「ハッピーバースデー」 青木和雄

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ドラマ化するということで、読んでみました。
主人公の女の子が大橋のぞみちゃんで、小学4年生という設定。
母親から精神的虐待を受けて、常にのどを触るくせがあり、あざができるほど。
「あなたなんて産まなきゃよかった」と言われて、声が出なくなるあすか。

最初からなんだか痛々しい話で、のぞみちゃんの演技をみながらとても辛かったです。
児童書版の原作ではいじめの問題など学校がらみの話がいろいろ出てきますが、
ドラマでは母親も実は愛情不足で育っていて、とても悲しい思いをひきずっていると
いう話でした。小さい頃、両親に言われたことが大人になってもずっと心に残って
いくものなのだなあ。と、言葉に気をつけないといけないなあ。と改めて思いました。

娘も一緒にみていましたが、ドラマで登場する「死」をみて、とても悲しがっていました。
まだ身近な人が亡くなったという経験はないのですが、ニュースなどをみて、少しずつ
「死」というものを知り始めたようです。

ドラマは家族というものが何か、昔はこうだったけど、今はこう・・・的な話が出てきたけれど、
とにかく他の人と比べたりすることをせず、その人そのものの存在を大事に。という
テーマだったようです。ドラマのセリフを借りるなら、60億分の1の家族の絆。
本当に大事にしたいです^^
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by arinko-mama | 2009-11-29 19:07 | 読書

「アルゼンチンババア」 よしもとばなな

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左半分は英訳ページなので、厚さの割にページ数が少ない。
でも、とってもいい本でした。お気に入りです^^

鈴木京香さんの映画のCMをみていたので、アルゼンチンババア=鈴木京香さんの
イメージがついていました。白髪まじりのすごい汚い格好のおばさん。
廃墟のようなアルゼンチンビル、映画ではどんなセットになっているのか興味ありです。

母親をなくしたばかり。日常が全く違うものになる瞬間。
「ナゲキバト」もそういう設定だったし、今日たまたまみた教育テレビの男の子も
お父さんが亡くなってからはおじいちゃんにいろんなことを教わっていました。

懐かしさって、全てが変わってしまってから初めて芽生えるものなんだ、と私は思った。
という一文が、本当に心に響きました。
悲しい出来事や大変な出来事にぶち当たったことも、環境の変化や時間の流れで
今が幸せであれば、懐かしいと思えるときがくる。

コタツに入ってストーブで沸かしたお茶を何度も飲んだり、うとうとしたり・・・
そういう日常の何気ない幸せ。
読み終わったあと、英訳も読んでみました。ちょうどピッタリ終わっているところがすごい!
ばななさんの本は世界のいろいろな国で読まれているようですが、
そんな海外の人、になった気分でした。

こいのぼりはkoinobori、せんべいはrice crackers、お盆はthe summer bon holiday
コタツはkotatu、時代劇はsamurai dramas と訳されていました。
日本の文化を想像しながら読んだり、どんなものだろう?と調べたりしながら
読むんだろうなあ・・・
絵、写真、英訳、装丁・・・どれもとても素敵で、パラパラ何度も眺め、読み返して
しまう一冊です。映画もいつかみてみたいなあ・・・
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by arinko-mama | 2009-11-26 00:09 | 読書

「ナゲキバト」 ラリー・バークダル

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両親を事故で亡くした9歳の少年ハニバル。
3年前に妻を亡くした祖父と一緒に暮らし始める。

春から冬までの短いあいだですが、いろいろな出来事にであうハニバルに
祖父ポップは叱ることもせず、静かに生きていくうえで大事なことをいろいろな逸話を
交えながら聞かせます。

その言葉の中でとても素敵だなあと思ったのは、
「つらいときは、夜空を見上げるといい。神のつくりたもうた光がかならず見えるから」
という言葉。

坂本九さんの♪見上~げてごらん夜の~星を~とか、♪上を向~いて歩こ~うが
みんなに愛される名曲であるように、苦しいとき、悲しいときもとにかく空を見て、
そして、おひさまがこの地球に生きる人々をあたためてくれていることに
感謝しながら生きていくことが大事なんだな~。と改めて思いました。

家族を失ったとき、だまって肩を抱いてくれる人が一番ありがたかったと
ハニバルは思う。突然の悲しい出来事に、どうして・・・と嘆き悲しむこともある。
そんなとき、どうやって悲しみを乗り越えていくか。
ポップとハニバルの会話がとても心に響いて、あ~そういえば昔みたアメリカの
ホームドラマにはこういうおじいちゃんと孫や親子の会話があったなあ。と
懐かしく思い出しました。最近、なかなかいいドラマが少ないですね・・・
いつか娘にも読んで欲しい一冊です。
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by arinko-mama | 2009-11-24 21:36 | 読書

「伸びる子の法則」 森山真有

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家庭教師のトライの副社長さんが書かれた一冊です。
最後の方はトライの学習法の宣伝のような形ですが・・・

東大に合格した家庭では、親が子どもに勉強を強要したことがない
という結果ができたそうです。
本当にそうなのか、それでもそれなりにそういう雰囲気はあったのではないかな。
と思うのですが、要するに勉強が好きになるような環境があった。ということの
ようです。

我が家は本好きなので、子どもも本が好きです。そこはいいかな。
宿題をやっているときや、自分の勉強は、やっぱり「やっておきなさい!」とか
「ここをやりましょうね」とか指示しないと、やりませんね~。
まだ自分で時間を考えてさっさとやる。なんていう知恵もないし、自主性もない。
ここホント2ヶ月ぐらいでしょうか、時々自分から宿題をやるようになったのは。
高学年になると、宿題の量も少し増えるし、今までやってきた積み重ねで
なんとなく分かるんでしょうね、言われる前にやっておく。みたいな感じかな。

夜は9時までに寝る。とか、小さい頃からいろんなことを経験させるとか、
英語は早期教育しなくてもいいとか、は、今まで読んだいろんな本にも
あったので実践しています。あと、テレビで紹介していた本とか、興味の
あることについては、すぐに図書館で調べて借りてきてあげたりします。
そんなことぐらいかな~。どうやってもやっぱり受験には学校以外に塾に
通わなくてはいけないんでしょうかね・・・
家庭教師っていうのはどうなのかな。うちの娘は周りの人に刺激を受けると
負けまいと頑張るタイプだから、大勢いたほうがいいような気がします!

女の子だから、あまり将来的なことは心配していませんが、
ホント、親の育て方、教育の仕方って重要なんですね~。
いろんな本を読んで、いいなと思ったことは実践していきたいです・・・
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by arinko-mama | 2009-11-23 19:20 | 読書

「りかさん」 梨木香歩

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「西の魔女が死んだ」の梨木香歩さん。
「りかさん」はリカちゃん人形が欲しい。とお願いしたのに、おばあちゃんから
届いたのは「りかさん」という市松人形だった。という始まり。
おばあちゃんと孫、という設定でかかれるのは本当に上手。好きな設定です。

市松人形を大事に持っている子どもなんて、最近では少ないでしょうね。
私も日本髪のお人形は少し怖い感じがして、もっていません。
リカちゃんは3人いて、娘たちは髪型を変えたり、服を変えたりして遊んでいますが、
私自身はリカちゃんで遊んだこともなく、人形そのものにあまり興味ない気がします。

そのかわり、ぬいぐるみは山のように持っていて、今でもいただいたり買ったりした
ぬいぐるみがたくさん!!すべてきちんと名前をつけて大事にしています。
捨てられないんですよね~。引越しのたびにダンボールいっぱいになります^^
娘たちもそれぞれお気に入りがあって、寝るときにいくつか出して寝ます。
私も時々、今日はこのぬいぐるみ!とか決めて一緒に眠ったりします。

話せるわけではないんだけれど、やっぱりてざわり、はだざわりでしょうね。
「りかさん」のような市松人形だと、抱っこしてもちょっと・・・
ということで、「りかさん」の世界観にはちょっぴり入っていけず、
「西の魔女・・・」がやっぱりよかったなあ~。というのが正直な感想です^^
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by arinko-mama | 2009-11-21 23:19 | 読書

「店じまい」 石田千

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私も最近、閉店のお知らせを目にした。
店主86歳、頑張りましたが、閉店とさせていただきます。
的な張り紙がありました。小さなたばこ屋さんでした。
利用したことは一度もなかったけれど、角にひっそりとたっていて、
自動販売機が隣にあるし、あまり買う人もいなくなってきた様子でした。

そんな時代の変化や、店主の年齢的なものや、いろいろな事情で閉店になるお店。
人生の中で、こんなにも閉店に出会うかしら??と思うほど、
よく覚えてらっしゃる・・・。石田千さん。
昔、よく買いにいかされた豆腐やさんのこと、通ったことがあるけど、最近行ってない
銭湯とか。そういう商店街のような場所の近くに住んでいることがなんだかうらやましい。

今住んでいるところは、かつて栄えた商店街のお店がどんどんなくなって、
生き残っていくことがとても大変な雰囲気。
大型スーパーとかうんぬんよりも、人口的な問題かも。
確かにいろんなものが揃う大きな店舗の買い物もいいけれど、
小さなお店のほうがお店の人との会話が出来たりするのがよかったりする。

レジではなく、手から手へ渡される小銭のぬくもり。
ざるの中に入っている小銭の音、小さな新聞紙に包まれて渡される品物。
少しだけ。とついているおまけの品物。などなど・・・
子どもをつれて買い物をするとき、そんな小さなお店にわざわざ連れて行ったり
することもあります。結構好きだったりして^^
そんなお店にまつわるもろもろを思い出して、なんだか懐かしいエッセイでした!
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by arinko-mama | 2009-11-21 22:58 | 読書

「のはなしに」 伊集院光

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今年の1月に読んだ「のはなし」の第2弾です。
またまた面白い話がいっぱいでした~!
話の引き出しが本当に多い人です。そして子どもの頃のことや、少し前にあったことを
細かく覚えていて、ついさっき起きていた出来事のように再現しているのが素晴らしい!!

今回は、伊集院さんが奥さんにプロポーズした場所のことや、その言葉、そして
奥さんのお返事が載っていて、そのエピソードが読めただけでもお得でした♪
どんな奥さんで、普段の夫婦の関係はどういう感じなんだろうなあ・・・。
とても仲がよさそうで、素敵だな。と思いました!

あとは「オムライス」の話。
オム友と一緒に「オムライス」を食べるときに必ずやる遊び。
出てきたオムライスの上にケチャップでオムライスには似合わない言葉を書く遊びだそう。
伊集院さんが気に入っているのは、「男意気」。
そして、オム友さんは「会社やめたい」と書いたそう。
「やめたい」を「辞めたい」にしないところで、ケチャップが多すぎないのがいい。という
言葉にクスクスと笑えました。
今度娘に教えて、二人でやってみようかしらん・・・「ワクチン」とか?食欲なくすかな?
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by arinko-mama | 2009-11-16 18:41 | 読書

「りんごは赤じゃない」 山本美芽

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中学校の美術の授業中、黄色に黒をあわせたデザインにしたところ、
相反する色だから。とかいう理由で、ものすごく怒られた記憶があります。
女性で、お化粧が濃くって、いつもミニスカートに黒いストッキング。

太田先生だったらよかったなあ~、と思いました。
絵を描くことの苦手な私でも、太田先生みたいな先生なら、きっといい作品が
できたように思います。

荒れている中学校時代の難しい子どもたちも、きちんとした身なりの、
そして落ち着いて自分の目をみてしっかりと会話をしてくれ、
美術室にきたことだけでも握手をして迎えてくれる・・・そんな美術の授業が
好きだったという。

「人に認められる喜びを、すべての子どもに経験させたい」という
太田先生の強い信念。社会人になり、弱い自分に直面したとき、
何かをやりとげて認められた経験があれば、克服して前に進むことができる。

実際、太田先生は世間にはカリスマと呼ばれていたけれど、
学校内では、部活動に支障がでるからやめてくれなどといわれ、評価されなかった。
自分の息子が先生になることには断固反対したそう。
その辺りの事情が読んでいてとても残念でした。

言い方一つで、考え方一つで、その人を輝かせることができる。
私ができることは、娘たちかな~。
とりあえず、今日、上の娘が自分から宿題をやっていることを誉めてみました!
こんなことからはじめたいと思います^^
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by arinko-mama | 2009-11-13 22:57 | 読書

「港町食堂」 奥田英朗

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「旅」という雑誌の企画で、船で辿り着いた港で旅をするというもの。
車や電車の旅と違って、船の中の様子や船からの眺めなどを想像して楽しめました。
周遊の船には乗ったことがあるのですが、船で行ったのは、小豆島ぐらいかな?
船酔いしやすいので、たぶんこの旅に同行するのは無理そう。

港というだけあって、海産物中心のお料理の数々・・・おいしそう!!
特に釜山の回が面白かった^^
船の中でかけまわり、大浴場で泳ぎまくる韓国人の子どもたちに
ああうるさい。子どもは早く寝なさい。と、心の中で文句をいう奥田さん♪
そして汗蒸幕(高温サウナ)と垢すりに行き、死体でも洗うように
垢すりをされ、人間の尊厳が・・・とつぶやいているのに笑えました。

小説も面白いけれど、エッセイもおじさんがボソボソとぼやく感じが
クスクスと笑えて楽しいです。
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by arinko-mama | 2009-11-11 16:40 | 読書

「クラスが変わるハッピーコミュニケーション」 阿部厚仁

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4年生の娘のクラスの様子を聞いていると、宿題忘れや単純な忘れ物が多いとか。
忘れた子は休み時間に宿題をやったり、教科書を隣の人にみせてもらったりして
過ごすそうです。先生もきちんと揃っていないことが多くてやりづらいでしょうね。

参観をみていても、先生が何かを話はじめると、一言一言に思ったことを口にする子が
多いのに驚きます。発表している子の話を聞いていないことも多く、
「今、なんと言ってましたか?」と先生に聞かれて、答えられない子が目立ちます。

この本にも、このほかに、注意されてもなぜ注意されたのか考えない子のこと、
先生の説明を聞きながらその作業を進めていくことが苦手な子が多いなど
いろんなケースをあげてその問題点と解決方法を説明してくれています。
家庭ではどのように対応していけばいいのかも書いてあるので、
とても参考になりました。
担任の先生や親のちょっとした一言で、学校生活が楽しく送れるようになるとの
こと。育児は毎日コミュニケーションの積み重ね。がんばります~。
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by arinko-mama | 2009-11-10 19:09 | 読書