2015年 02月 24日 ( 2 )

「尋ね人」 谷村志穂

谷村志穂さん、知っていますが、本は初めて読みました。
函館の風景、ちょこっと観光でしか行ったことがないので、
海の景色や、船の過去の事故、人けのない街並みなどは全く
知らなかったので、想像しながら読みました。

尋ね人のサイトなんてあるんですね。
私は引っ越しが多かったので、全国に同級生がいっぱいいるので、
今あの人はどうしているのかな、先生は元気かな、といろいろ
思いだして考えることはありますが、自分の人生に影響を与えた人が
突然自分の前から姿を消してしまうということはびっくりすることでしょう。

お母さんが若かったころの手紙のやりとり。きれいな日本語の言葉遣いが
とても新鮮で、どこか懐かしく、今のメールでのパッパ、パッパした
忙しいやりとりではないところがとてもよかったです。

そして思いがけず仙台の場面がたくさん出てきて、私自身まだ仙台の
周りをよく訪れたり歩いたりした回数が少ないので、あ~、仙台っていい街
なのかな~?と思ったりしました。(いつも車で通るか、忙しく歩くだけなので)
他の本も読んでみたくなりました。よかったです。
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by arinko-mama | 2015-02-24 21:34 | 読書

「女流阿房列車」 酒井順子

「地下旅!」という本で、地下鉄をずっと乗る旅をやっていましたが、
今回もまた東京メトロずっと。とか、東海道を五十三回乗り継ぐとか
おもしろく、過酷な旅を淡々とこなしている酒井さん。

私もたぶんぼんやりと景色をみながら、時々何かを食べながら
うとうとしながら電車に乗り続けるのはあまり苦にならなそう。
(とはいえ、九州から関東への帰省のときは結構退屈で長かった)
電車のオタクの人にはいろんなタイプがいて、写真を撮る人とか、
乗るとか、駅を観察する人とか・・・

酒井さんはいつも一人or 少人数で旅をしているのですが、
今回の企画で5人の集団行動の旅があって、それに最後の方で
疲れてしまって、他の人たちはボックス席みたいにして座って宴会
だったのに、酒井さんだけ一人で窓の外を見ていたという・・・
そんなマイペースで、集団行動が苦手というのが自分となんだか
似ていて、共感を覚えてしまいました。
(でもきっと私はその場だけ合わせて、家に帰ってきてからどっと
疲れてしまうタイプ)

誰にも邪魔されず、自分の好きな時に食べたり、乗ったり、
降りたり。景色をみたり、うとうとしたり。そういう旅がしてみたくなりました。
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by arinko-mama | 2015-02-24 21:17 | 読書