「サマーバケーションEP」 古川日出男

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古川日出男さんの本、初読みです!
20代ぐらいの人が雑誌で紹介していて、読んでみようかな。と本棚でパラパラ。
この本が入りやすそうだったので、読んでみました。

夏休み。井の頭公園からスタートします。
ちょっぴり実験的小説風の出だしで、戸惑いましたが、面白いかも。
井の頭公園、昔行ったなあ~。
あそこでボートに乗るカップルは、別れるよとかいう伝説があるんですよね。
その話ももちろん出てきて、いいアクセントになってます。
公園に行ったことある人はぜひ読んでみてください!!

偶然井の頭公園で出会った大人三人。
それから海まで行ってみよう!と、川沿いを歩いて、歩いて、歩いて・・・・
だんだん人数が増えたり、減ったり。
なんという出来事もなく、だらだらと。
大人になってから、こんな風に一日ぽっかりあいて、
何にも考えることなく、ただ散歩をするなんて、ないなあ~・・・

夏休みだから、途中に登場するアイスや、ミスドのドーナツ。
う~ん、おいしそう。みんなで違うのを食べたりするの。
学生時代は、学校の帰りにみんなでアイス食べたなあ。
そんなことを思い出す、かわいく懐かしい夏休み。なかなかいい感じです。
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by arinko-mama | 2011-05-31 13:43 | 読書

ストレス解消法かぁ~。

心と体を癒すストレス解消法&癒しの一枚!エキブロのトラックバック。
5月になって、上の子の行事がたくさんあって、気温も上がったり下がったり。
ちょっとお疲れ気味で、朝もギリギリまで眠っています。

下の子は年中になって、新しいお友達がクラスに増えて、
それなりに気を使っているのか、(?)この前嘔吐して、いまだに食欲があまり・・・
夜中、私がトイレに行ってたら「ママ~」と呼ぶ声。すぐ気がつくし。

いつも季節の変わり目に体調を崩しがちなパパが今のところ無事なのが
とても不思議です。

さて、ストレス解消法。
読書もそうですが、本を読んでいるばかりではいけないので、
子供たちと一緒に童心にかえって遊ぶことです。
涙がでるくらい笑うと、結構ストレス発散になりますね~。
雨のおかげでこの週末はのんびりできました。

最近、幼稚園でおぼえてきたうた。

  きのう、みどりのかえるがね
  おおきなはっぱのうしろでね
  お天気つづきでかなわんと
  空にお祈りしたんだよ
  だから今日はあめふり だから今日はあめふり

かわゆい。
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by arinko-mama | 2011-05-30 06:25 | つれづれ

「永遠の七日間」 マルク・レヴィ

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書く本、書く本、フランスでベストセラーになっているという作家さん。
表紙の写真も素敵だし、訳者さんのあとがきにラブコメと書いてあったので、
なんとなく想像して読んでみましたが、少し雰囲気が違いました。

ストーリー展開はハリウッド映画のようなスピードで、
映像にしてもきれいそうだし、会話もオシャレな感じ。ですが、
男女の設定が、世界を二分する天使の女性と悪魔の男性が、
運命的に出会ってしまい・・・お互いのことを本当に必要に感じてしまい、
でも自分の身が天使であり、悪魔であるがゆえに、苦しむ・・・という。
(ハリウッド映画の「Mr.&Mrs.スミス」をちょっと思い出しました。
お互いが、敵対組織に所属している殺し屋という夫婦の話。)

少し宗教的であり、哲学的であり・・・フランスの人はこういうのが好みなのかな。
私もフランス語が理解できたら、ニュアンスとかが分かるのかな。
海外文学を読むときにいつも思うのは、やっぱり原書で読むのがいいんだろうな。と
いうこと。あと、その国の文化とかを理解していればもっと・・・ということ。
でもなんだかこの作家さん、気になるので、他の作品も読んでみたいです。
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by arinko-mama | 2011-05-27 13:23 | 読書

「神去なあなあ日常」 三浦しをん

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昨日は和歌山県で全国植樹祭が行われたようですね。
この前「木を植えよ!」という本を読んで、植樹することの大切さを学びました。
「神去なあなあ日常」は林業についての本だということを知り、ずっと読みたいと
思っていましたが、いつも貸出中で・・・。

神去村というのは架空の村ですが、設定は三重県中西部、奈良との県境近くに
ある村とのこと。そこに高卒でいきなり横浜から一人「緑の雇用制度」ということで
研修生としてやってきた勇気の奮闘日記。

木は植えるだけではなく、その後のケアもとても大事。
そして、山は神さまであり、常に敬意をいだくこと。
山の周りに林業で生活をしている男たちと、その男たちを支える女性たちがいて、
その子供や、動物たちも共存している。

そんな一見のんびりとした、でも厳しい自然と向き合った生活が楽しくて、
休みに都会に戻っても、二日で帰ってきてしまう勇気。
勇気がこのまま林業を続けるかどうかは分からないけれど、
そんな若者がいてもいいかもしれない。

どんな職業がいいのか、どこに住むのがいいのか。震災を通して考える人が
増えているかと思います。今までの仕事ができなくなって、違う職種に転職
せざるを得ない人もいると思います。どこに住んでもどんな仕事でも、
何かの役にたって働けることが喜び。そんな風に感じました。
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by arinko-mama | 2011-05-23 14:10 | 読書

「さいでっか見聞録」 富安陽子

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雑誌「クーヨン」に連載されていたものとのこと。
「クーヨン」は図書館にあるので、時々かりて読みます。
本の紹介もあったりして、参考にしています。

富安陽子さんは、絵本の「まゆとおに」などのシリーズを読んだことがあって、
上の小6のねーねが「シノダ!」シリーズが面白いといって何冊か
読んでいました。ご本人も読書家で、ムーミンやメアリーポピンズを
小学校の頃から読んでいたとか。

私より少し先輩のお母さんなので、子育てのことや、子供の頃の時代と
今を比較しての一言。とか、面白おかしく読みました。
子育てをしながら、執筆もしているなんて、よくできるなあ。と感心します。
現実の生活を送りながら、あのようなファンタジックな世界へと
頭を切り替えることができるということが不思議・・・
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by arinko-mama | 2011-05-22 23:26 | 読書

「ひそやかな花園」 角田光代

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毎日新聞日曜くらぶに連載されていた作品です。(20094月から一年間)
小さい頃、家族と一緒に年一度だけ訪れていた別荘のような場所。
そこには同じように小さい子供たちを連れた何組かの家族が集まり、
大人たちはお酒を飲んでバーベキューをし、子供たちは一緒に遊んだ。

しかし、ある年を境にその場所に行かなくなった。
両親に聞いてもそのことには触れたくないようだった。
そんな過去をもった子供たちがやがて20代後半ぐらいになり、
再び集まり始める。自分たちの過去を知るために・・・

自分の過去を探っていくという設定はよくありますが、
それが複数で、しかも共通の過去を持っていて、結婚や出産を迎える
年齢であるということがこの作品の秀逸なところです。

子供を育てる頃の年齢になると、その頃の両親の気持ちが分かるようになり、
そして、両親が自分に対してどう接してくれていたか、思い出します。
ネタばれになってしまうのでここでは書きにくいですが、
家族とはなにか、生きていくこととは何か、幸せとは何か。
いろんな登場人物のいろんなセリフ、一つ一つに重みがあって、
よく書き分けられているなあ。と思いました。

賢人が咲に温かい言葉をかけてもらうシーンが好きです。
初めて自分の気持ちを静かに手を握って聞いてもらえたことで、
賢人が涙を流します。こんな風に自分の気持ちを分かってもらえる
人が近くにいるということが、幸せなんだと思いました。
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by arinko-mama | 2011-05-16 12:54 | 読書

「未来圏からの風」 池澤夏樹

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1995年、3月にTVの番組で放映されたもののようです。
その頃はまだ都内で保険会社の総合職として働いていました。
もっぱらミステリばかり読んでいた頃。
そして、まだ気象情報なんて気にもせず、自分のことだけ考えて生きていれば
よかった頃。こういったドキュメントにも関心をもっていなかったでしょう。

それから結婚して、子供を産んで・・・いろんな本を読んできました。
今回の震災で、原子力発電所が福島の海沿いに並び、そこで作られる
電気が東京など関東全域で使われていること、そしてすさまじい地震が起こり、
津波が人間の作った堤防をあっさりと超えてしまうこともあるということ、
原子力発電の危険性、放射性物質のこと、代替エネルギーがいろいろと
研究されていること。などを知りました。

ちょうど最近今までより私にとっては背伸びした、少しレベルの高い本を読んで
いたときだったので、池澤夏樹さんのこの分厚い一冊に挑戦してみました。
ダライラマ氏と星野道夫さんへのインタビュー、宮沢賢治の詩、そして自然との
共生をしている世界の国々を訪れるレポートはとても興味深く読みましたが、
私の苦手な科学分野の話は、分からないことが多かったです。

ヒマラヤ、アラスカ、バリなどの国々についてのレポートを読んでいて、
日本のように高度経済成長を続けてきた先進国に住んでいると、
確かに便利だし、居心地もいいし、最先端の技術に囲まれているけれど、
震災で節電とかいろいろ考えるうちに、もう成長し続けなくても、現状維持でいい
のではないか。そんな風に感じます。

新幹線が最短とか、今度はリニアだとか、そういうんじゃなくて、もう少し一人一人の
生活が充実できるような仕組みで経済が回っていくといいなあ。と思います。
他の国のいいところを日本にも取り入れたいですね。
もう少し自然を大事にしている国について、知りたくなりました。
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by arinko-mama | 2011-05-13 11:39 | 読書

「来ちゃった」 酒井順子

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大人向け高級女性誌(とご本人が紹介している)「Precious」に連載されていたもの。
「きょうの猫村さん」のほしよりこさんがイラストを担当されていますが、
とってもいい感じ。こういうなんとな~くなイラストが上手な人ってすごい!

日本の津々浦々をのんびりと鈍行でめぐる旅。
私は電車は好きですが、船が苦手なので、この旅に同行するのは無理そう。
星野村、東京タワー、パレスホテル、房総半島、安芸の宮島などなど、
自分が行ったことのある場所をそう、そう。と確認しました。

なかには仙台や福島など、今震災で大変な地域を訪れていたりして、
今、どうされているのかと心配です。スパリゾートハワイアンズの
フラガールの方たちは、全国巡業に出るというニュースを読みました。
「フラガール」の映画もみました。素敵な踊りを続けて欲しいですね。

毎年この時期になると、次の休みはどこに行こうかな。
夏休みはどうしようかな。とか、考え始める頃ですが、今年はまだ
そういう気分になれません。近場でちょろちょろ楽しみ、無事一日が
終わったことを感謝しつつ、子供の寝顔を見ながら眠りにつきます。

まだ時々余震があるようですね。東北の方々、不安な日々を過ごされて
いることでしょう。募金箱をみかけると募金をするぐらいしかできませんが、
いつも頭の片隅に被災地のことがあります・・・
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by arinko-mama | 2011-05-09 00:30 | 読書

「木を植えよ!」 宮脇昭

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前からずっと気になっていた一冊。
横浜国立大学名誉教授の宮脇昭氏。
宮脇方式といわれるポット苗で植林をしていて、80歳を超える今でもずっと
植樹活動を続けていらっしゃる偉大な人です。

日本には鎮守の森といって、集落に神社があって、その周りには
必ず囲むように森が設定されていたのですが、神社合祀令によって
神社の数が減らされた過去や森林伐採などによって少なくなって
いるという現状があります。

宮脇方式というのはどんぐりを拾って、それをポット苗の形にし、
土地にあった木を植樹していくという方式で、この本の中にも
ポット苗の作り方や植樹の仕方も詳しく書かれています。

木の種類についての知識も得られるし、災害に強い木についても
述べられていて、日本人が昔から森とともに生きてきたこと、
そして子供たちの未来に備えて今こそ植樹をしていく必要があること。

震災後、東北が復興する際にも、宮脇さんのような素敵な考え方の
人たちがたくさん話し合いに参加して日本をいい方向に導いて欲しい
そんな風に感じました。

私の実家の庭にはたくさんの木があり、
椿やくちなしなどの花が咲いてとても心が和みます。
母は観葉植物を部屋の中で育てるのが好きですが、私も何か
育ててみようかな。という気持ちになってきました。
GW、緑燃ゆる季節になると、深呼吸したくなりますね。
そんな自然のたくさんある日本が大好きなので、植樹などの
イベントがあったら、いつか参加したいなと思いました。
皆さんにも是非オススメの一冊です!!!
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by arinko-mama | 2011-05-06 10:32 | 読書

「宮崎駿の地平」 野村幸一郎

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宮崎アニメ作品にこめられたメッセージを正確に理解していく本とのこと。
ジブリ作品はいくつかみていますが、一番最初はいったい何がいいたいのかな。
とぽかーんとしながら、映像は素晴らしかった!と思うことが多いです。
そのうち、何度かみるうちに、いろんなメッセージに気がついて、
とてもよくできた作品だなあとか思いはじめて、
いろんな人の分析で、もっともっと深い意味があるのだということを
教えてもらい、そうだったのかあ~。とまたびっくり。

それでも、この本を読んだら、まだまだ私の知らない背景や知識が
アニメの中にたくさんあるようで・・・
すごく、すごく深い内容だったんですね~!びっくりでした。
自然と人間との共生、少女の成長物語、アニミズム・・・
いろんなメッセージがこめられていることが分かりました。
改めてそのメッセージを考えながら、またジブリ作品を見たいと思います。
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by arinko-mama | 2011-05-05 20:24 | 読書