「タイドプール」 長江優子

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自分と同い年の作家さんの作品。美大を卒業後、構成作家さん。
同じ年に生まれても、進む道はいろいろなんだなあ。などと考えながら読みました。

タイドプールというのは、どういう意味か知らなかったのですが、
岩場のくぼみのことをいうそうです。小さな生物にとっての隠れ家のような場所。らしい。
冒頭の一文が
「インターホンがなったのでドアをあけたら、お母さんがとどいていた。」
と・・・。まるでトンネルをぬけたら雪国だった。みたいな。おもしろい出だし。
お母さんというのは、お父さんが再婚したママハハ。

それからは、ママハハが次々に運んでくる水槽の数々にイライラしたり、
実の母親ではないのに、いろいろ世話を焼きたがったり、質問してくることにイライラ。
学校では親友と上手くいかなくなったり・・・
あーわかる、わかる。と主人公に同情したくなるような出来事が続きます。

母親に先立たれて残された娘の気持ち。新しく母親になろうと努力する継母の気持ち。
父親の気持ち。いろんな人の気持ちが分かりやすく描かれています。
たくさんの出来事を乗り越えて、喜んだり悲しんだり・・・それこそが人生。
最近教訓めいたお話が多いけれど、これもそんな感じ。でもいい作品でした。
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by arinko-mama | 2009-02-26 23:12 | 読書

「友だちになろうよ、バウマンおじさん」 ピート・スミス

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小学校中学年向けに書かれた本です。
ヤンという男の子が学校へ行く途中、大きな袋につまづきます。
その袋の中には、ホームレスのおじさんがいました。
自分をおいて出て行った父親に似ているそのおじさんのことが忘れられず、探します。

その後遊んでいて入院したヤンは、病院で小さな部屋に寝かされているおじさんに
再会しますが、おじさんはすぐに姿を消します。
おじさんのことをもっと知りたいヤンは、ホームレスという人がいることや、
その人たちを助ける施設があることを知ります。

ホームレスの人の気持ち、ホームレスの人への病院での対応、
おじさんがホームレスになってしまった過程、その人たちの生活を支える施設や女医さん。
いろんな社会を知り、ヤンは成長していきます。

実際にはホームレスの人と友だちになることなんて、なかなかできないと思うけど、
何か助けになることをしたいと思う気持ちは大事だと教えてくれました。
いつか娘も読むかしら?どうかな?
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by arinko-mama | 2009-02-24 01:00 | 読書

「魔法にかけられて」

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パパが土曜出勤だったので、子どもたちと一緒に楽しめる映画を。
アニメーションから実写へ。CGいっぱいでしたが、楽しめました。
ディズニーのストーリーがところどころ散りばめられていて、小3の娘も楽しめたようです。

弁護士という職業の内容があまり理解できていなかったかな~。
あと、執事みたいな人が人生相談するあたりも、ちょっと・・・。大人の世界ですね。
もう少し、娘のモーガンちゃんのかわいいエピソードなんかがあると、小さい子でももっと
楽しめたかもしれませんね~。

おとぎ話のお姫様と王子様が、現代にきちゃうっていう設定だけで、もう新しい。
マンホールから飛び出してくるのもおかしいし。
そのままの格好なのも笑えます。
カーテンでドレスを作るところもかわいい。
(いつ、どうやって?という説明がいちいちないのが、ファンタジーなのね。)

いろいろ書くとネタばれになりそうなので、この辺で。かわいいお話でした~。
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by arinko-mama | 2009-02-24 00:40 | 映画

「チョコちゃんの魔法のともだち」 尾崎左永子

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80歳を超える歌人で作家の尾崎左永子さんが、小さい頃に読んだ本の数々。
40冊ぐらい紹介されています。読んだことがあったり、何となく話を知っていたり
するのは、「ピーター・パン」「ふしぎの国のアリス」「小公女」「人魚姫」
「あしながおじさん」「坊っちゃん」など。当時の装丁や、挿絵の内容までしっかりと記憶
しているところがすごくて、読んでいた頃の自分の生活環境のことを交えて、
読書日記風に綴られています。

「チョコマカ」とうごき回るために、「チョコ」ちゃんと呼ばれていた少女時代。
上の3人のお姉さんは女学生。一人だけ年の離れたチョコは、本を読むことが大好き。
父親が官僚だったので、お手伝いさんや運転手つきのお嬢さん暮らしだったのが、
一変。父親が病気になり、学校を転々とする。いじわるをされたりしながらも、
本を心の支えに、本の中の動物を友だちとして過ごしていた。

そんな少女時代の記録。本の内容も詳細に覚えているようで、それだけ、一冊一冊への
思い入れが強いことがうかがえます。
私が本を読むようになったのは、小学校高学年ぐらいからですけど、
こんなに鮮明に覚えていないし、こういう名作シリーズのようなものをあまり
読んでいないので、次から次に出てくるその話の数々に圧倒されました。

読んでいない本がたくさんありましたが、ざっと内容が紹介されていて、
おもしろそうなものがいくつかありました。機会があったら読んでみたいと思います。
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by arinko-mama | 2009-02-20 15:30 | 読書

「わが子に教える作文教室」 清水義範

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ちょっと普通の本を離れて、詩の本や作文の本を読んでみたりしています。
我が家の小3の娘も、時々作文の宿題が出たりして、
「ママ、何書いていいかわかんない」とか、「この後どう書けばいいかな~」と聞いてきます。

そんなときは、いつも答えは同じで、どんなことが一番心に残ったかな。とかを聞き出して、
そのときどう思ったかな。とかどんなことを話したかな。とかを話させたりして、
そこを書くといいよ、などとアドバイスしています。
でも、まだ比喩表現とか、擬人法なんていうワザにいくわけでもなく、ほどよくまとまってるな。
っていう感じになってしまいます。

清水さんは作文教室を開いていらっしゃったようで、小学生が自由に書いた作文をたくさん
載せてありましたが、上手とはいえないけれど、味のある作文がたくさんあって、
あまり手を加えずに、素直に書かせたほうが子どもらしいものができあがるのかな。
なんて少し反省しました。親がいろいろ口出しすしぎるのも難しいんですね。

ちょうどパパの小学校の卒業文集を読む機会があって(送られてきました)、今はどこかの
パパやママになっている子どもたちが、6年生のときにこんなことを書いていたんだと
思うと、なんだか泣けてきて、転校やら骨折したことやら、旅行の思い出など、自分なりの
言葉で表現している一つ一つの作文が、いとおしく思えてきました。
清水さんが、ワープロやメールが普及している今、横書きの文字を読むことが多いけれど、
作文は縦書きがいい。と書かれていました。手書きというのもいいのかもしれません。

先生への感謝の言葉や尊敬の念が伝わってくる当時の小学生の作文を読み、
自分も先生への尊敬の思いがあったなあ。と改めて思いました。
今の子どもたちはこんな風に表現豊かに卒業文集を書いていたりするのかしら?と
読んでみたくなりました。
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by arinko-mama | 2009-02-19 15:25 | 読書

「詩の本2 みんなでうたおう」 岸田今日子編

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全3巻のシリーズ本。2巻は小学生向けです。
亡き岸田今日子さんが、いろんな世代の人たちに。との思いで集めた詩や歌の数々。

私にとってはちょっと古いかな。と感じられる「赤い靴」や、「お猿のかごや」などの懐かしい
曲や、「山口さんちのツトムくん」や「大きな古時計」などの国民的に有名な歌、そして、
アニメの主題歌の「鉄腕アトム」や「ゲゲゲの鬼太郎」、岸田さんらしく選曲された
「ムーミンのテーマ」などなど・・・たくさんの歌の詩が選ばれています。

音楽の時間に歌ったのか、教育番組で歌ったのか、母から聞いたのか??なぜか
口ずさめるたくさんの歌。1番までしか知らない歌の2番の歌詞はこういう内容だったのか。
とへぇへぇーーボタンを押したくなりました。(古いですね)

最近のアニメの主題歌は、アップテンポの曲が多くて、歌詞までなかなか辿りつけないの
ですが、小さい頃のアニメの主題歌は、詩もすべて覚えているほど味わい深いものが
多くて、主人公の性格やアニメの内容まで映像で浮かんでくるような・・・。
いいものが多かった気がします。
今見てるもので、いいなあ。と思うのは、ドラえもんの新しいテーマソングかな~。

我が家は特に上の娘が歌うのが好きで、知っている曲になると、よくTVの前で歌います。
それをみた下の子も負けずと歌いますが、後姿をみているとおもしろいです^^
「Mステ」などのヒット曲よりも、「みんなのうた」などのオーソドックスな歌が好きなようです。
最近また「歌声喫茶」とかいうのも復活しているようですが、(行ったこともないですけど)
みんなで歌える歌があるということはいいことですね。合唱には興味がないけど、
音楽の授業とか、幸せな時間だったなあ~。それだけでも受けにいきたい。
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by arinko-mama | 2009-02-19 15:00 | 読書

「ハブテトル ハブテトラン」 中島京子

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とっても爽やか~な風が吹いてくる一冊。
東京の小学校で学級委員をしていたダイスケ。
崩壊に近いクラス、担任の先生は学級委員に責任を押し付ける。
そんな学校生活にいつの間にか、ストレスで声が出なくなってしまう・・・

そこで両親は、祖母の家がある福山市の松永に、夏休みから2学期の間だけ
転校させることを決める。
ダイスケが広島空港に降り立ったとたん、ハセガワさんというおじいさんとのやりとりが
始まり、そして、小学校の子どもたちとのふれあいが、ダイスケを癒し、成長させていく。

実在するルナという喫茶店の「プリントップ」も食べたいし、朱華園の「ラーメン」も
食べてみたい!そして、尾道から今治までもドライブしてみたい!
そんな気になる爽やかな一冊でした。

両親が転勤で高松に住んでいたことがあって、岡山から瀬戸大橋を渡っていくときの
心地よさを思い出しました。島がポカポカあちこちに点在しているのがおもしろい。
「崖の上のポニョ」の舞台も瀬戸内とか。一度行ってみたい場所です。

方言の混じった会話や、地方の温かい人とのやりとり、小学校時代の懐かしい感じの
会話・・・まだまだ子どものような、ちょっと大人の入り口のような。
ダイスケにとって、松永での思い出や冒険が心の支えになって、これからも強く生きて
いけるのではないかな。と応援したくなりました。児童書としてもオススメです!!
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by arinko-mama | 2009-02-14 00:18 | 読書

「天才コオロギ ニューヨークへ」 ジョージ・セルデン

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1960年にアメリカで出版された児童文学の古典的存在の一冊。
映画化決定のようですが、もう作品になっているのかな。これからかしら?

ピクニックをしていた人々のバスケットの中で眠ってしまったコオロギ、チェスターは
コネティカット州の田舎から、電車に乗って、都会のニューヨークへ。
地下鉄のタイムズ・スクエア駅に降り立ったチェスターは、三日間そこでじっとして
いましたが、ついにいらいらして、鳴きはじめたところ、ベリーニ一家の子どもの
マリオに拾われて、駅の売店で飼われることになったのです。

駅にはねずみのタッカーと、ねこのハリーがいて、この二人とチェスターの出会いから
3人の会話がとてもキュート。擬人化された文章と、美しい挿絵が愛らしくて、
映像化されるなら、本当に素敵でしょう。

コオロギのチェスターは聞いた曲を奏でることができる天才演奏家。
マリオの売店で演奏することになりますが、本来は田舎でのんびりと過ごして、
好きなときに鳴いて、コネティカットの仲間を喜ばせていたのでした。
そんなチェスターはこもりがちになり・・・とまるで人間のように悩んで苦しむチェスターに、
相談にのるタッカーとハリー。3人の友情も素敵です。

動物や虫の間でもこんな風にかわいらしい会話が繰り広げられていて、
地下でいろんなことがおきていたら・・・と考えるだけで、楽しくなりました。
コオロギの鳴き声もなんだか聞きたくなりました。(秋まで待ちましょう)
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by arinko-mama | 2009-02-11 07:28 | 読書

揚げプリン

小国町にある、杖立温泉に行ってきました。
あの井上陽水の「リバーサイドホテル」はここが舞台だそうです。
オシャレな曲調に、素敵な外国の川を想像していました・・・
でも、陽水さんの歌は、西鉄のCMなどにも使われていて、
九州をイメージして作られているかんじ。
改めて杖立川の流れを見ながら、♪ホテルはリバーサイド・・・と歌ってみる夫婦。
確かにぃ~。(ダイゴ風)

昭和の路地裏の趣きを残し、石段の坂道で細くごちゃごちゃとした道を登ると
小さい神社があったり、絵馬をたくさんぶら下げた橋があったり・・・
卵を入れるといいらしい「蒸し場」から蒸気が立ち上っていたり、足湯があったり。
なんだかおもしろいところでした。

そこで杖立プリンプロジェクトをやっていて、20箇所ぐらいでプリンを食べさせてもらえる
のですが、その中から、日田屋さんという旅館で「揚げプリン」をいただきました。
パンフレットの写真には苺が添えられていたのですが、パイナップルだったので、
下の子が苺・・・とブツブツ言うので、「あの、苺は・・・」と思わず言ってしまったところ、
「今日は二つしか残っていませんでしたので・・・」と後から苺だけわざわざ出して
くださいました。本当にありがとうございます。とてもうれしいお心遣いでした!

さて、揚げプリン。写真がないのですが、ケーキの形で、温かくて、上がサクサク、
中はエッグタルトの中身のような・・・アイスクリームと一緒に食べるので、
あったか冷たいのがとてもおいしかったです。どうやって作るんでしょう??
他にも魅力的なプリンがいっぱい。ちなみにここの温泉は蒸し湯で、
箱みたいなのに入るようです、おもしろそうですね~。また行きたいです。
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by arinko-mama | 2009-02-10 00:16 | プチおでかけ

東京へ

先週の金曜日から、弟の結婚式に参列するため、東京へ行ってきました。
・・・といっても、東京観光もなく、本当に行って帰ってきて終わり。でしたけど(笑)
家族4人で新幹線のぞみ700系で往復。快適でした。
下の子はまだ外でのトイレに慣れていないので、新幹線のトイレ、どうかな?と
思っていたところ、特に問題なく、式場でも全然OKで、ひとまず安心しました~

ちょうどインフルエンザが流行り始めていたので、体調管理だけは気をつけて、
当日を迎えることができました。
両親、祖母はもちろんのこと、親戚とも久々に話ができて、おいしい料理と
楽しい演出&スピーチを聞きながら、本当に楽しい時間でした。
二人とも幸せそうで、弟の結婚はいつかいつかと待ちわびてきた私でしたので、
あ~、よかったなあ~。としみじみ思いました。

帰りに福岡から素直に帰るのも惜しい気がして、ねーねの幼稚園や小学校や
前に住んでいたところをドライブしたあと、「一風堂」で白丸ラーメンを食べて帰りました。
福岡タワーやヤフードーム、空港の飛行機が飛び立つ様子など、夜景もきれい!!
なんだかいっぱい元気がもらえた気がして、久々に充実した3日間でした。

関東に戻るのもいいけれど、やっぱり人多いなあ~~~。
どんどんビルが建っちゃって、なんだか日本がんばりすぎちゃった感じ。
我が家に戻ると、いつものように穏やかで、空気がおいしくて、なーんにもないところ
だけど、自然がいっぱいで、まあこういうところに何年か住むのもいいかな。なんて。
そうそう、帰りに車窓から見た富士山がきれいでした。やっぱり自然はいいなあ~~!
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by arinko-mama | 2009-02-05 00:32 | プチおでかけ