「納豆大全」 町田忍

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タイトルどおり、納豆大全です。納豆のすべて!!
発酵ものが体にいいということは、小泉武夫さんの本が好きで
よく読んでいるので分かっているのだけれど、「納豆」がどのように
して日本に広まり、そしてどんなパッケージがあるのかを教えて
もらったのはこの本がはじめてです。

あとがきによると、納豆の新しいパッケージをみかけると奥さんが
買ってきてくれて、家族のかたも食べてくれたそうです。
その協力体制がなければ、こんなパッケージコレクションはできません!
種類の多さに感動しました。名前もいろいろあるんですね~。

我が家は週に何回か納豆を食べるので、冷蔵庫に常備してあります。
おかめ納豆の「糸の力」を買うことが多いですが、九州の地元の納豆は
うまかたれという甘めのたれが付いていたりしますね~。

過去のパッケージの紹介で、怪物くんやゲゲゲの鬼太郎などの
キャラクター納豆が一時期はやったけれど、定着しなかったことが
かいてあって、おもしろかったです。
ふりかけやカレーはまだまだ続いてますけどね~^^

納豆レシピや納豆の作り方もありましたが、納豆が加熱されたときの
においがあまり好きではないので、やっぱりそのまま食べるのが
一番好きですね~!
納豆ってやっぱり体によさそうなので、たくさん食べようと思います。
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by arinko-mama | 2010-02-26 16:00 | 読書

「世界クッキー」 川上未映子

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水玉の装丁がかわいらしく、「世界クッキー」というタイトルも斬新。
川上未映子さんの作品は読んだことがなくて、「ヘヴン」もこの前、新刊の棚に
並んでたのに取らなかったのをひたすら後悔・・・

「世界クッキー」はエッセイをまとめたもの。
独特のリズムがあって、読みやすいのもあったり、2回読まないと咀嚼できないのも
あったり・・・。小学生の作文で、文頭と文末が微妙に合ってないときに感じる
違和感のようなものを懐かしく思い出したというか・・・不思議なリズム感。

川上さんのお母さんがいい。親子関係良さそう♪
最近のオリンピックなどをみていても、そう思うのだけれども、
こういう人は、小さいときからこれをやってきて、今こうなっているという事実。
子育てをしていると、娘たちに果たして今何をしてあげられるのか。と
思うことしばしば。
たとえば習い事一つしても、もっといろんなことを経験させてあげたほうが
いいのか、何を習わせればいいのか、この子にはどんな才能があるのか、
隠れた才能があるかもしれないのに、発揮させられずに終わるのか・・・・
など、母として責任を感じてしまう。

でも川上さんは、子どものころ、たくさんの本に囲まれた生活をしていた
わけでもなく、ドラえもんをまる一冊ちらしの裏に書き写したり、
国語の教科書を何度も読んだりと、「子どもは与えられたものだけでも
充分に楽しむこともできる」と書いているので、ちょっとホッとして、
「キュアブロッサムになりたい」という下の娘の気持ちも大事にしてあげたい。
と思ったりした^^

秀逸だったのは、「ぐうぜん、うたがう、読書のススメ」という岩波文庫の
小冊子「読書のすすめ」に載せられたエッセイ。
まさに、これこそ「読書のすすめ」ですね~。涙がでそうです。
こんな文章がかける川上さんがうらやましい。
そして対談相手として登場した多和田葉子さんの本がまた読みたくなりました。
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by arinko-mama | 2010-02-25 00:06 | 読書

「最長片道切符の旅」 宮脇俊三

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最近鉄道マニアの女の子が増えているらしいですね。
音が好きだったり、写真を撮るのが好きだったり、乗るのが好きだったり。
と種類もさまざま。
宮脇さんは会社を辞めた後、膨大な時間を前に、この旅を思いついたそう。
それにしても、一日朝から晩まで電車に乗り続けるのはよっぽど好きじゃないと
できそうにない。私だったら降りて観光に行きたくなっちゃいます。

北海道から鹿児島まで、淡々とその膨大な記録が綴られていきます。
行ったことのないところは想像しながら。行ったことのあるところはそうそう、
と確認しながら読み進めました。日本は広く、そしてその風景は多種多様。
電車に乗ればいろんな場所に行けるという素晴らしさ。いろんな人が乗ったり
降りたり。切符に驚く車掌さんたち。面白く読みました。

好きなエピソードは、当時2年生だった娘さんを一緒に連れて行くことになり、
途中娘さんがトイレに行きたくなり、困ったりしたこと。
宮脇さんの「お父さん」の一面がみられて楽しかったです。

地図をみたり、時刻表をみたりするのは好きだし、電車も好きなので、
いつかのんびりと電車に乗って旅をするのもいいかな。と思います。
我が家の車にはカーナビもなく、いつも地図を片手になんとか目的地に
辿り着きますが、そんなのも楽しくて好きです。頭使いますしね~。
まだまだ日本には行ってないところがたくさん!!と確認しました^^
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by arinko-mama | 2010-02-20 23:33 | 読書

「霧のむこうのふしぎな町」 柏葉幸子

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デビュー作でこんな物語が書けるなんて!すごい!
想像力が豊かなんだわ。と思わせる、ふしぎな町の人々&風景。
子どものころはファンタジーが苦手で、こんなことあるわけないじゃない!と
手にとっても本棚に戻していましたが、今読むとおもしろい~~!

リナは自分のことはできず、割とおっとりした女の子。
風貌がぱっとしないところが、いつもの主人公設定と違うけれど、
なんだか昔の自分に似ているようで、重ね合わせて読んでしまいました。
こんな風に少しずつ誰かの役にたつ仕事を転々としながら生きていけたら、
楽しいだろうなあ・・・と感じました。

一つの家の中にいくつかの部屋があって、食事のときだけ
みんなで集まるという形式が、高楼方子さんの「十一月の扉」に似ているなあ。
と思いました。なんか寂しくない感じでいいですね。
食事を一緒にすると、楽しいし。そしてみんな何かできることをする。
リナの成長が感じられて、ほっとする、いいお話でした。
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by arinko-mama | 2010-02-20 23:04 | 読書

「食べ物と自然の秘密」 西谷大

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中学生の夏の課題図書になっていた本です。
西谷さんは考古学の勉強をしていたころ、中国で現地の食事をしている
うちに、食べ物についても興味がわいてきたとのこと。
何かにふと興味をもっても、それについて研究しようと行動できる人は
なかなか少ない。西谷さんは実際にそれを調べて今も研究し続けている
ことが素晴らしいと思う。

本書では餃子や麺類、刺身など、食べ物が国によって様々に形を変え、
伝えられていく様子が紹介されている。自然から採れるものはたくさんある
けれど、それを食べる国と食べない国があったり、食べ方が違ったり・・・
食文化の違いを知ることも興味深いし、異文化交流にも役立つ。
この前、娘の学校に韓国の留学生が来て、チヂミを教えてくれて、
一緒に作って食べたらしく、お好み焼きと少し違うけれど、おいしいんだよ!
と話してくれました。同じ粉ものでも作り方が違うのが面白い。

そして西谷さんがかいているように、日本ではすべてすぐに食べられるように
加工した状態でスーパーに並んでいるため、自然を食べて生きているという
実感が沸きにくいということ。自然を大事にする気持ち、自然との付き合い方
など、学校では習わないことがたくさんある。実際に旅をしたり、他の国の
人と出会ったりして、自分と異なる相手を理解していくことが必要とのこと。
中学生の課題図書にぴったりの良書でした!
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by arinko-mama | 2010-02-16 22:04 | 読書

「曲芸師ハリドン」 ヤコブ・ヴェゲリウス

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中学生の課題図書になっていたようです。
スウェーデンの港町に船長と二人で暮らしているハリドン。
ところがある日いつものように帰宅すると、船長がメモを残して出かけて
そのまま帰ってくる様子がない。
自分を残してどこかへ行ってしまったのか・・・不安いっぱいで
ハリドンは船長を探しに夜の街にでかけていく。

たった一人の心を許せる友達、船長。
ハリドンと船長の関係を親子に置き換えて読むと、その心細い気持ちや
信頼感・絆のようなものが伝わってきて、胸にジーンときました。
一晩の出来事なのですが、犬との出会いや、他の登場人物との出会いが
映画のワンシーンのようで、不思議な魅力のある一冊でした。
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by arinko-mama | 2010-02-16 18:54 | 読書

「江戸の大火と伝説の龍」 メアリー・ポープ・オズボーン

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マジック・ツリーハウスシリーズはねーねも私も30分ぐらいで
読んでしまったのですが、漫画感覚でスラスラ読めて楽しいです。
これは日本の江戸時代の様子が描かれていて、松尾芭蕉が登場するので
あわせて俳句や芭蕉についても知ることができます。

いつもいろんな時代にタイムスリップして、謎を解決したり、魔法を使ったりと
この兄妹は楽しそうでいいよね。とねーねと話しました。
そして作者のオズボーンさんは、それぞれの国の文化や時代背景などを
いろいろ調べてかいているからすごいよね!!とも。
また興味のある内容だったら借りてみます~。
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by arinko-mama | 2010-02-13 19:34 | 読書

「日本観光ガイド」 酒井順子

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日本を観光する外国人に向けて日本を紹介する形で書かれていますが、
実際読むのはほぼ日本人。
クスクス笑いながらそうそう、日本ってそうなのよね。と確認してしまうという・・・

スシ、トイレ、相撲、温泉、桜、東京ディズニーランド、富士山
などなど。特にトイレなどは外国に行くと、全然文化が違いますよね。
ウォシュレットは日本だけとか。日本では当たり前のことが、海外旅行に
いってはじめて、外国は違うのだということを知る。

いろいろなしきたりやマナーがあって、日本という国も複雑ですね。
この本を読んで改めて、理解するのには時間がかかる国だなあ。と思いました。
日本に住んでいても、時々おや?と思うことってたくさんありますものね。

昨年は日本に旅行に来た外国人の数が減ったそうですが、
酒井さんが最後に書かれているように、不思議な日本の魅力を残して
数多くの外国人の方に日本にきてもらいたいですね。
不況だけど、やっぱり日本が好きだし、いろんなところに観光したいです!
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by arinko-mama | 2010-02-11 21:35 | 読書

「海松(みる)」 稲葉真弓

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都会での一人暮らしを長年続けてきた40代後半の女性。
志摩半島を訪れた際、雉をみつけて、その土地に住むことを決める。

自分より上の年齢のしかも独身女性を描いた作品は読むことがなくて、
とても新鮮でした。自分にはない感情の流れや自然に対する思い。
人生の後半に入ろうという年齢で考えること、友人たちの死なども
そこに加わって、一人の女性の静かな人生が描かれていて、
うわ~、大人の女性という雰囲気だなあ。と思いました。
いつも読む30代女性作家さんとはまた違って、表現がきれいでした。
でもちょっと自分には早かったかな。こういう気持ちが分かる日が
いつか来るのかもしれない・・・と感じました。
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by arinko-mama | 2010-02-11 21:13 | 読書

「香港の甘い豆腐」 大島真寿美

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今年はいろいろな国の話が読みたいなあ。と思っているので、
タイトルにひかれて手にとりました。
大島真寿美さんの「ほどけるとける」もそうでしたが、
どの人物も好感がもてて、主人公が成長していくところがいい感じです。

香港の街のようす、にぎやかな広東語、おいしそうな料理。
想像することしかできないけれど、興味がわいて楽しく読めました!
外国に旅をして、そこで出会った人たちからパワーをもらうと
いう展開がとてもいいですね。旅行がしたくなります~。
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by arinko-mama | 2010-02-09 15:31 | 読書