2015年 06月 13日 ( 1 )

「凍花」 斎木香津

読み終わってから知ったのだけれど、SMAPの中居くんが
この本をラジオで紹介したあと、amazonで1位になったとか。
そして、斉木さんはルース・レンデルの作品が好きだとか。
ルース・レンデルさんは5月に亡くなっていたんですね。
大学生の頃かな?何冊か読みました。結構好きでした。

「凍花」は3姉妹の長女が次女を殺してしまった理由を
三女が調べていくうちに、長女の人生がどんどん明らかになって
くるという手法で、引き込まれました。2時間ぐらいで一気に
読んでしまいましたが、なんとも悲しく、切ない話でした。

3姉妹というと、こういうキャラ設定なのか、事実そうなのか
わからないけれど、長女はしっかり者、次女は奔放、三女は
甘えん坊の末っ子キャラ。でも三女は姉二人を尊敬していて
それでうまくいっている。(ようにみえるだけなのかな?)

女3人もいれば、いろんな生き方になるだろうし、好みも
バラバラ、でも常に比較されるという点ではちょっと生きづらい
ところもあるんだろうなあ。芸能界の姉妹でさえ、常に比較
されて、注目されるけれどなんだかかわいそうですものね。

はたからみると幸せそうな家族の裏側にこんな世界がある。
でもどこの家族にも他の人にはわからない悩みがあったり、
家族だけにしかみせない一面があったり、いろいろなんだろうな。
長女をどうにかして救ってあげたかったなという母親目線では
なんだか悲しい話でした。
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by arinko-mama | 2015-06-13 05:42 | 読書