「トーキョー・クロスロード」 濱野京子

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表紙の絵から、高校生活の学園もの?かなと思い借りたのですが、とってもよかった!
恋愛小説は最近途中で挫折してしまったり、流してしまったりするんだけど、
これは恋愛も含めて、このころ特有の、身近な人への憧れから、
それに比べて自分は・・・と思ったり、自分の中の違う部分を発見したりという
もやもや悩んだり、つらかったり、でも楽しかったり、すがすがしかったり、
いろんな感情が交錯する時期。

栞の趣味の「別人に変装して、ダーツに当たった、山手線の駅で降りてみる」
というのでこのタイトルなんでしょうけれど、そうした自分の感情の交錯とか、
友達とのいろんな気持ちの行きかいなども、このタイトルに含まれているんでは
ないかな。と思いました。

ジャズに関してもちょこちょこ書かれているので、頭にメロディを浮かべながら・・・
児童書の棚におくよりも、大人に読んで欲しいなあ。
どの人物もそれぞれ魅力的で、濱野さんの本をまた読んでみたいです。
(図書館にはこの本しかなかったです・・・新作を期待!!)
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by arinko-mama | 2009-09-18 01:09 | 読書