「名門大学の教養」

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NHKの「爆問学問」で大学の教授や学生とあるテーマについて討論したものです。
放送はいくつかみましたが、カットされているところもあって、
またまた勉強になりました。頭フル回転です。

大学の間は4年間で、その中でサークル活動なんかもしているし、
本業の勉強にかける時間は結構少ない。
しかも今なんて就職活動が大変そうで・・・
今思うと勉強できる時間がとても貴重な時間だったなあ。と・・・
一般教養の時間割なんて、自分で決めるけれど、興味のある授業を
全部とれるわけではないし、人気があってあきらめたものもあったし。

社会人になって、子育てをしていると、勉強できる時間は本当に少ない。
自分で本を読んだりするしかないわけだし。
だから、この本を読んでいて、こんな風に一つのテーマについて
いろいろ議論したり、考えたり、大人の人の難しい意見を聞いて
刺激になったりする時間があって、大学生がうらやましかったです。

世の中暗いニュースばかりで、大学もさぞかし暗いかと思いきや、
割と明るく、元気出していこう!的な発言も多く、勇気付けられました。
たくさんの若者が社会に出て、活躍することを願います。
それぞれの大学のカラーがとてもよく出ているので、これから
大学を目指している高校生にも是非読んで欲しい一冊です。
「爆問学問」はとてもいい番組なので、これからもみたいと思います。
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by arinko-mama | 2011-01-31 19:29 | 読書

「花粉の部屋」 ゾエ・イェニー

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早くも花粉症なのか、鼻水がすごくて・・・
ということではないですが、「花粉の部屋」。
クレスト・ブックスの中でも比較的短めのものを読んでみました。

最近の小説をみていると、現代の新しい家族像のような話が多く、
いくつか読んできました。
血がつながっていなくてもとても温かいつながりの家族。とか、
子育て中に行き詰って、孤独な母親の話とか。
そのたびに、こんな家族いるかな。と想像しながら読みます。

この「花粉の部屋」もとってもせつなくて哀しい少女のはなし。
といっても、虐待やいじめとかがあるわけではなく。
一緒に一つ屋根の下に住んでいるのにもかかわらず、
娘の存在に無関心な母。子育てそのものをしていない母。
別れて暮らす父のもとに向かうと、父の新しい妻とその娘が
住んでいて、居場所はなし。

常に愛を求めているのに、みんな彼女のことをみていない。
とても静かで、かなしくて・・・全編にわたって、寂しくて。
でも表現が美しくきれい。やっぱりクレスト・ブックスはいいなぁ。
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by arinko-mama | 2011-01-26 11:29 | 読書

「贅沢だけど貧乏」 沢木耕太郎

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沢木耕太郎さんの「深夜特急」の巻末にある対談をまとめた本。
「深夜特急」は未読ですが、存在は知っていて、いつか読んでみたいもの。
初めて外国に行くのは26歳ぐらいがいいとのこと。
その年齢だと、若干の世間知とか判断力がついていてリアクションができる。
という。若すぎるとあまりにもいろいろな誘惑が多いのかな。

井上陽水さんは、ふらっとロンドンに行ったりとか、思いついたら
どこかに飛ぶそうです。
お金の問題もあるけれど、そんな自由な旅をしてみたいものです。

最近は若い人が海外に留学したりすることが少ないそうですね。
海外でいろんなものをみて学んできて経験してきたことをいかして、
日本に帰ってすぐ企業につとめるとかいう仕組みがなかなかないようで。
自分も相手も何なのかコミュニケーションすること。貧乏旅行したり
するのもいい体験なのかも。

「深夜特急」の旅を終えたからこそ、いろんな人脈がふえ、旅について
大人な対談ができる沢木さんのような存在がかっこよく、対談を読んでいる
うちに、誰かと無性に話をしたくなってしまいました。
また対談もの読みたいし、「深夜特急」も読んでみたい。
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by arinko-mama | 2011-01-22 11:05 | 読書

「サン・ジャンの葬儀屋」 ジョエル・エグロフ

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フランスのさびれた田舎町、サン・ジャン。
日本で言う過疎化した田舎の小さな町のようなところでしょうか。
そこで葬儀屋を営むガングリオン。従業員はジョルジュとモロだけ。

待ちに待った葬儀がとりおこなわれるのですが、棺を持つときに3人なので、
重い、重い・・・。その上、運び込む霊柩車の後ろのトランクがあいてなくて
二人でもつはめに。ところが鍵がない・・・とうとう地面に置いてしまう(笑)。

このエピソード一つとってもクスクスと笑えるのですが、他にも
ブラックユーモアあふれる表現がところどころあって、おもしろい。
霊柩車でお墓に向かうのですが、なかなかたどりつかないところなど、
ロードムービーっぽくって、単館上映のフランス映画をみているようで、
なかなか印象深いストーリーでした。
見終わったあと、じんわりとそのよさが伝わってくるような映画。
映像にしてくれたらいいのになあ。家でのんびり一人でみたいなあ・・・
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by arinko-mama | 2011-01-20 10:53 | 読書

「絞首台までご一緒に」 ピーター・ラヴゼイ

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娘がこのタイトルをみて、「ママ、怖いの読んでるね。」と一言。
タイトルは怖いですが、内容は軽いユーモアのあるミステリです。

20代、OLをしていた頃、電車の行き帰りにミステリばっかり読んでいたころ、
ピーター・ラヴゼイの「偽のデュー警部」というのが面白くて、
そのあと「苦い林檎酒」「つなわたり」を読んだのですが、ずっと読んでなくて、
久々に図書館でみつけて、読んでみました。

ジェローム・K・ジェロームの「ボートの三人男」という小説をベースに
テムズ河をボートで旅しながらの事件解決なので、
イギリスの詳しい地図とかをみながら読めばもっと面白かったかも。と
思いました。

あとがきによると、「ボートの三人男」は1889年に書かれた小説なのに、
当時のパブやホテルなどがまだ営業しているとのこと。
ある小説をもとにまたミステリが書かれて、その跡をたどることができる
なんて、楽しいです。日本にも同じような作品があるといいですね。
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by arinko-mama | 2011-01-18 13:16 | 読書

「空中庭園」 角田光代

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キョンキョンが主演した映画だったなぁ~。と興味をもって借りてみました。
どんな秘密も隠し事もしない主義の家族。
最初っから、こんなのありえないよ。という内容にちょっとひいてしまい、
読むのをやめようとしましたが、途中からの展開にやや興味をもち、
結局、ラストまで読んでしまいました。角田さんの力はすごい。

うーん現実味はあまりないけれど、これに近い家族は結構ありそう。
私の友人は、いつも家族の行動がばらばらで、普段は何をしているのか
お互い全然把握していなくって、たまに家族が偶然揃うと、
最近どんなことをしているのか、笑顔で報告しあうそう。
遠くにいようが、なんだろうが、連絡をとりあったり、干渉することもなし。

自由でいいかもしれないけれど、私はそういうのはいやだなあ。と思った。
毎日家に帰ってくるのは当然だし、帰らないならきちんと報告連絡するべき
だし、お互い何をしているのか、しっかり知っておきたい。ある程度。
今は携帯があるから、家族に知られずに自由に人と会ったりできるけれど、
なんかそういうのもきちんと話してほしいなあ。
どこで何をしているのか分からないのに、心配もしないなんてそれなら
別々に暮らしたほうがいいし。

「空中庭園」のような家族はちょっとイヤだなあ。それだけ・・・。
でもなんか、オーバーだけど、すごくリアルにいそうな家族っぽくって。
人にあまり勧めたくはないけど、おもしろい一冊でした。
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by arinko-mama | 2011-01-15 14:26 | 読書

「ミーナの行進」 小川洋子

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ずっと読みたいなあ、読みたいなあ。と思っていた「ミーナの行進」。
ようやくよめました!!2006年からもう4~5年・・・
いつもブームに乗り遅れる私です。

私が生まれた1970年代前半の話。芦屋の洋館で過ごす日々。
当時団地に住んでいた私が飲んでいたプラッシーを髣髴とさせるあの飲み物。
一歩も外に出ることなく、買い物は御用聞きですませ、食事して
お茶して、庭でカバさんとたわむれ、読書して・・・
一年でいい。そんな日々に浸ってみたいものです。

好きなシーンは、とっくりさんとの図書館でのやりとり。
川端康成はあまり読んだことがないし、他のオススメ本も読んだことがない。
将来図書館で働きたいなあ。と思っている私ですが、こんな程度だと、
来館の人にアドバイス一つできないじゃない!と思ってしまいました。
実際、司書さんとの間でこんな会話をしているところはみたことが
ないですけど、なんだか理想です。

あとは、お手伝いさんが読みかけの本を伏せてあるときは、
絶対手を触れずに、そのままにしておく。というエピソード。
本が好きな小川洋子さんの考え方がとてもよく出ていて、素敵だなあと
思いました。挿絵がとても色鮮やかできれい。小物の使い方がいい。
こっくりさん懐かしい。いろんなことを想像して、いい感じの一冊でした。
内容もいいので、近い将来、娘にも読ませたいです。
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by arinko-mama | 2011-01-09 10:40 | 読書

「小美代姐さん花乱万丈」 群ようこ

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可愛い装丁にひかれて借りてみました。面白かったです!
群さんの三味線のお師匠さんの半生を綴っています。
大正生まれということは、私の祖母ぐらいの方でしょうか。
小さい頃から芸者さんになることを夢見ている大柄だけど、なんだか
かわいらしく賢い女の子。
子供の頃のエピソードがユニークで、笑えます。

その後芸の道へと進み、戦前、戦中、戦後を生き抜いていく
たくましい小美代姐さんに心打たれました。
どんな世の中になっても、人に助けられ、支えられ、懸命に生きること。
元気をもらった気がします。
群さんの軽快でおもしろおかしい表現に笑わされますが、書かれている
人生は山あり谷あり。大変だったと思います。
こんなお師匠さんとめぐり合えたら、人生相談なぞしてもらいたいかも。
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by arinko-mama | 2011-01-08 11:33 | 読書

「ほのかなひかり」 森浩美

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いくつかの短編が入っていて、読みやすかったです。
一番最初の話だけ少し紹介すると、ある日突然、夫が交通事故で
亡くなってしまう・・・残された息子とともに呆然とする妻。
悲しみの中、夫がもっていた携帯電話にメールを打つことで心の整理を
していきます・・・

自分の身に置き換えるととても悲しく、もし、いつものように見送った
家族が交通事故で亡くなってしまったら・・・といろいろと感情移入して
しまいました。
でも、そんなつらく悲しい出来事のあとに、「ほのかなひかり」が・・・。

どの話も、ラストで心があたたかくなりました。
ちょっとしたいいこと。が積み重なって、前に進んでいけるんだな。と
感じました。
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by arinko-mama | 2011-01-07 14:45 | 読書

2011年!うさぎさん☆

2011年になりました~!!
あけましておめでとうございます。

昨日は紅白をみて、ジャニーズカウントダウンをみて、
カウントダウンTVのSMAPをみて、ご満悦で寝ました♪
実家の両親も同じ流れで寝たそうです。同じですな~~。
やっぱりSMAPはいいなあ・・・

さて、今年も読書に励み、ま、家族仲良く健康で、
よい一年になりますように。と初詣に行きたいところですが、
ここ大分は雪が少し積もっていて、今日はどうかな~??
昨日も一日こもっていたので、外に出たい気分です・・・

サンタさんからもらった人生ゲームでもしますかね。
ゆっくり新聞でも読みます。
では・・・
今年もよろしくお願いします。
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by arinko-mama | 2011-01-01 10:12 | つれづれ