「ガラスの地球を救え」 手塚治虫

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未完のまま手塚先生が亡くなられてしまったという一冊。
1989年、私が大学に入学した年に出版されたとは思えないほど、
今読んでも全く古さを感じさせない内容です。
お嬢さんがこの手塚先生の地球環境に対する思いを受け継いで、
ずっと活動を続けていらっしゃるようです。

手塚先生の漫画はきちんと読んだことがないですが、
「ブラックジャック」や「鉄腕アトム」「きりひと賛歌」「リボンの騎士」など少しだけ。
パパが私より読んでいるので、昔二人で手塚治虫の展示会のようなものを
見に行ったときに、医者の免許を持ちながら漫画を描いているんだということを
知って、すごい人というのは漠然と理解していました。

人間が自然を破壊し、動物を殺し続けている。という現実。
一方で緑を大切に、動物を保護しよう、命は大切に。という流れ・・・
ここで立ち止まって周りを見渡す最後のチャンス。と。
当時はまだ私はホヤホヤの大学生でしたが、バブル真っ只中で、
消費することが世の中の中心だったように思います。

あれから20年。エコ、エコと世の中は地球環境を守ろう。的発想一色。
子どもたちも小さい頃から社会科の教科書にはゴミ問題。
娘の学校でも命の大切さを学ぶ授業や、みんなで考える授業が増えているようです。

~自然というものは人の心を癒やす不思議な力を宿していて、
  自然こそ、子どもにとっては最高の教師~
という手塚先生の言葉。本当にそうですね。この前実家に帰ったときに、
富士山を久々に目の前でみましたが、本当に美しくきれいでした。
子どもたちにも夕日が沈む時の夕焼けの美しさや、満月や空の美しさをみせ、
花や生き物をみかければ、一緒に眺めたりしています。
そんなことから、自然に親しんでもらえたらなあ。と思っています。
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by arinko-mama | 2009-04-11 07:14 | 読書