「モモ」 ミヒャエル・エンデ

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確か小学校か中学校のころ、一度手にとって読んではみたものの、
時間泥棒というテーマがピンとこなかったか、どうか、挫折した記憶があります。
その後、TVか何かで映画をみて、黒いスーツみたいな人がいて・・・
とこれも曖昧な記憶。

でも、いつも図書館に並んでいて、「あ~これ読んでないな」と気になっていました。
娘と同じぐらいの子が読んで、「オススメです」なんて言っているのを聞いて、
そろそろ読まないといけないかな。と思っていました。

結構哲学的な内容ですね。小学生と大人が読むのでは、感想が違ってくるでしょう。
最近スローライフに関しての本を読んだり、考えたりすることがあるので、
「モモ」に出てくる、時間を節約すること、貯蓄すること。ということについて
いろいろと考えさせられました。

子どもたちのセリフも印象に残っています。
たくさんのレコードを買ってもらって、いつでも好きなときに聞けるけれど、
パパはいつもいなくて、忙しくて、夜はおはなしをしてくれる元気がない。ということ。
私も子どもたちにTVを見せている間、自分で好きなことをしたりしている
ときがあったり、ついついいろんなものを買い与えていることも。
そうではなくて、モモのようにゆっくり話を聞いてあげることが大事なんだと。

児童文学なのに、大人を含めていろんなことに気がついて、考えてもらうための
一冊なんですね。みんなが一読をすすめる理由が分かったような気がしました。
娘が「おもしろい?」と聞いてきたので、かいつまんで内容を話しました。
いつか彼女も手にとって、何度か読むことがあるかしら?
こうして時代をこえて読まれていく本、あとになって分かる本。素敵ですね。
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by arinko-mama | 2009-10-16 22:32 | 読書