「家族トランプ」 明野照葉

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図書館であ行の作家さんからみていたら、あけのてるはさん。
初めての作家さんです。ミステリ?とタイトルにひかれて手に取りました。
すごく爽やかにいいお話でした~ミステリじゃなく~^^
なんというか、NHKのドラマにしたいような正統派で、今の世相を反映している。
そうだなあ~主人公の窓子は竹内結子、潮美は天海さん。
由多加は~誰かなあ・・・山本耕史くんとか?
とか勝手に想像して楽しんでしまいました。ぜひドラマ化して欲しいなあ。

実家と会社を往復する日々。結婚相手らしき人もみつからない。
そんなある日、上司の潮美と意気投合。
潮美の実家は下町の商店街の飲食店「磯家」を営んでいる。
「磯家」の居心地がよく、潮美とのつきあいもとても気持ちがいい・・・。

ちょっとしたことがきっかけで、今まで知り合い程度だったおつきあいが
友人になって、その人と会うのが楽しくなって・・・
人生も変わってきて・・・という流れがとても爽やかで心地よかったです。
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by arinko-mama | 2010-08-30 01:24 | 読書

「碾臼(ひきうす)」 マーガレット・ドラブル

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作家の夏石鈴子さんが短大時代にテキストで使っていたと紹介していました。
今でいえばシングルマザー。
まだ覚悟もないときに突然の妊娠。父親は自分だけが分かっているけれど、
本人にいうこともせず、友人や家族にも言わず、ひっそりと病院にいき、出産。

子供を産んで育てることの大変さ、精神的な変化。
当時のいろいろな思いがよみがえってきました。
最近は産後うつによる自殺、子供への虐待、育児放棄など、
いろいろなケースを耳にします。
生まれてきた大事な命。その子供の笑顔でどれだけ精神的に救われたか。
どちらかが死んでしまうようなことになったら、悲しすぎます。

テキストとしてもいいと思いますが、女性の生き方についてかかれているので、
結婚、出産後でも深く考えさせられる一冊だと思います。
たくさんの女性に読んで欲しいおすすめの本です。
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by arinko-mama | 2010-08-27 22:18 | 読書

「私のこと、好きだった?」 林真理子

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「STORY」に連載していたとのことです。
42歳の女性アナウンサー美季子。
若い頃と違って、自分の立場が変わってきた。
独身を貫いて仕事を続けるか、結婚をするか・・・
親友からは、仕事をバリバリやっていて、カッコイイと言われているけれど、
彼女なりの悩みもいろいろ・・・

癌、うつ、出産など、40代が抱えそうなリアルな事情を織り込みながら、
美季子の生き方をフムフムと読ませる林さんっぽい展開。
女性の幸せとは何か、いろいろ考えさせられます。
読む終わった直後、高島彩アナがフジテレビを退社するというニュース。
なんてタイムリー。と思いました。アナウンサーという職業も大変なんですね。
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by arinko-mama | 2010-08-25 00:53 | 読書

「長い冬」 ローラ・インガルス・ワイルダー

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下の子の誕生日が過ぎ、4歳になりました!
夏の暑い日、真夜中に出産した日のことを鮮明に思い出します。
二人目なので、甘えん坊で、私も甘甘で育てていますが、大きくなりました。
今日は登園日でしたが、汗びっしょりで帰ってきました。
幼稚園もお休みなしです。元気でなにより!!

さて、ローラシリーズ。ローラの結婚相手であるアルマンゾ少年の話「農場の少年」を
とばして、「長い冬」に突入しました~。あとで「農場の少年」も読もうっと。
この猛暑猛暑のなか、冬の猛吹雪の話を読んで、少しでも涼もうと・・・(笑)

すごい猛吹雪。寒くって寒くってたまらない。
で、町に引っ越さないと、食糧の確保ができないということで、町に行くのだけれど、
そこでも電車がとまってしまって、荷物が届かないから、店にも品物がない。
クリスマスのお祝いとかもすっとんでしまって、勉強するにも家事をするにも
手が震えて、かじかんでしまって、全然進まない。
そんな中、お父さんはバイオリンを弾いてみたり、お母さんはとっておいた
カチカチに凍った魚を出してきたり・・・本当にすごい。

家族一緒にいること。父親の役割、母親の役割、姉妹の絆。
どんな状況でも希望を忘れず、前を向いて一日一日を懸命に生きている家族。
お金を大事に。いただいたもの、あるものを感謝していただくことの大切さ。
いろいろなことを教えてくれる本当に素晴らしいシリーズです。
また続きが読みたくなりました!
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by arinko-mama | 2010-08-25 00:32 | 読書

「真鶴」 川上弘美

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この前真鶴に行ったとき、母が「「真鶴」っていう小説があったわね。」
と言うので、「川上弘美さんの・・・」と。
早速図書館で借りてきて読みました。真鶴、熱海、箱根などが登場します。

あらすじは書くのが難しくて、川上さんワールドなので、
現在と過去が交互にでてきて、なんか幽霊みたいな「ついてくるもの(女)」がいたり、
夫は失踪していて、娘と母とその母3人で暮らしていて・・・
みたいな。時々食べ物がなんだかおいしそうなのも川上さん。

私は娘の百ちゃんとの関係を描いたところを中心に熱心に読んで、
出産や産後、思春期などの親子関係。なんかがとても共感できて
両手で数えられるくらいしか読んでいないけど、
川上さん作品の中ではよかった。と思いました。

ある日突然夫が失踪してしまうというのは、今話題の100歳以上のお年寄り
問題で、一番の理由が、ある日ふらっと失踪してしまい、その後連絡が
とれない。ということらしく。石原都知事が「現代の怪談」と言っていたのが
妙に印象に残っていて、夏らしい、失踪もの。としてもこの本、オススメです。
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by arinko-mama | 2010-08-11 23:22 | 読書

「海水浴と日本人」 畔柳昭雄

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新刊コーナーにならんでいたので借りてみました。
「海水浴」。小さい頃、江ノ島の海で泳いだりしたのと、少し前に三浦半島だったかで
バーベキューをしたときにちょっと・・・程度の「海水浴」体験。
上の子は砂浜で波をチャプチャプというのは、稲毛海岸、九十九里、富津、
そして福岡のももち浜、小田原や真鶴の海などでありますが、
この前、県内の北の方の海に合宿にいって、初めて泳いだとのこと。
海の水をなめてみて、しょっぱい!と改めて思ったそう。
友達のなかには、海をみたのが初めてだった子供もいたという!!びっくり~!

この本によると、最初の頃は、脚気を治す治療として海の水を浴びる
という程度だったそう。明治とかそのくらい。
男女混浴は禁じる。なんていうのを読むとおもしろいです。
水着も全身を覆うようなものだったり・・・
大正時代になると、一般のレジャーとして普及していったようです。

今は1985年をピークに海水浴場が減少しているとのこと。
海で泳いで冷えた体を、砂で温める。それがとてもいいようです。
紫外線がどうとか、いろいろ言われるようになったからかしら?
少しずつ海で焼く人も減っているのかな?
大分の山の中で暮らしていると、無性に海が恋しくなります。
帰省していっぱい海をみてきたので、リフレッシュして元気になりました!
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by arinko-mama | 2010-08-11 23:07 | 読書

「虹色ドロップ」 夏石鈴子

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2週間ほど、小田原の実家に帰省していました。
箱根に一泊して大涌谷や箱根園水族館に行ったり・・・
御殿場アウトレット、横浜の高島屋でショッピング、ヒルトンホテル小田原のプール。
庭でアリの自由研究、小田原城内のこども遊園地の汽車、真鶴で磯遊び。
などなど、おいしいものをいっぱい食べさせていただき、夏を満喫してきました。

さて、夏石鈴子さん。夏休みにふさわしい名前ですね。(笑)
「いらっしゃいませ」や「家内安全」がとてもよかったので、エッセイも興味ありです!
プライベートを赤裸々に紹介。ご主人は「人間失格」の監督さんなんですね。
ご主人は不定期な収入状態なので、夏石さんが会社員&作家をして生計をたて、
子供を二人育てながら、スポーツクラブでスイミングまでしているという・・・
睡眠時間を削って執筆活動をされていて、ま~すごい!!

書評もたくさん載っていて、平田俊子さんの「ピアノ・サンド」とか光浦さんと
大久保さんのコンビが書いたエッセイなど読んでいたのをオススメされていた
ので、他に紹介されていたのも読んでみようかしら。

仕事をしながら子育てやご主人とのやりとり、悩みなど、本当に一生懸命な
様子が伝わってきて、とてもよかったです。
あとがきに、その後、パニック障害的な状態になってしまい、思うように外出
できなくなったようなことがかいてあり、残念です。
いろいろがんばりすぎてしまったのかしら。
でも少しお休みしてまたいい作品をかいていただきたいです。
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by arinko-mama | 2010-08-11 10:23 | 読書