「おにぎりはどの角から食べるのがマナーですか?」 吉野椰枝子

ホームステイ外国人を受け入れるホストファミリーをしている方が
書かれた本です。イラストがたくさんあって、1時間ぐらいで読めます。

日本で英会話を教える傍ら、時々外国人を家で預かって、日本語を
教えている吉野さん。さらっとおもしろおかしく書いていますが、
いろいろな外国人と短い時間一緒に過ごすというのは(それも片言の
日本語しか話せないような人でも)結構大変なことだと思います。

こんな風に何事があってもどんと構えて、普段と変わらない日本の
食事を出して、気を使わないタイプの人だとうまくいくのかも。

クール・ジャパンというNHKの番組で、日本の文化について
海外の人たちがあれこれ議論するのをみるのが好きなのですが、
住んでいる日本人にしてみると当たり前のことで、その素晴らしさに
気づいていないことが多かったりします。

英語を学び始めて、海外のメディアの文章を読んだり、英語の
ツイッターを読んだりして、少し世界が広がったような気がします。
人見知りだし、典型的な日本人タイプの私が、実際に外国人と会話するのは
ちょっと気が引けるのですが、いつかちょっとでも会話ができたらなあと
思います・・・この本は、なかなか面白かったです!
[PR]

by arinko-mama | 2012-10-31 21:42 | 読書

「空き家再生ツアー」 岸本葉子

岸本さんのエッセイを読むと、考えさせられるというか、少し自分より
年上の女性の生き方が参考になります。
初の小説ということで読んでみました。
40代後半から50代ぐらいの独身女性の話の短編集。

同級生の中には独身でまだ仕事を続けている友達がたくさんいます。
親と同居している人、自分でマンションを買って住んでいる人。
パートナーと呼ぶ人といい関係をつづけながら結婚しない人。
結婚したけど子供を産むことなく離婚して、バリバリ仕事をしている人。

いろんな女性の生き方があるなあとしみじみ思いました。
陶芸教室で出会った女性4人で一泊温泉旅行に行くのですが、
大浴場に行こうとしたら、子供がたくさんいる主婦グループがいて
遅い時間に変更して入ったり・・・

幼稚園や小学校に子供を通わせている女性だけではなく、仕事をして
自分で生活をしている人もたくさんいるんですよね。
こういう独身女性の話はあまり読んだことがなかったので、
少し話の内容は現実的すぎるけど、新鮮な気持ちでした。
[PR]

by arinko-mama | 2012-10-29 10:29 | 読書

Mercy Watson Fights Crime

食いしん坊ブタのMercyが活躍するシリーズ。
今回はワトソン家に泥棒が入ります。

割と簡単な英語で書かれているので、辞書なしでも読めました。
イラストがあると、どういう状況なのか分かるし、
あまりなじみのない単語も、こういう意味なのかと推測できます。

いつもいろんな事件が起きるのに、なぜかのんびりとほのぼのしていて、
隣のおばさん姉妹も出てきてかわいいです。

(1905語)
[PR]

by arinko-mama | 2012-10-26 13:11 | 多読

「脳にいいことだけをやりなさい!」 マーシー・シャイモフ

茂木健一郎さんの訳で、この前何かの番組で紹介されていたので、読んでみました。
自己啓発の本も、ダライ・ラマの本もいくつか読んでいるので、それを総合したような
内容でした。でも、時々読み返すといろいろと勉強になります。

印象に残ったのは、スーパーでは野菜、果物、肉魚などの生鮮食料品だけから
食料を調達し、加工食品は買わないこと。
う~ん。できそうにないけど、なるべくやってみよう。

水分をたくさんとること。
夜10時に寝ること。
これも意識したいし、きっと体にいいとわかっているけれど、できそうにないなあ。

そして人間関係では、世界中のすべての人々にたいして、家族のような気持ちで
接すること。あ~これが一番苦手分野かも。
でも、なるべく頑張って接してみよう!!
[PR]

by arinko-mama | 2012-10-24 21:37 | 読書

「皿と紙ひこうき」 石井睦美

先月まで住んでいた大分県の話だったので、読んでみました。
主人公が中学校から高校ぐらいまでの女の子で、ちょうどそのころ
いろんなことを考えていたことを懐かしく思い出しました。

イマドキの言葉の会話ではなく、九州の方言まじりの普通の女の子の
会話だったので、とてもさわやかで、やさしい印象を受けました。

陶芸を生業とする一家に生まれ、友人が家族で行くレストランで
自分の家で作った陶器を扱っていて、それをほめられると、ちょっと
誇らしい気分になったり・・・

一旦東京に出ても、最後はまた故郷に帰ってくる若者の話を時々
耳にします。そんな故郷を愛する気持ち。そういうあたたかい
気持ちが伝わってくる一冊でした。
[PR]

by arinko-mama | 2012-10-22 21:46 | 読書

「松本隆対談集 KAZEMICHI CAFE」

松本隆さんの詩の世界はとてもきれいで・・・
私が初めて買ってもらったレコードは聖子ちゃんのA面「瞳はダイアモンド」と
B面「蒼いフォトグラフ」なんですが、当時はユーミンのことをまだ知らなくて、
あとでユーミンが作っていたことを知るのですが、聖子ちゃんが好きというよりは
歌詞とメロディそのものがとても好きで。

そのユーミンとの対談も含めて16人の方との対談集です。
私が特によかったのは、ユーミンと是枝監督と薬師丸ひろ子さんと藤井隆さん。
是枝監督の映画はまだ見たことがないのですが、いつかみてみたくて。
詩を作る人と、映画を撮る人の共通点のようなものがあって、とても興味深かったです。

最近の曲も娘と一緒に聞きますが、なかなか詩を含めてその世界観が頭の中に
思い浮かぶようなドラマティックな曲があまりなくて、やはり自分が昔好きだった曲が
恋しくなります。
[PR]

by arinko-mama | 2012-10-18 11:03 | 読書

携帯が欲しい

昨日、上の娘がポツリ。「携帯が欲しい」
今のところ、塾通いなどはしていないので、携帯の必要を感じず、持たせていません。
周りの子が持っていて、自分だけ持っていないと思っているようです。

小学校時代の友達や、前の中学校で一緒だった友達と手紙や電話で話したり
しているのですが、長電話になると私も注意したりしていました。
こちらに住んで、中学校も変わり、自分の部屋もできたので、少しさびしいと
感じたり、一人で考える時間も増えてきたのかもしれません。

学校であったことや、自分に関することはたくさん話すのですが、
下の子の幼稚園の話や私の話にはあまり興味がない感じです。
聞いていても、頭の中は他のことを考えているような・・・
勉強も新しい中学校に入ってからは、テストが終わったばかりだったせいも
あって、あまり熱心にしていないような気がしてしまいます。

そんなことが気になり始めた矢先に「携帯が欲しい」と言われたので、
寂しい気持ちや、前の友達と話したい気持ちも理解できるような気がして、
でも、自分が中学生の頃は携帯なんてなかったし、電話をすることもほとんど
なかったし、手紙をせっせと書くしかなかったからなぁ・・・と。
昨日の夜は少し考え込んでしまいました。

だんだんと大人になっていく過程を見守るのも親の役目ですね。
下の子は幼稚園にすっかり慣れて、あまり世話がやけなくていいのですが、
上の子は何かと初めてのことが多くて、心配なことがたくさんです。
[PR]

by arinko-mama | 2012-10-18 10:51 | つれづれ

Mercy Watson To The Rescue

ブタが好きなので、ブタさんが主人公の物語を選んでみました。
ブタのmercyはワトソン夫婦の家に飼われていて、暗闇が嫌い。
夜眠るまで歌を歌ってもらえますが、歌が終わると部屋は真っ暗。
怖くて眠れません・・・

そこでmercyはワトソンさんたちのベッドで一緒に眠りました。
夢にはたくさんのバタートースト。おいしそうです。
ところが、ワトソンさんのベッドが大変なことに・・・

というお話。にぎやかでかわいらしくて、読み終わった後
あたたかい気持ちになるいいお話です。
動物が出てくるお話は、子供が読んでも楽しいでしょうね!
ブタ好きな人におすすめです♪

(1929語)
[PR]

by arinko-mama | 2012-10-17 11:00 | 多読

「ぜんぶの後に残るもの」 川上未映子

川上さんの「ヘヴン」を読みたいと思いつつ、長そうで重そうでまだ読んでいません。
彼女のエッセイは、少し哲学的で、感性が豊かな表現で好きです。

震災直後に書かれている文章が最初の方にあって、当時の日本の状況が
よくわかり、自分がその時に思ったり考えたりしたことをいろいろと
思い出しました。

ネットをみてもいろいろな情報が飛び交っていて、花見を自粛しようとか、
東北のお酒を買う動きとか、CMで芸能人が頑張ろう!と連呼していたり、
東京から逃げる(この表現はどうか?という川上さんの意見も含めて)
日本人や外国人のニュース、などなど。
みんながどうしていいのかわからず、どこに怒りをぶつけていいのかわからず、
ただ目の前の仕事や状況に右往左往していた時期でした。

そのほかは普通のエッセイでしたが、悲しみ先取り症候群の話や、
ストレスの話、「ZZZZ・・・・」の読み方(私はズズズ・・・)の話など
普段あまり考えたことのない視点でいろんな話をしてくださっていて、
なんだかおもしろかったです。
[PR]

by arinko-mama | 2012-10-12 11:37 | 読書

「再び、立ち上がる!」 河北新報社編集局

仙台の図書館には震災関連の本が多く並べられています。
その数の多さに圧倒されました。九州ではまだ少なかったです。(今はわかりませんが)
河北新報を読み始めて、被災者の今を取材している記事が多く、
毎日のように、その人の人生について考えさせられます。

この本は3・11当日から数日後、どの施設でどのような対応をして、
どう助かり、どう過ごしたのか。TVでのいろいろな加工された情報ではなく、
本当に事実のみを淡々と記録されていて、その想像力をはるかに超える壮絶な
内容に、津波のすごさ、人間の力のすごさと同時に無力感と、被災者の立場
だったら自分はどうしただろう。といちいち考えずにいられない内容でした。

自分の家族とは全然連絡がとれない、家も流されてしまったであろう、それでも
目の前の仕事を一生懸命にこなす人々。本当にすごい。その精神力の強さに
頭が下がる思いです。そしてこの取材をした新聞記者の方々。体調を崩した
方もいたようで・・・それでも、その瞬間、その後の人生を記録して、のちの
災害時に参考にするという点で、とにかく数多くの人たちに読んでほしいと
この本を強く勧めたいと思います。
[PR]

by arinko-mama | 2012-10-11 11:36 | 読書