「アルゼンチンババア」 よしもとばなな

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左半分は英訳ページなので、厚さの割にページ数が少ない。
でも、とってもいい本でした。お気に入りです^^

鈴木京香さんの映画のCMをみていたので、アルゼンチンババア=鈴木京香さんの
イメージがついていました。白髪まじりのすごい汚い格好のおばさん。
廃墟のようなアルゼンチンビル、映画ではどんなセットになっているのか興味ありです。

母親をなくしたばかり。日常が全く違うものになる瞬間。
「ナゲキバト」もそういう設定だったし、今日たまたまみた教育テレビの男の子も
お父さんが亡くなってからはおじいちゃんにいろんなことを教わっていました。

懐かしさって、全てが変わってしまってから初めて芽生えるものなんだ、と私は思った。
という一文が、本当に心に響きました。
悲しい出来事や大変な出来事にぶち当たったことも、環境の変化や時間の流れで
今が幸せであれば、懐かしいと思えるときがくる。

コタツに入ってストーブで沸かしたお茶を何度も飲んだり、うとうとしたり・・・
そういう日常の何気ない幸せ。
読み終わったあと、英訳も読んでみました。ちょうどピッタリ終わっているところがすごい!
ばななさんの本は世界のいろいろな国で読まれているようですが、
そんな海外の人、になった気分でした。

こいのぼりはkoinobori、せんべいはrice crackers、お盆はthe summer bon holiday
コタツはkotatu、時代劇はsamurai dramas と訳されていました。
日本の文化を想像しながら読んだり、どんなものだろう?と調べたりしながら
読むんだろうなあ・・・
絵、写真、英訳、装丁・・・どれもとても素敵で、パラパラ何度も眺め、読み返して
しまう一冊です。映画もいつかみてみたいなあ・・・
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by arinko-mama | 2009-11-26 00:09 | 読書