「ゼブラ」 ハイム・ポトク

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表紙のしまうまの絵は大竹伸朗さん。とてもいい絵です。
少し前、「カスバの男」というエッセイを読んだことがあります。

「ゼブラ」のほかに5編。身近な人たちを亡くすという喪失感。
少年少女たちの感情の動き、成長を本当に丁寧に描いています。

私のお気に入りは「ゼブラ」。中学の国語の教科書に少し短くしたものが
載ったそうです。片方の手が動かない少年が、男の先生に絵を教えて
もらうということを通して、少しずつ成長していく物語。

短いけれど、一字一句大切に読みたくなるような、素敵な物語でした。
悲しいことにぶつかったとき、辛い思いをしているときに、
出会った人によって新たな一歩を踏み出せるようになる。
そんな大事なことを教えてくれた一冊でした。
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by arinko-mama | 2009-12-06 18:42 | 読書