「月魚」 三浦しをん

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周りを緑に囲まれた場所で、ひっそりと経営する古書店。
少しBLっぽい雰囲気で物語は進んでいくけれど、それを上回る何か不思議な魅力が
ありました。古書店ということもあり、古い物を大切にする精神、そして、菜園から
野菜を採ってきたり、干しいもを食べたりというエコな感じも。

一冊の本に対する人々の思い入れの強さ、そして、昔の本を次から次へと
また大事に使っていくというシステムの素晴らしさ。
私は残念ながら、BOOK OFFで少し絵本を買った、ぐらいしか古本屋というものを
知らないので、神田とかに行くと、またいろんな魅力を発見できるんだろうなあ。
と思いますが、全然まだ知識がないですね~。

この前、本の特集をしている雑誌の中で、ある俳優さんが、自分が生まれた年より
前に書かれたものに、強く興味を持つ。と、古い本ばかり紹介していました。
そうか~。そういう考え方の人もいるんだなあ。と思いました。
最近少し古い文学を読むようにしているのですが、やっぱりいいものはいい。ですね!

「月魚」はたぶん「格闘するものに○」以来のしをんさんでしたが、よかったです。
「月魚」というタイトルのつけ方が素敵。魚が跳ねるところの描写が印象的です。
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by arinko-mama | 2009-09-24 23:19 | 読書