「下地先生の教え」 下地敏雄

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からくりTVの家庭訪問のコーナーが大好きで・・・
少し前に書店でみかけて、読みたいなあ。と思っていました。
表紙の微笑んでいる写真がとてもいいです!

家庭訪問のコーナーでは、子供の悩みや、親子の悩みを相談され、
小さな黒板にちょっとした一言を書いて、回答されるのですが、
それがとても的確で、すごくいい話が多くて、いつもじーんときていました。

本も下地先生が語りかけているような内容で、先生らしくとても真面目に、
とても丁寧に優しく、自分の体験を例にあげてお話してくださっていて、
本当にいい先生だなあ。としみじみ思ってしまいました。

もし大きなお金が手に入ったら、自分の思い描く理想の学校をつくって
みたいという下地先生。いずれそんな夢もかなうといいですね。
講演会みたいなものがあったら、ぜひ聞いてみたいなあ~。
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by arinko-mama | 2010-07-18 22:28 | 読書

「ふたりのロッテ」 エーリヒ・ケストナー

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子供の頃、将来双子のお母さんになりたいなあ。と思っていた時期がありました。
漠然と双子に対する憧れのようなものがあったのかもしれません。
同じお洋服を着せて、連れて歩いたら楽しいだろうなあ。。。みたいな。
近所にも双子の女の子が住んでいますが、学校の登下校も一緒、休日もいつも
二人で遊んでいて、他の人を寄せ付けないような強い絆を感じます。

自分にもし双子の姉妹がいて、いきなり目の前に現われたら・・・という設定に
いきなりひきこまれて、一気読みでした。
ロッテとルイーゼが出会う場面で、最初はあまり仲良くなくて、
なによ、あのこ。的な感じなのがおもしろい。すぐに意気投合しないんですね。
でもいったん仲良くなり始めると団結力がものすごい。

ロッテもルイーゼも両親を責めることはせず、今、一緒に住むことを望みます。
家族が一緒にいることの大切さ、絆。
母親のケルナー夫人が、ルイーゼがロッテになりすましていることに気づき、
抱き寄せるシーンが一番好きです。とても心があたたかくなるお話でした。
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by arinko-mama | 2010-07-15 01:16 | 読書

「柿の種」 寺田寅彦

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読みかけのこの本を置いておいたところ、「ん?柿の種?」と家族が興味津々。
はい、日ごろからお世話になっています。亀田製菓の柿ピー。大好き。

文系の私でも科学的視点で身近なものをみることの面白さを教えて
くれた一冊だと思いました。
面白いなあ。どうしてなんだろう?と不思議に思うことは思うんですけどね、
そこから実験やら研究やら・・・っていう過程に踏み込むことができないし、
理論的に証明したり・・・っていうのができないんですよ。

昭和初期の日本。震災後の様子なども書かれていますし、デパートでの話も
出てきます。そして、日本家屋ならではの猫や庭に植えた植物の話も。
そういうちょっとした日常の話から、疑問に思うこと、考えたこと。
最後の一文にガツンとやられることが多くて、名文ぞろいでした。
好きなエピソードがありすぎて、またパラパラとめくっては、そうそう、と
読み返したくなるような。自信をもっておすすめできる随筆集です。
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by arinko-mama | 2010-07-14 01:28 | 読書

「にょにょっ記」 穂村弘

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「にょっ記」の続編とのこと。
今度「にょっ記」も読んでみたい!
少し前、王様のブランチで、穂村さんの実物をみたんですけど、
割と普通の風貌で、でも、言っていることはクスッと笑えるようなおもしろさ。
頭の中はいつも面白いこと考えているんだろうなあ~~。

面白いこと考えていても、それを的確な言葉で、短く記して、しかも
ちょっと笑えたり、共感できたり・・・
こんなことあったら面白いだろうなあ~って飛躍して妄想しちゃうところが
なんだか本当にありそうで。

タクシーに乗って、精算が終わって、「ごちそうさま」と言って降りてしまった
ときの、しまった!という気持ち・・・
娘と一緒に大笑いしてしまいました。
こんな風に短く、笑える日記が実際に手帳なんかにかけたらいいのにな。

薬局に貼られている紙の内容が何度か出てきたけれど、
最近はドラッグストアが多くなって、昔ながらの薬局って少ないですよね。
でもそんなところにも目をむけているところがいいなあ。
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by arinko-mama | 2010-07-11 23:35 | 読書

「クマのプーさん」 A・A・ミルン

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ディズニーアニメで何度もみているプーさんのお話ですが、
原作を読むのは初めてです。石井桃子さんの訳ですね。
ピグレットがコブタ、ラビットがウサギ、オウルがフクロっていう訳になっていたりと
少しややこしいところもありますが、クスリと笑えるオマヌケさ加減がいいです。

たとえば、プーさんが自分の家に急いで戻ったとき、ピグレットがドアの前でジャンプしている。
何をしているのかと聞くと、ドアをたたこうと思うのだけれど、届かないんだ。
というので、プーさんも一緒にたたいてあげる。
でも、そこはプーさんの家のドアなので、プーさんは出てこない・・・(笑)とか。
なんだかかわいらしいボケに、するどいツッコミを入れたくなるような。

一生懸命話したり歌ったりしているのに、誰も聞いてないとか、
誕生日なのに気づいてもらえないとか、そんな寂しいときがあっても、
プーさんたちは日々楽しいことをみつけて、好きな仲間と一緒にいられて、
食べることが幸せだったりするところになんだか共感をもちます。
我が家の子供たちもプーさんアニメが大好き。
原作を読んで、もっとプーさんシリーズが好きになりました。
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by arinko-mama | 2010-07-11 23:09 | 読書

「見えない誰かと」 瀬尾まいこ

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瀬尾さんが中学校の先生をしていることは知っていましたが、
このエッセイを読むと瀬尾さんの人間性がよく分かりますね。とってもいい人。

子供を育てていると、一番身近な職業が先生。
上の子の小学校の担任の先生は二人の子供のお父さんでもあり、
子供が好きそう。家庭訪問のとき、我が家が転勤族だと話すと、
「クラスの人数が一人でも欠けると悲しいので、引越しがないことを祈ります」
と言ってくださったのが印象的。

そして、下の子の幼稚園の先生は本当に優しくて愛らしくて、
常に子供の気持ちを考えてくれる熱心な先生。
子供たちも一年一年が担任の先生にかかっているくらい、
日々お世話になっているし、影響も受けます。

瀬尾さんの仕事に対する姿勢がとても真面目で、きちんと子供に
向き合っていて、何よりも仕事を愛しているよう。
先生になろうとしている人はもちろん、仕事で人間関係に悩んだり、
子育てにとまどったりしている人でも、この本を読むと楽しくやれば
いいのね。一歩ひいたところでみれば、周りの人のいいところが
みえてきたり・・・

とりあえずにこにこする。
言葉なんていらない。
時間を一緒に過ごすと、何らかの気持ちが芽生える。
うまくやろうとするのではなく、がんばればいい。
などなど、勇気付けられるエピソードが満載でした!!
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by arinko-mama | 2010-07-08 13:16 | 読書

「パンダコパンダ」

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親子でお気に入りの作品になりました。
ミミコがハイジの声なので、その笑い方やのびのびとしたセリフまわしなど、
一言一言かわいらしくて・・・そしてパパンダやパンちゃんがかわいい。

ピッピの映画をいくつかみているので、ピッピを思い浮かべる場面がたくさん
あったり、ジブリ映画の場面に似ているところがあったり。
水森亜土さんが歌うテーマソングも初めて聴いたときはちょっと古く感じたのに、
何度もみているうちにすっかり気に入ってしまいました。

動物園の観客にオバQやルパンと次元、ど根性ガエルのヒロシが出てきたり、
もう昭和の香りプンプンで、同世代のパパママにはたまらない作品でしょう。
これが進化して、今の「ポニョ」があるんですね。平成生まれの子供たちには
いいかもしれないけれど、今の映画よりも「パンダコパンダ」がいいなあ~。
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by arinko-mama | 2010-07-06 09:50 | 映画

「あたまの目」 外山滋比古

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「思考の整理学」はまだ読んでいませんが・・・
短くて、新聞の短いエッセイのような感じでした。
昔からよく言われていることわざなどを現代に置き換えて、分かりやすく
説明してくれているような読みやすい文章です。

「笑い」という話では、
~笑う門には福来るというが、この福の最大なものは健康であろう~
重症のリューマチ患者に落語をきかせると症状に改善がみられたという話とか、

「必要悪」という話では、
~人は、残念ながら、全く善のみでは生きていかれない~
まっとうで正しい生き方をしていると、人間は悪欠乏によるストレスをためる。
実際、切実な生き方の果ての悪事というものは想像以上に多いという話とか、

一つ一つなるほどなあ。と人間というものの不思議な部分がたくさん理解できて、
完璧な人間などいないのだなあ。そういう部分があってもいいのだ。と
気を楽にさせてくれる話が多くて、なんだかほっとしました。
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by arinko-mama | 2010-07-04 00:24 | 読書

「旅行ノススメ」 白幡洋三郎

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「旅」は苦しくつらいできごとと結びつけて考えられ、「旅行」は明るく楽しいイメージと結びついている。
と、冒頭で民俗学者の柳田国男が述べたことを取り上げています。

今は海外旅行が当たり前、サッカー観戦のために南アフリカへのツアーが組まれていたり、
子連れでもどんどん海外に出かけていく家族の映像がニュースでも流れます。
そもそも、こんな風に旅行が盛んになっていった背景はなんだったのか。
昭和に入り、交通機関が発達し、国立公園の誕生などのいろいろな条件が加わり
庶民の旅行が増えていったようです。
ここで、「サザエさん」を取り上げているところが分かりやすかったです。

修学旅行、新婚旅行、社員旅行・・・
今までそういえばいろんな旅行に行ったなあ。と思い出しました。
子供の頃にみたクイズ番組の優勝商品は「ハワイ旅行」でした。
未だに「世界ふしぎ発見」や旅番組をみては、行ってみたいなあ。と思うことしきり。
旅行によって、自分の教養を深め、異文化を体験したり、感動したり・・・
たくさんの人々が行き来することで、文化、社会に大きな変化をもたらす
力があるとのこと。本当にそうですね。
「旅行ノススメ」面白かったです!!
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by arinko-mama | 2010-07-01 22:58 | 読書