「吉本隆明「食」を語る」 聞き手 宇田川悟

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吉本隆明さんというと、よしもとばななさんのお父さん。というイメージ。
しかないのです・・・すごく難しい本をかかれているようで。
でも、「ほぼ日」で、糸井さんとの対談を読むと、テレビなどもよくみていて、
タモリさんやさんまさんやたけしさんを評価していたり、
この本の中でも、料理の鉄人の道場六三郎さんを評価していたりと、
少し親しみをもちました。

インタヴューは、吉本さんの子どもの頃から現在に至るまでの食生活について。
一人の人の食の記憶をずっと追うのもすごく貴重な資料的な感覚で・・・

興味深かったのは、食の話からばななさんの「キッチン」の話になって、
「キッチン」では、台所で寝るのがすき。というような表現があるけれど、
あの娘はキッチンに寝たことなんて一回もない。どっから考えついたのかなあ。
と思う。なんていう話。父親目線でおもしろかったです。

あとは、本にまつわる話で言うと、田山花袋の「田舎教師」について、
これは花の小説だって言えるぐらい、花のことがいっぱい出てくる。とか、
国木田独歩の「武蔵野」は目的なしに旅をするということをはじめてやったとか。
村上龍の「料理小説集」は傑作だ。天才的で、これは彼の代表作だ。と
ほめていました。「料理小説集」は確か読んだことがありますが、そっか~。
もう一度パラパラっとよんでみようかしら・・・
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by arinko-mama | 2009-06-14 18:53 | 読書