題材の本はないかな。
とさがしたところ、この本が見つかりました。

群さんは「かもめ食堂」の原作を書いているので、この短編集も
配役のキャスティングが片桐はいりさんや、もたいまさこさんのようで
とてもいい感じでした。

シェアハウスのいろいろな形の短編集で、私は一番最初の話が一番好きで、
でもあっさりと終ってしまい、もう少しこの三人の話やその周りの人の
話が読みたかったので、とても残念でした。

こんな風に50~60代の女性で3人暮らしをしている人が実際にいるのかな。
TVとかで取り上げてくれたら興味があるのでみてみたいです。
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by arinko-mama | 2012-11-05 20:58 | 読書

「他人と暮らす若者たち」 久保田裕之

「テラスハウス」という番組で若い男女たちが共同生活をする様子をみていて、
こんな風にシェアハウスしている人っているのかな?とちょっと興味をもって
いたので、読んでみました。

昔は大学生が寮に入っていたり、おばちゃんが経営するアパートみたいなところで
食事だけ一緒に。なんていうのがあったりしたけど(今もあるのかな?)
だいたい一人暮らしが多いような気がします。

でも最近カーシェアリングなんていう言葉も聞くようになったし、独身のお姉さんと
兄(弟)家族とその両親が一緒に住むという同居パターンもあるという話もあるし、
家賃や光熱費が安く済むならそういうのも選択肢のひとつかも。と思ったり。

でも家族と違って他人と住むというのは、気を使いそうで私自身は無理かな。
とはいえ、一人暮らしというのを経験したことがないので、もし一人暮らしを
していたら、とても寂しくなるのかな???

大学生の時に祖父母の家に住んでいたのですが、その時でさえ、お風呂の入り方から
食事のマナー、遅くなるときは連絡を入れるなど、今は携帯がありますが、電話も
共同だったので、電話は全部祖母に取り次いでもらっていました。
一人で暮らすより安心だし、勉強になったこともたくさんあったし、その2年間
一緒に暮らしたことで、祖母との距離が縮まりました。そういうのもいいかも。

シェアハウスもこれからは少しずつ増えていくのかな。いろいろな家族の形が
あるし、この本を読むと実際シェアハウスをしている人の感想を読むこともできるし
いい面や問題点もいろいろあるようで。とても興味があります。おもしろいなぁ。
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by arinko-mama | 2012-11-03 20:46 | 読書

「秋田の子供はなぜ塾に行かずに成績がいいのか」 浦野弘

秋田県の学力が都道府県でトップという記事はどこかで読んだことがあって、
国際教養大学という大学も就職率が高いとか・・・

この学力テストを受けているのは全生徒ではなくて、お受験組は受けてないし
一概にトップとは言えないけれど、何か理由があるのかな??と興味をもって
読んでみました。

早寝早起きをして、長距離を歩いて登校、3世代同居、挨拶、家族一緒に食事、
読書、自主学習などの宿題、大学生のフォローアップ指導などなど。

この前まで大分県に住んで、宮城県に住んでいる我が家ですが、
やっぱり学校によって、地域によって、先生によって、いろいろ。
中学校でいえば、自主学習ノート提出だったけれど、こちらはない。
自転車通学もOKだったけれど、こちらは×。
図書の時間があって、読書がさかんだったけれど、こちらはほとんどなし。
などなど。いい面、悪い(?)面それぞれあるかと思います。

どんな学校にいたとしても、結局本人の心がけ。家族の心がけ。
勉強するということに対して、前向きであり、周りの大人が尊敬できる存在で
あれば子供は自分で勉強するのでは。と思います。
授業についていけなくなったときに、塾ではなく、普通に教えてくれる人が
いるといいのかも。いろんなことを相談できる相手というのも含めて。
どちらにしても、子供のころからの読書はいいようなので、いっぱい本を
読ませよう!と思う母でした。
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by arinko-mama | 2012-11-02 12:43 | 読書