「マボロシの鳥」 藤城清治 太田光

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まだ原作の方は読んでいないのですが・・・
藤城さんの影絵は、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」などでもみたことがあって、
とても素敵ですよね。小さいころはカルピスでもおなじみでした。

太田さんとはラジオで共演したことがあって、原作を読んだときに
こういうメルヘンは僕が影絵にしたい。と強く感じたそうです。
太田さんの原作は賛否両論あるそうですが、藤城さんがそう感じたという
時点で、素晴らしい作品であることは間違いないと思います。

人は、人を楽しませることに生きがいを感じる。ということ。
どの世の中にも通じるテーマです。
震災のときも、美容師さんは髪を切りに、歯医者さんは歯を治療しに、
歌手は歌を歌うこと、役者さんはメッセージを伝え、
何もできない私は、ただ笑顔で家庭を明るくすること。

そして、ラストメッセージとして、時空を超え、距離を超えて、
人々はつながっているのだということ。
これは最近私も感じることで、歴史を知りたいと思ったり、
世界に通じる英語を身につけたいと思ったり、と
自分が今生きていることで、こうしてブログをアップすることで、
何かほかの人に影響があるならば。ということ。

太田さんが作家として本を書いたのも、過去の作家さんの書いた
本をたくさん読んできたからこそであり、それを藤城さんが影絵にして、
こんな風に後世に残る作品になり、たくさんの人が読むことにつながる。
とてもいい話だと思います。二人の才能に感謝です!
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by arinko-mama | 2011-06-30 13:22 | 読書

「望郷の道 上下」 北方謙三

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北方謙三さんの本はハードボイルドというイメージで、一冊も読んだことがなかったのですが、
九州を舞台にした物語ということを知り、読んでみました。
上下巻というボリュームを気にすることなく、スラスラ読めました。

前半は夫婦の恋愛物語として、おすすめ。
時の流れとともに子供が生まれ、家族の幸せを身に染みる夫婦。
二人の正直で、とても熱い生き方に元気をもらえます。
九州弁が慣れない人もいるかもしれませんが、いつも聞いているせいか
私はすーっと読むことができました。

後半は経済小説として。台湾へ行き、菓子屋を営むのですが、
人材育成、他店との販売競争、原料の取引など、とても勉強になります。
商売の基礎がしっかりしている店こそ、成功するんですね。
夫婦の絆。使用人との絆。いろんな人と人との関係を大事にする二人が
とても魅力的でした。
一本、筋の通った九州人の生き様を読むことができます。おすすめ!
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by arinko-mama | 2011-06-28 11:47 | 読書

歯医者通い

最近、歯医者に通っています。
パパの会社の関係で、健康診断で指定の歯医者に行っていますが、
丁寧で、良心的な歯医者さんです。

奥に親知らずが曲がって生えているのを発見され(!)、
それを抜いたのが大変でした。
その後、消毒にずっと通院しています。

治療をしているとき、治療台に仰向けに寝ていると、
そこで流れているのがラジオ。FMかな、AMかな?
この前、聖子ちゃんの赤いスイートピーがかかっていました・・・

赤いスイートピーを聞きながら、
こうやって歯を治療してもらって、まさに自分は生きているのだ。
小さい頃から虫歯を治療してきたなあ・・・。
被災地の人は歯を治療してもらっているとか、ニュースで
やっていたなあ。私は涼しいなかでこうして歯医者さんに
きちんとみてもらえて、無事過ごせてうれしいなあ。と
歯医者さんに感謝、歯科衛生士のお姉さんたちに感謝。
大きく口を開けながら、ふといろんなことを考えてしまいました^^

下の子は昨日、歯科検診でした。虫歯0でした。ホッ♪
もうすぐお迎えの時間です。
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by arinko-mama | 2011-06-24 14:53 | つれづれ

あ、暑い・・・

扇風機なう。

6月ですよ、まだ。でももう35度とか、すごいですね。
エアコンつけずにしのいでいます。

「PCのディスク領域不足です。」のメッセージがでています。
新しいPCに買い換える予定です^^
なんか、昔買ったときよりは値下がりして、音楽データなんかも
たくさん取り込めるようで。(そういうの使ったことなくって・・・)
どんなのにしようかな。ワクワク。

茂木さんに感化されて、英語twitterをはじめていますが、
自分の英語力のなさを痛感しています。
あまりの極貧ボキャブラリ英語なので、アカウントは秘密です。

なるべくNHK-Eテレの語学番組をみたり、聞いたり、
英語のHPをみたりと、いろいろしています。
大学入試は超長文読解だったので、読むのはまだいいのですが、
ヒアリングと会話が全くダメ。文法も単語も忘れまくりです!
でも、継続は力なり。と信じてがんばります~。
娘も学校で週一英語やってますしね、教えられないと困る・・・。

それにしても暑い・・・娘たちは二人ともプールです。いいなあ♪
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by arinko-mama | 2011-06-24 14:28 | つれづれ

「RURIKO」 林真理子

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少し前にTVの対談番組で、美川憲一さんと佐久間良子さんとの対談を収録した後、
これから舞台の準備で忙しいのよ~といった感じで、去っていった浅丘ルリ子さん。
同じ女性として、とても素敵だなぁ~。と思いました。

そういえば、林真理子さんの小説で「RURIKO」という本があったなあ。と
思い出し、読んでみました。
ある程度、当時話題になった事柄をつなぎあわせたんだと思いますが、
昔の映画スターさんの名前がどんどん出てきて、面白かったです。

ルリ子さんが出ている映画をみたことは残念ながらなくて、
石原裕次郎さんや美空ひばりさんも、当時の姿は少ししか記憶にないですが、
今の芸能人と違って、「スター」というオーラが出ていたように思います。
一度の結婚、離婚もしたけれど、それを悔いることなく、今でも恋をしています。
というルリ子さん。出演されている作品をみてみたくなりました。
芸能生活56年。旭日小綬章を受賞されたとのこと。おめでとうございます!
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by arinko-mama | 2011-06-19 00:16 | 読書

「天頂より少し下って」 川上弘美

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5月に出たばかりの新刊です。
時々、なんだか読みたくなる川上さん。文章がうまいです。

今回は短編集。過去のアンソロジーに収録されているものがいくつか
あるようですが、あまり恋愛小説のアンソロジーとかは最近読まないので、
すべて初読みのものばかりでした。

特に気に入ったのは、「夜のドライブ」。
40歳、独身女性。母と二人の旅行先でドライブに出かける。
その女性の心理描写がとてもうまくて、自然な流れで、
短編なのに、一本の単館上映の映画をみているような・・・

他の恋愛ものは、時々不思議な川上さんワールドになったりして
?と思うものもありましたが、でもなんだか最後まで読んでしまう。
相変わらず、何かを食べているシーンはおいしそうだし。
タイトルのつけ方も装丁も含めて、いいですね~。
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by arinko-mama | 2011-06-11 22:49 | 読書

「人生の使い方」 平安寿子

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夫の定年後、夫婦でどんな風に過ごすか。
ちょっとユーモラスに、ちょっとシリアスに描かれた一冊でした。

少し先の話だけれど、この先どんなことが起きるか分からないし、
とりあえず、今を大事に過ごしていくので精一杯。
シリアスな場面では、考えさせられました。

こういう本は読んでいてもため息がでちゃいそうで、やっぱり
しんどいなあ・・・同じ世代の人は、そうそう。とうなずけるところも
あるのかもしれないけれど。
しかも梅雨に読むんじゃなかったなあ~。
もう少し明るくなる本を選ぶようにします(笑)!!
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by arinko-mama | 2011-06-10 14:31 | 読書

追悼 児玉さん

児玉さんの「アタック25」、毎週みていました。
ユーミンのラジオがちょうど日曜午後1時スタートなので、半分だけ
聞いて、25分から、「アタック25」という・・・
いつも熱のこもった、楽しい司会ぶりが大好きでした。

そして、BS2の「週刊ブックレビュー」。こちらも時々みていました。
本好きな児玉さんにピッタリの番組で。
作家さんや著名人さんが、最近読んだ本を持ち寄って
オススメポイントを語り合うもの。
読まないジャンルの本の紹介もあって、興味深くみたし、
HPのバックナンバーは、本を探すときにチェックしていました。

児玉さんを生でみたのは、一回だけ。
高校の修学旅行で京都に行ったときでした。
お寺の中での撮影だったらしく、後ろからでしたが、
座っているだけでその背中から品のよさが伝わってきました。

今日、「週刊ブックレビュー」の児玉さん追悼特集をみました。
こうして映像では見ることができるけれど、今の児玉さんをもう
みることはできないんだと思うと悲しくて泣けました。
映し出された児玉さんの書庫は小さな図書館のようで、
本について語る児玉さんはいきいきとしていました。

大先輩が亡くなってしまい、ただただ寂しいばかりです。
児玉さんが過去にオススメされていた本を探していくつか読んでみたい。
そんな風に思いました。きっとファンの人は同じように思っている
ことでしょうね。とっても残念ですが、私も児玉さんのように一生
本好きでいたいなあ・・・と思います。
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by arinko-mama | 2011-06-03 13:56 | つれづれ

「人生って?」 よしもとばなな

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しみますねぇ~。この問いかけ。
少し前まであまり考えたことがなくて、目先の悩みばかり気にしていました。
子供を二人産んで、下の子が幼稚園に入園したのが去年。
その後、東日本大震災があったころから、人生というものについて
深く考えるようになってきました。

読者のみなさんの問いに、ばななさんが答えるというもの。
ほんとうの優しさとは何か?
どうしても毎日苦手な人と会わなければならない
付き合った人と別れたのにまだ好き
同じ環境で仕事、飽きずに続けていくコツ

高齢出産で不安
子供がなかなか授からない
幼稚園に通う子供がいじめにあっている
一緒に暮らす相手と食べ物の好みがあわない
家族も友達も彼氏もいるのに淋しい
大切な人が自殺してしまったら

などなど・・・どれか一つは自分の悩みと似ているところがありそうな
問いかけばかり。
大人になって、ある程度歳を重ねると、昔自分が悩んだことが
とても小さなことだったような気がしたり。
同じように悩んでいる人に、がんばれ!と応援したくなる気持ち。
こんな風に少し年上のお姉さんに相談に乗ってもらえると
心が楽になりますね。小説もいいですが、この本もオススメ!!
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by arinko-mama | 2011-06-01 13:26 | 読書