「海松(みる)」 稲葉真弓

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都会での一人暮らしを長年続けてきた40代後半の女性。
志摩半島を訪れた際、雉をみつけて、その土地に住むことを決める。

自分より上の年齢のしかも独身女性を描いた作品は読むことがなくて、
とても新鮮でした。自分にはない感情の流れや自然に対する思い。
人生の後半に入ろうという年齢で考えること、友人たちの死なども
そこに加わって、一人の女性の静かな人生が描かれていて、
うわ~、大人の女性という雰囲気だなあ。と思いました。
いつも読む30代女性作家さんとはまた違って、表現がきれいでした。
でもちょっと自分には早かったかな。こういう気持ちが分かる日が
いつか来るのかもしれない・・・と感じました。
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by arinko-mama | 2010-02-11 21:13 | 読書