「スローライフ 緩急自在のすすめ」 筑紫哲也

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「ニュース23」の多事争論は時々みていて、なかでも阿川佐和子さんと一緒に
やっていたときの「異論反論オブジェクション」という、街の人にいろいろな
意見を求めるコーナーが好きでした。
夏になると、かりゆしルックで出演していたのも、今思えば
「スローライフ」を提唱されていたからなのですね。
クールビズよりも先を行っていた筑紫さん。

大分県出身ということで、私も大分に住むようになってから
筑紫さんの存在に注目し始め、惜しくも亡くなられたので、
追悼の思いをこめて、この本を手に取りました。

子供たちが道草をしなくなった。
都会では子供の声すら聞こえなくなってきましたね。
昨日、娘と学校の話をしたとき、紙飛行機、輪ゴムで遊ぶ、
シール交換など、次々にいろいろなものが禁止になるとのこと。
廊下で話すことは禁止。
雨のときは何をして遊べばいいのかな・・・?だそうです。

私たちのころは、牛乳のキャップをめんこにしたり、チェーリング、
トランプ、あやとり、ゲームウォッチ、バックギャモンもOKの
学校もありました。
かなり自由だったように思います。
禁止の項目が多いため、何か持っていくと、すぐに「いけないんだ」
という目でみられ、問題になってしまうそうです。
給食も静かに食べるとか。・・・いろんな意味でキュウキュウですね!

こうしてもいいじゃない。的な、ゆるやかな発想が許されない世の中。
生きていくのが辛くなる人も多いようです。
今あるものを大事に。今の生活を大事に過ごしたいですよね。

「従来型・多数派の思考に身を委ねるのではなく、自分で考え、
行動する個人がどこまで育ち、力を持ち、多様性のある社会を
作れるかが大切。とのこと。」本当にそのとおりです。
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by arinko-mama | 2009-10-07 18:00 | 読書