「グローバル化時代の子育て」 尾木直樹

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春から上の子が中学生になりました。これから期末テストで大変そうです。
小学校では一人の先生が全部の科目を教えてくれていたのに、中学校になると
担任の先生、他の科目の先生、部活動の顧問の先生と、たくさんの先生と
かかわることになる。親から何か相談したい、聞きたいと思っても、誰に?と
とまどうところがあります。

担任の先生一人の仕事も本当に忙しそう。。
教科は一つですが、他のクラスの授業もあるし、毎日日記のようなものもあるし、
土日は部活動の顧問もあるし、時々学級だよりもあるし、行事もたくさん・・・
その上、保護者との懇親会や、地域懇談会まであるとか。
まだ一学期なのに、こんなに忙しいと、なかなか自分の時間がとれないのでは?

尾木先生が上海で視察された教育現場の様子をみていると、英語で自分の意見を
言えるように。と内容もグローバル化を意識しているようです。
こういう情報をたくさんの人が知ることによって、教育現場の現状が少しずつ
変わっていくかもしれませんね。

子どもへの接し方などへのアドバイスも載っていますが、とても参考になります。
これから思春期を迎えて、難しい年ごろになりますが、きちんと向き合って
よき相談相手になれたらいいなあと思います。
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by arinko-mama | 2012-06-26 23:26 | 読書

「最後の小学校」 秋山忠嗣

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震災のときに東北の海側に小さい島がいくつかあって、
そこの人々が避難できず取り残されているという話を聞きました。
日本にはいろいろな小さい島があるのだなあ。と思い、それから
TVなどで離島の生活を取り上げているとみたりしています。

この最後の小学校の舞台も佐賀県の唐津から船でしか行くことのできない
小さな島。40人ほどいた児童も、最後のさつきさん一人になり、彼女一人の
ために秋山先生が奥さんとともに島で生活をすることになりました。

新聞もない、郵便配達もたまに、スーパーもない・・・というないないづくし。
さつきさんは子供一人、いるのは高齢者がほとんどという島。
そんな中、どんなふうに過ごすのか。秋山先生はあれこれ工夫して考えて、
さつきさんが中学校に進み、将来つらい思いをした時も、小学校時代を思い出して
あの時は楽しかったと思えるような小学校生活の思い出を作ってあげたかったとのこと。

一対一で向かい合う授業、あまりきつく叱ると・・・と思い、言えなくなってしまう
複雑な気持ち。先生も悩みながら一日一日を過ごしているのだなあということが
伝わってきました。さつきさんが将来、どんな大人に成長していくのか、楽しみです。
今後少子高齢化で、こういう小学校が増えていくのかもしれないと思うと
複雑ですが、子供はどんな環境でも強くたくましく生きていくんですね。
先生を目指している人、子育て中の人にぜひ読んでほしい一冊です。
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by arinko-mama | 2012-06-26 15:20 | 読書

「グリーン経済最前線」 

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グリーン経済という言葉を初めて知りました。
専門家によると、環境負荷が大きい20世紀型の経済を「ブラウン経済」、
自然環境と調和した新たな経済を「グリーン経済」と呼ぶのだそうです。

3・11の震災以降、エネルギー問題が議論されています。
今日は大飯原発を再開へ。というニュースが報じられていました。
原発事故があって、もう原発は使わないで、代替エネルギーの道を模索するのかと
思ったのですが、こうして徐々に原発に戻るのかな。と思いました。

この本を読むと、世界ではグリーン経済にシフトしている国々がたくさん
あるようです。そのことを知ることができただけでも読む価値ありです。
こういう動きが新しい雇用につながっていくと、なおいいのに。と思います。
日本はこれから、グリーン経済への道を少しずつでも歩んでいくべきです。
もう少し世界の国々の動きについて知りたくなりました。
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by arinko-mama | 2012-06-16 22:53 | 読書

「個を見つめるダイアローグ」 村上龍×伊藤穣一

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NHK教育の「スーパープレゼンテーション」というTEDのプレゼンを紹介する番組。
最近、英語の勉強のためにみていますが、番組ナビゲーターをしているのが伊藤穣一さん。
世界的視野ですべてのものを見ている方と、村上龍さんの対談とのいうことで
興味を持って読みました。

まだ震災前で、ホリエモンのライブドア事件があったころのこと。
日本のIT業界の経営者が六本木ヒルズに集まっていて、野球の球団の買収の話や
マスコミの買収の話が出ていたり・・・
でもこの二人の話からは、世界のセレブや経営者はもっと違うところにお金を
使っている。アフリカの危機を救うとか。ブラジルのバンドを日本に紹介するとか。
それもビジネスに結びつけるのではなく。

日本は平和すぎるので、あまり危機感がない。もう少し世界的な視野をもって、
一人で海外に出て、日本人の評価をあげていこう!という話。
このころはまだ、震災が起きる前だったけれど、日本は海外で起きている地震や
災害からもっといろいろなことを学ぶべきだ。とか既にもう伊藤さんが言っている。
そして「skypeという会社」という形で、世界をマーケットに横に広がる会社を
例に出しているけれど、今はそのskypeのサービスが世界中をつなげています。

これからは、国全体で何かをする、トップダウンで何かをする、というのではなく、
一人ひとり、「個」が発信して、表現&発信していくことが必要。
震災後、国に頼らずNPOなどで活動している人たちはたくさんいるし、
だんだんと国やマスコミに頼る方法以外の手段で、いろんなことができるように
なっているので、この二人が言っていたことが現実になっていると思います。
未来を先取りしているところがすごいです。とてもいい対談でした。
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by arinko-mama | 2012-06-14 13:28 | 読書

「これからもそうだ。」 田中慎弥

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芥川賞の会見で、一躍注目をあびた作家さん。
山口県の下関出身ということで、その周辺を歩いたエッセイや、
自分の生い立ちや、仕事に対する姿勢のようなものが書かれています。

高校を卒業した後、仕事をせずに家にいて、作家になったという
ちょっと一般の人とは違う道を歩いている方ですが、
そういう人もいるし、毎日毎日必ず少しずつ本を書いているという
もう作家で生きていく覚悟が伝わってきて、一本筋が通っているという
感じがしました。

故郷が観光化していくことについても、少し一歩引いたような眼で
見ている感じで、本が電子書籍化することについても、肯定するでも
否定するでもなく・・・あまり主張しない感じが、とらえどころのない
性格に感じます。

本を読んでみようかなと思ったのですが、先にこのエッセイを読んでみました。
印象は変わらず。いくつか読んだ本のタイトルを書かれているので、
その中から読めそうな本を私も読んでみようかと思います。
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by arinko-mama | 2012-06-07 19:27 | 読書

Song of middle C

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ピアノを習っている女の子の話。
もうすぐ初めての発表会。
森の妖精が踊るという内容の曲を弾くことになっていました。
ピアノの先生は、想像力を豊かにして、その曲を弾くようにと言います。

彼女は最後。何人もの子供たちが並んで自分の番を待っています。
いざ、彼女の番になると、曲のことはすっかり頭から消えてしまいました。
そこで彼女は即興で Song of middle C という一つの指だけで演奏する
曲を演奏したようです。(訳があっているかわからない)
すると観客からは拍手喝采!先生や家族からも誉められます・・・♪

私はピアノを習っていたことがないけれど、子供は発表会などでとても
緊張しますね。そのとき、長い間練習していたことよりも、即興でしたものが
かえってみんなの感動を得たりするものです。
なんだかかわいらしい絵本でした。

(554語)
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by arinko-mama | 2012-06-06 12:11 | 多読

「いいかげんな青い空」 椎名誠

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アサヒカメラという雑誌に連載されていたものをまとめたもの。
最近はTVなどでいろいろな国の街歩きスタイルの旅行番組や、
国内のあちこちへいく番組が増えてきて、時々みて楽しんでいますが、
椎名さんが行っている旅行先は、あまり旅行者が訪れない場所がほとんど。

行くまでに3日もかかるロシアの最東端の地域だったり、砂漠だったり、
島だったり・・・そこで撮影された写真はとても貴重。
そして写真を撮られたことのない子供たちの表情がなんともいえません。

地図をみるのも好きなので、上の子が持っている地図帳を貸してもらって、
なんとなく位置を確認してみたり…(地名は載っていないことが多いけれど)
この地球上にいろんな国があって、いろんな人々がそこで生活している。
そのことがとても安心できるし、そしてその人々に興味がわきます。

今、少しずつ英語を勉強していますが、TVで英語を話している人のちょっとした
言葉を聞き取れると、とてもうれしくなります。(早いと全然わからないけど)
世界のいろんな人の考え方、生活スタイルが分かるととても面白いですね。
椎名さんのように冒険はできないけれど、その記録を読むことで、一緒に
旅をしたような気分になりました。
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by arinko-mama | 2012-06-06 11:09 | 読書