「クローディアの秘密」 E.L.カニグズバーグ

a0020440_094780.jpg
こういう児童書を全然読まないで、ミステリばかり読んでいた私です。
でも今だからこそ、この児童書のよさが分かる気がします。
ねーねは30ページぐらいで挫折したようで・・・まだ早かったみたいです。

クローディアは12歳の少女。3人の弟のうち下から2番目のジェイミーを選び、
ニューヨークのメトロポリタン美術館に家出します。
この美しい場所を選ぶところが、クローディアの素敵なところ。

美術館にたどり着くまでの二人のドキドキ。毎日見回りの人に見つからない
ようにトイレやベッドの下にかくれたりする冒険。
そんな二人を心配して両親は警察に捜索願を出して新聞にも載っているのに、
肝心な二人は、ミケランジェロが彫ったとされる「天使」に魅了されていた・・・

家出をする話は結構あるけれど、その行き先が美術館であり、
そこにある美術品にまつわる謎を解こうとする姉弟。という設定が斬新。
そして、「天使」を美術館に売ったフランクワイラー夫人に会いに行く。
この夫人が語り役なのですが、二人を子ども扱いせず、対等に取引し、
人生の先輩として「秘密」を提供し、凛としていてかっこいい。
いつかメトロポリタン美術館に行ける日がくるかしら。行ってみたいな。
[PR]

by arinko-mama | 2009-09-10 00:26 | 読書