「乙女の花束」 折原みと

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かわいらしい装丁のピンクの本があるわ~!
と手に取ったら、裏に乙女文学の決定版!なんて書いてあるので、
かりてみました。吉屋信子さんワールドと少女漫画を足して2で割ったような。
鎌倉を舞台に♪、令嬢ばかりが通う全寮制高校、桜ノ宮女学院♪で
繰り広げられる乙女ワールド。
もちろん、いじわるなイライザキャラも登場しますわよ~~。

ターシャ・テューダーのお庭のような裏庭で、憧れのお姉さまのような
凪子さまと親しくなる風子。実はこの二人には秘密の過去が・・・
あ~。懐かしきこの展開・・・

次々と登場するお花の名前にわくわくし、おいしそうな有名なお菓子を
あ~食べてみたい!と想像し、素敵な上流階級の会話に心ときめき。
続編があるとのこと。ぜひ、この王道を貫いていただきたい!
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by arinko-mama | 2010-10-31 23:02 | 読書

「ヨコミネ式子供が天才になる4つのスイッチ」 横峯吉文

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「エチカの鏡」をみて、ヨコミネ式教育を知りました。
子供がレスリングみたいなのをして真剣勝負したり、
側転、バック転をポンポンやっていたりして、びっくり~~~!
それもこれも、子供は天才!とどんどんやらせているからなんですね。

上の子の幼稚園はヨコミネ式まではいきませんが、
年少の夏ぐらいから、絵と文の絵日記をかくことになっていたり、
机といすがあって、出席をとっていい姿勢で返事をさせたり、
日直があったり、跳び箱、鉄棒、マット運動などなど、積極的に
取り組ませるような幼稚園でした。

そのせいか、小学校に入っても、自然と机に向かうことができたし、
今でもいろんなことに一生懸命取り組む彼女なので、
これも幼稚園のおかげなのかな、と思っています。

下の子が今通っている幼稚園は遊び中心で、キリスト教の
教えどおり、愛あふれるほっとできるような幼稚園です。
下の子はお友達にやさしく、発する言葉は愛らしく、母の私のことも
気遣い、いつも「大好き。」と言ってくれるような優しい子です。

ただ、まだひらがなが全部かけないし、勉強らしいこともしてないし、
根気もあまりないです・・・二人目なので、なかなか手がまわりません。
いや~。いけません。ヨコミネ式を読んで、反省しました。
もっと彼女を伸ばす努力を親がしないといけませんね。
素質はあると思うので、これからスイッチをいれないと・・・笑

ただヨコミネ式は、甘やかさない、読み聞かせをしない。ということで、
そこは女の子だし、我が家は導入できませんね~。
両親の読む声、歌声、スキンシップ、これは大事ですよぉ~。
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by arinko-mama | 2010-10-29 13:57 | 読書

「虞美人草」 夏目漱石

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夏目漱石なら「虞美人草」と祖母が言っていたような気がして、
「坊っちゃん」「こころ」より先に読んでみました。
前半、山のシーンから始まるのですが、登場人物の関係がいまいち
よく分からず、文章もまどろっこしくて長いし、難しいしで、
30代の今だからこそいいとして、若かったら挫折していたと思います。

しばらく読んでいくと、藤尾や小野さんが登場して、ようやくおぉ~!と
読み進めますが、登場人物関係図をザ・テレビジョンのように載せておいて
欲しい。なんか複雑で・・・しかも小野さん、とか甲野さんとかさんづけなのは
なにゆえ~~???

でも、でも、強い印象を残す博覧会のシーンのあと、後半にかけては
一気に面白くなってきて、最後のくだりなどはドラマの最終回で意外な結末!!
と驚くような展開。なんなんですか、この魅力は。

一文一文が本当に素晴らしくて、いちいち頭をフル回転させてその比喩の
意味するところを考えながら読んでいく楽しさ。人生の名言にもなるような
名文がちりばめられていて、驚きました。

ストーリーは韓国ドラマのようで、名誉やお金、結婚するしない、義理人情、
血縁の有無とか、なんかドロドロ、でも単純なのですが、それに京都と東京の
二つの地域を織り交ぜ、博覧会を織り交ぜ、当時の文化や風習を織り交ぜ、
格調高い文章でまとめた感じ。すごいゾ。夏目漱石。
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by arinko-mama | 2010-10-29 13:08 | 読書

「ドリトル先生月へゆく」 ヒュー・ロフティング

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時々思い出したように読む岩波少年文庫。
ドリトル先生シリーズは確か実家に「ドリトル先生アフリカ行き」が
あったような・・・読んだんですけど、続かなかったですね~
今回は「月へゆく」なら読めそうな気がして、かりてみました!
すると、月3部作の真ん中だったらしく・・・ま、いいですけど、ガに乗って
ドリトル先生一行が着陸するところからスタートします。

今はロケットとかで宇宙に行きますが、この本がかかれた当時は
まだ誰も月に行ったことがないころ。ガに乗って到着するというというのは
置いておいて、月に関する描写などは、ふわふわと浮く感じとか、
当時の宇宙にまつわる知識と、ロフティング氏の想像力で描かれたと
考えるだけですごいです!

ドリトル先生は獣医さんというイメージしかなかったのですが、
植物学者でもあるんですね。動物語がわかったり、植物の考えて
いることが分かったり・・・後半、戦争批判や、今まさにCOP10で
話し合われている生物多様性に通じる話が出てきて、こんなに昔から、
考えられていたことなんだ。と驚きました。
そして、ドリトル先生シリーズは今こそ読まれるべき物語なんだな。と
しみじみ感じました。
ロフティング氏の挿絵もとても魅力的で、植物や動物の絵がユニークで、
子どもたちの想像力をかきたてる素敵な物語だなあ。と感動しました。
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by arinko-mama | 2010-10-26 13:32 | 読書

「小惑星探査機はやぶさ宇宙の旅」 佐藤真澄

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今年6月に話題になった「はやぶさ」の帰還。
でも正直言って、そんな探査機の存在も知らなかったし、なぜそんなに
話題になっていて、たくさんの人たちが待ち望んでいたのかちっとも・・・???
そして、「はやぶさ」を人間のようにとらえ、感動をもらいました!!とか、
よくがんばった!とか、ありがとう!とかTVで話している人にもピンとこない。

たまたま児童書の新刊コーナーに並んでいたので、娘と一緒に読むことに
しました。先に私が読んでしまいました^^

宇宙には小惑星というのがた~くさんあって、地球にぶつかる可能性の
あるものが存在することが分かった。衝突回避の方法としてはその惑星の
軌道を少しだけずらすことがあるとのこと。でもその小惑星の構造を
きちんと把握しておかなければ、どこにどうぶつければいいのかわからない
そうです。それで、探査機を使って、サンプルを持ち帰るという方法が
とられることになったとのこと。納得、納得~!

宇宙に「はやぶさ」を飛ばすというのもすごいし、そこに地球から命令を送って、
「はやぶさ」から答えが返ってくるというのもすごいし。
燃料不足になったり、傾いてしまったり、行って帰ってくるまでの7年の間に
いろいろな困難を乗り越えてきたとのこと。それでみんな応援していたんですね。
「はやぶさ」を支えている研究者の先生たちも素晴らしいし、
最後まで役割を果たした「はやぶさ」の存在も素晴らしいと思いました。

ニュースだけではなぜ「はやぶさ」を飛ばしているのか、なぜ時間がかかるのか
あまり分からなかったので、こうして児童書にしてくださったのがとても
うれしいです。宇宙と地球の関係がとても壮大で、日本の技術が素晴らしく、
いろいろなプロジェクトが進行している事実を知ることができて、よかったです。
娘も読むかな?分からないようだったら解説してあげよう!
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by arinko-mama | 2010-10-25 11:31 | 読書

「夜は短し歩けよ乙女」 森見登美彦

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初めて森見さんを読みました。
京都大学、大学院を卒業とあって、設定も京都。
ちょこっと住んだことがあるので、京阪電車がなつかしい。

装丁もかわいらしく、どんなお話かしらん。と楽しみに読みました。
第一章から、独特な文体で、ちょっぴりまどろっこしいのと、
奇想天外なストーリーと個性的なキャラの登場人物・・・
ちょっぴり漫画ちっくな感じだわ、と思いつつ。
なんか「はいからさんが通る」みたいな。

で、時々難しい四字熟語やら、いいまわしがあって、
電子辞書片手に読んだりして。森見さんの頭の中はどうなって
いるのやら。妄想にしては本当に不思議なワールド・・・

と、いうことで、ファンタジーが苦手な私は、ちょこっと苦手でしたが、
「あ~これ、ダメだ」と読むのをやめてしまう本ではなく、
なんだか魅力があって、結局流し読みですが最後まで読んで
しまいました。なんか、なんでしょ、この強烈なインパクト。
とりあえず、読んでみて。それで感想はまぁそれぞれ・・・。
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by arinko-mama | 2010-10-23 23:33 | 読書

「ジェットコースターにもほどがある」 宮田珠己

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ジェットコースター。苦手です。怖いです!
怖いというのに、必ず「まぁまぁ~。そんなに怖くないって・・・」といわれ
流れのまま並んでいるという・・・そして、あの坂を上る瞬間、
あ~乗らなきゃよかったと後悔し始め、めいっぱい叫びながら下る・・・笑
そんなジェットコースター嫌いの私には信じられない、ジェットコースターの
数々・・・を何度も何度も乗って、体験して、レポートしてくださった本です。

それも、日本だけではなく、アメリカや台湾にまで乗りに行っています。
海外のは日本では考えられないようなすごい仕組みになっていたり、
高さや距離や回転!!が半端なかったり・・・いやいや、もうありえません!
そのレポートがいちいち詳細で、イラストも分かりやすくて笑えます。

長島温泉にある(なつかしい!)ナガシマ・スパーランドの
「スチールドラゴン2000」に乗ったとき、広報担当の方と一緒に乗ったのですが
乗ってまず最初の感想は、担当の方が、舞の海に似ているということだった。
っていう一文が一番笑えました。

ジェットコースターがどれだけ進歩しても、わざわざ乗りに行かないし、
みてるだけでじゅうぶん怖いので、軽めのだけ乗って、キャーキャーいって
終わりそうです。このあともどんどん怖くなるのかな、事故がないように
ひたすら祈ります・・・でもこの本、おもしろかった~!
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by arinko-mama | 2010-10-22 22:07 | 読書

「ケーキの丸かじり」 東海林さだお

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冒頭の「えびせん大実験」で大笑い。
娘と一緒に読んでまたまた大笑い。
口の中に一体何本のかっぱえびせんが入るか、の大実験!
スーパーでえびせんを買った帰りに、急に思いついて、無性に実験
してみたくなって、手鏡まで用意して・・・おかしいです!

口がいっぱいになって苦しくなって、いったん外に全部出して数え、
もう一回もう少し多く入れられることができたあと、
上唇と歯ぐきの間に一本、下唇と歯ぐきの間に一本入れ込んで
総計28本入ったそうです!!すご~い!
おじさんが一生懸命鏡を見ながら、変な顔をして真剣に
えびせんを口に入れていく姿を想像してしまいました。おかしいです。

ほかにも、クリスマスケーキを一個まるごと食べようとしたり、
お鍋のバイキングや、カレーのバイキングに挑戦したりと、
もう今すぐにでも食べたくなるようなおいしそうな話ばかり・・・
丸かじりシリーズはどれを読んでもおもしろいです!
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by arinko-mama | 2010-10-20 21:30 | 読書

「働くお父さんの昔話入門」 小澤俊夫

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昔話は本当は怖いんだよ。みたいなことは、少し前に
「本当は怖いグリム童話」みたいなタイトルの本で読んだことがあって、
興味はあったのですが・・・

「三匹のこぶた」のラストはおおかみを熱いお湯の入ったおなべの
中にいれて、煮込んで食べるというのが聞いた話ですが、
最近はそのシーンが残酷だということで、おおかみがこぶたに
あやまって、森に逃げて帰りました。というのになっているらしいです。
うーーん。。それはおかしいですね~
という話。残酷なシーンのほうが子どもは面白いと感じるだろうし、
強烈に印象に残るし・・・大人が排除してしまうのは確かに変ですよね。

あとは、学校の先生が紙に書いてあることを読み上げる挨拶とか、
授業。というのも子どもたちの心に響かないということ。
昔ばなしにしてもそうですが、朗読のCDを聞かせればいいという
ものではなく、親が一緒にスキンシップをしながら子どもに自分の
声で聞かせてあげるということが大事。とのこと。

娘の小学校の今の校長先生は、スピーチが上手で、
運動会のときも、とても感動的なお話をされていました。
それも用意されていた言葉ではなく、優勝旗を渡したときの
本当についさっきあった出来事に対しての自分の感想だったので、
とても心に響いたんだと思います。
前の校長先生は、いつもテーマが「挨拶」についてで、
一貫していたけれども、同じことの繰り返しで、ちょっと退屈したようです。

子どもに声をかけているのが、命じる、禁じる、叱るの3つではだめ。
いろいろな話をその声で聞かせてあげて欲しい。ということ。
物語でおすすめなのは、「三びきのやぎのがらがらどん」「てぶくろ」
「おおきなかぶ」「かちかちやま」などだそうです。
下の子も少し絵本に興味をもちだしたので、読んでみようかな。
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by arinko-mama | 2010-10-18 15:13 | 読書

「雨にもまけず粗茶一服」 松村栄子

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お茶にまつわる話ということで、一度読んでみたかった一冊でした。
祖母がお茶を教えているので、少しだけ教えてもらったことがあり、
お茶のお道具の名前などの専門用語がわかって、とても面白かったです。

お茶のお家元の息子である遊馬が家出して、居候することになったのは
たまたま、お茶を教えているお家。
お茶をたててみると、生徒さんからはお茶をやっていることがばれ、
そのお茶はとてもおいしい。とのこと。
こういう話いいですね~。血筋なのかしら?
身分をかくしているのに、ちょっとずつばれちゃうみたいな設定は
ドラマにしたらおもしろそう!

後半は弓道の話も出てきて、またまたわかるわかる!と。
どちらも日本特有の文化だし、精神論的なものも入ってきて、
利休が大事にしていた「和敬清寂」のなかで一番大事なのは「敬」。
敬い合うこと。お茶の道そのものを大事にすること。という話。
どんなことにも通じる言葉だなあ。と思いました。
いろいろなことを学んで成長していく遊馬の姿がかっこよかったです。
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by arinko-mama | 2010-10-16 23:32 | 読書