2008 マイベスト10

今年もたくさんの本を読みました。
娘たちへの読み聞かせを含めると数え切れないほど・・・
我が家が愛用している市の図書館では、一人5冊まで。なので、
来年、下の子が絵本を借りるようになると、結構足しげく通うことになるかも。です。

上の子も本が好きで、2学期は図書室で借りた冊数が学年で一番多かったようです。
同じように本が好きな子と友だちになったことと、担任の先生が本好きというのが
よかったのかもしれません。
お気に入りの本ができるといいなあ。と思い、ネットで評判の本を検索して、
彼女の好きそうなものを探して借りてきたりもしています。

さて、私のマイベスト10です。

 「八日目の蝉」 角田光代
 「西の魔女が死んだ」 梨木香歩
 「悪人」 吉田修一
 「ジェニーの肖像」 ロバート・ネイサン
 「5年3組 リョウタ組」 石田衣良
 「風花」 川上弘美
 「夜市」 恒川光太郎
 「グアテマラの弟」 片桐はいり
 「ジャージの二人」 長嶋有
 「ルウとおじいちゃん」 クレーン・クルマン

他にもいい作品がたくさんありました。上のは印象に残った作品。です。
梨木さん、恒川さんは今年初めて読んだ作家さんです。
今、恒川さんの本をまた読んでいます。やっぱり不思議な世界。
ホラーが苦手な私の、ギリギリ好きなところをいってくれています。
また2009年、どんな本とであえるか、楽しみです!
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by arinko-mama | 2008-12-28 07:24 | 読書

もうすぐ今年も終わりです

冬休みに入り、姉妹そろって元気に遊んでいます。
パパは29日で仕事が終わります。今日は土曜日ですが、出勤です。
世の中のニュースをみると、派遣労働者の人が仕事がなくなって大変などと
報道されているので、お仕事があるということに感謝ですね。

だんだんと不況になっていくと、昔のように衣食住そのもの、暮らしていけることに
感謝する気持ちが大事になっていきますね。いいことなのかもしれません。
日本人は少し贅沢をしすぎたのかもしれないですね。
優しい気持ちをとりもどして、お互い助け合ってがんばって乗り切るしかないです。
初詣はとってもにぎわいそうですね。カゼをひかずに、お正月を迎えたいものです。

私はといえば、去年の年末のブログを読み返したところ、Dr.コパさんの占いで
3月生まれは何をやってもうまくいく。という占いだったようですが、特に新しいことを
はじめたわけでもなく、平々凡々。読書がたくさんできたことぐらいがよかったかな~
家族全員、大きな病気もなく、健康でいられたことが一番です。

来年は新年早々、1月末に弟の結婚式があるので、それがメインイベントです!
毎年神社などに行くたびに、弟の結婚をお願いしてきたので、
やっとお願いがかなったというところです。娘たちも楽しみにしています。
もう一回ぐらい、更新できるかな~。
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by arinko-mama | 2008-12-27 16:36 | つれづれ

「風花」 川上弘美

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のゆりさんという名前がまずめずらしくて、印象に残る名前です。
のゆりは卓哉と別れるかどうするか、とても悩んでいます。
でも、すぐきっぱりと別れる決心をすることができず、時は流れ・・・

そんな日常を年の近い叔父さんと旅行に行ったり、友人と沖縄に行ったり、
仕事を転々としながら過ごして行きます。
川上さんの作品にはいつもおいしそうな食べ物がたくさん登場するのですが、
のゆりがたまごを5個使って、葱をたくさん入れたたまごやきを作る場面が
とてもおいしそうで・・・

何かを食べながら、何かを考えるってとても多いです。
あとは、誰かと話しながら、他のことを考えるとか・・・
そういう何気ない感じを描くのがとても上手だなあ。と思いました。
ドラマみたいに、感情むき出しで怒ったり泣いたりするよりも、現実はもっと穏やかで、
食べたり眠ったり仕事をしたりという生活のベースは普通にあって、
その中でいろんな感情がざわざわしている感じ。というのが正しいのかな。と
思わせてくれました。
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by arinko-mama | 2008-12-21 16:40 | 読書

トイレトレーニング中 

2歳前からずっとトレーニングを続けてきましたが、なにしろトイレで成功しない!
そして、寒くなってきたし、しばらくお休みしようかしら。とあきらめかけていた頃、
急にトイレで2回連続で成功!わーい、わーい!

その後なんとか順調にトイレでできるようになってきました。
でも、まだ大の方がトイレでできません・・・
あと、外出のときは一応おむつにしています。
そうすると自分で言わずにおむつにしてしまっていることも。
「ママ、チッチでたー。」と事後報告。
このあたりは和式しかないトイレもあったりするので、難しいですね。
上の子のときは、子ども用トイレなんていうありがたいもののあるスーパーしか
行ってなかったので、あまり大変ではなかったんですけどね!

いつかはとれると分かっていても、なんだかイライラするし、
トイレができないということが、いつも頭の隅っこにある感じで、
この夏から秋にかけてはだいぶ下の子を怒ったり、悲しくて泣いたり(親子で)、
なんだか大変でした。でも、トイレでできるようになってホッとしました。

最近は下の子も言葉が増えてきて、昨日は「ママ、くるま、気をつけてね~」なんて
いわれてびっくりしました。単語もいっぱい覚えて、周りの人にも挨拶ができるように
なってきました。おじさんはいまだに苦手ですけど・・・

「しまじろう、ただいま~。帰ってきたよぉ~」なんていいながら、しまじろうを
抱っこしたりする姿をみるときや、「ママ、これおいしいね!」
なんていう言葉を聞くと、とってもかわいらしいです。
なんだか人生の基本を教えてもらっているような気がします。
いろんな「初めて!」があって、人は成長していくんだなあ。としみじみ思います・・・
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by arinko-mama | 2008-12-19 13:35 | 第2子

「流星ワゴン」 重松清

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重松さんの本は「エイジ」ぐらい?かな。たぶん読んだ数は少ないと思います。
でも、今回の作品も設定が面白くてすごいなあ~。と感心しました。

ちょうど主人公の男性の設定が自分と同じぐらい。
新聞記事に載った親子も我が家と似た構成。
こういう事故にあうということもありうるし、そういう意味ではとても怖く感じました。

父親はリストラ、母親はよく分からない外出(この母親には疑問が・・・)、
そして子どもは中学受験に失敗して、暴力を振るう。
こんな家族あるのかな。とあまりの不幸ぶりに悲しくなり、ただのお話。と割り切って
読まないと、この年末暗くなってしまいそうな勢いでしたが、
人生の分岐点で、自分がどう振る舞い、どう対処して行ったか。
もう一度そこに戻って確認できる。そんなストーリーに心ひかれました。

自分の目だけでは、なかなか気がつかない家族のちょっとした変化や気持ち。
それを神様みたいな人がそそっと現れて、違うよ違うよ、そこはそういう風に言っては
いけないよ。むこうはこんなこと考えて、こんなことしているよ。とささやいてくれたら、
どんなにありがたいでしょう。でも、そういうことができないんですよね。
一生懸命かわいがっているつもりでも、伝わらなかったり、両親に相談したくても
いなかったり、寂しかったり・・・いろんな気持ちがいっぱいあるのに、
うまく説明できない。そんな人間らしい人間がいっぱい。
やっぱりコミュニケーションが大事なんだなあ。と思いました。
そうそう、この中に登場した黒ひげ危機一髪が妙にやりたくなってしまいました・・・
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by arinko-mama | 2008-12-17 14:23 | 読書

「レインツリーの国」 有川浩

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男性だと思っていました。女性なんですね。
最近の作家さんのペンネームは、男性か女性か分からない人が多いです・・・

で・・・「阪急電車」も読みたいし、「図書館戦争」シリーズも気になるのに、
図書館には一冊もない!人気があるんですね。やっぱり。
あったのは「レインツリーの国」だけでした。

感音性難聴のひとみ。生まれつきそうなってしまったのではなくて、高1のときに事故で。
というのがとても悲しい事実。もし、自分が・・・とか、家族が・・・と考えると、つらいです。
乙一さんの「暗いところで待ち合わせ」で盲目の人が出てきたぐらいで、あまり障害のある
人が主人公の小説は読んだことがなかったので、ドキュメンタリーを読んでいるような
感じがしました。実際、感音性難聴の人はどんな風に過ごしているのかな。

障害があるということを除けば、ネットで知り合って、メールをやりとりして、
でも、お互いのことは探り探り。傷つけたり傷ついたり・・・
ネットを通じて知り合って結婚した友人もいるので、こういう風に知り合うこともあるんだ
ろうなあ。と想像はしたけれど。やっぱり新しい形態ですね。
そして、HPやブログは、健常者でなくてもどんな人でも自由に発言できる場なんだなあ。
と改めて感じました。

恋愛小説として、出会いからお互いの葛藤、喧嘩、そして深く理解しあって、
だんだんと絆を深めていく過程が丁寧に描かれているので、特にひとみについては
女性特有のプライドの高さや、ひがみっぽさ。など自分と重ね合わせてよく似ている
部分があったので、すごくよく分かって楽しめました。

他の有川さん作品も是非是非読んでみたいです。
こういうスピンオフ形式みたいなのって、「踊る・・・」シリーズじゃないですけど、
どうしても他のも全部読みたくなりますね。
会社の同僚のかわいいOLミサコさんのその後。とか。
二人の出会いとなった「フェアリーゲーム」もかいてくだされば、
絶対読みたくなりますもの・・・。
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by arinko-mama | 2008-12-14 21:56 | 読書

「キッドナップ・ツアー」 角田光代

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あと少しで今年も終わり。あと何冊読めるのかな?
何冊読んだか数えているわけではないけれど・・・
最近はねーね(小3)の読書量がどんどん増えてきて、
「ママが読んでいるこの本、どんな本?おもしろいの?」と興味深そうに聞いてきます。
なんとなく大筋だけ話すようにしています。将来読むかしら???

この「キッドナップ・ツアー」は夏休みの読書感想文にぴったりな一冊。
冬に読むにはちょっと時期はずれでしたが、面白かったです。
2ヶ月前に離婚した父親が小5の娘ハルをユウカイする。あくまでもハル目線なので、
大人からみれば、ユウカイではないんでしょうけど・・・

この作品でひとつ気がついたのは、携帯電話の普及前のお話。ということ。
父親が母親と連絡をとるのに旅館の公衆電話を使ったり、駅の公衆電話を使ったり。
電話ボックスからなかなか出てこない父親を待つなんていう光景も
最近はないですね。この前「サザエさん」で駅の公衆電話がなかなかあかないと
いうエピソードをやっていたけれど、携帯前の電話文化ではドラマチックな小説が
たくさんかけそうだけれど、携帯普及だと、なんでもすぐ連絡がついちゃって
またちょっと違う展開になりそう。そんなアナログな文化だから、この作品も
いい味が出ているんだと思います。

複雑な家庭事情の話が最近は多いけれど、こういう風に時々しか会えない親子の
関係って、とても不思議でその時間はとても特別で濃密な時間なんだろうな。と
想像します。そして子どももその感情は豊かで、いろんなことを思うんだろうな。と。

夏休み。本来なら親子仲良く旅行に行ったりするなか、そういえば、離婚してしまった
両親をもつ子どもは(きっと日本にも大勢いるんだろうけれど)どんな風にすごすのかな。
何日間はお父さん、何日間はお母さん。なんていう子どももいるかも。
心は安定しているのか。ハルみたいにいろいろ思うところもきっとあるんだろうな。
でも、ちょっとした親子のふれあいで、お父さんについても最後には大好きだ。と
しめくくっているあたり、やっぱり親子って目に見えない絆で結ばれているんでしょうね。
たくさんの子どもたち、たくさんの両親に読んで欲しい一冊です。
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by arinko-mama | 2008-12-12 08:06 | 読書

「ありふれた生活6 役者気取り」 三谷幸喜

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やっぱり面白い人ですね、三谷さんって。
でも、今回は役者さんからみた三谷さん。のインタビューがたくさん載っていたので、
脚本家&演出家としての三谷さんは、また全然違うんだなあ。というのが分かりました。

奥さんのことをひとつも悪く書いてないのがとてもいい感じです。
だいたいうちの家内はこうこうこうで・・・って、面白おかしくかいたり、変なやつなんですよ。
みたいな登場の仕方をするのが夫婦ものなんだけれど・・・
きっとお互いがお互いを尊敬しているから、いいバランスがとれているんでしょうね。

三谷さんの舞台というものをみたことがないから、いつか生でみてみたいなあ。
(子どもが大きくなってからだから、それまでずっとやっていてください!)
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by arinko-mama | 2008-12-09 16:51 | 読書

「学園のパーシモン」 井上荒野

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幼稚舎から大学まである私立の学園を舞台に。
モデルのような真衣、絵の才能がある木綿子など、登場人物に魅力がある設定。
そして、カリスマ性のある学園長の存在、赤い手紙。
学園のバーシモンというサイトなどなど・・・。
とてもおもしろそうな本になるか。いつになったら、赤い手紙の謎がとけるの?
いつになったら、登場人物に幸せが訪れるの?とページをめくっていたら、
おやおや?と思う間に終わってしまいましたとさ。というのが率直な感想。

全体的に退廃、退屈、混沌・・・という学園の世界。家庭もちょっと複雑。
真衣のお姉さんの存在も結局よく分からず、バーシモンのサイトもなんなのか?
学園長がカリスマなのは分かるけれど、一人一人の思いがよく分からない。
うーん・・・久々に消化不良の作品でした。もうちょっとどうにかなると面白いのになあ。
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by arinko-mama | 2008-12-07 20:15 | 読書

「ドロップス」 永井するみ

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スタジオ・ピチカートにまつわる4人の女性を描いた連作短編集。
永井するみさんの描く女性は、きちんと仕事を持っているという設定が多く、
コンピューター会社のOL、日本語教師のボランティア、インテリアコーディネーターなど
これまでもいろんな職業の実情がよく分かっておもしろかったです。
今回の「ドロップス」では、フリーのコンサートプログラム制作をやっている夏香と
英会話スクール受付の遼子、歌手のリリアなど、子どもを育てながら仕事をしている
女性が登場して、実際はどうなんだろう?こんな感じなのかなあ。と想像しながら
読みました。

夏香は小2の娘がいて、その子は弟か妹を欲しがっているんだけれど、
夫との関係が冷め切っていて、夏香は離婚まで考えていたりします。
我が家は上の子が小1のときに下の子を産んだのだけれど、3人のときよりも、
4人の方がバランスがいいという気がします。
子どもには子ども同士の世界のようなものもあるでしょうし、ねーねも一人っ子のまま
よりは、いろんな意味でいい影響があったような気がしています。

でも、同級生などはだいたい一人産んだ後仕事に復帰して、そのまま現在に至る。
という感じで、一人の人が多いですね~。やっぱり仕事をするには子どもは一人なのかな。
それとも、もう年齢的なものもあるのかな。
ちょうど同年代ぐらいの女性の話だったので、いろいろと考えさせられて、面白かったです。
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by arinko-mama | 2008-12-05 19:07 | 読書