「チョコちゃんの魔法のともだち」 尾崎左永子

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80歳を超える歌人で作家の尾崎左永子さんが、小さい頃に読んだ本の数々。
40冊ぐらい紹介されています。読んだことがあったり、何となく話を知っていたり
するのは、「ピーター・パン」「ふしぎの国のアリス」「小公女」「人魚姫」
「あしながおじさん」「坊っちゃん」など。当時の装丁や、挿絵の内容までしっかりと記憶
しているところがすごくて、読んでいた頃の自分の生活環境のことを交えて、
読書日記風に綴られています。

「チョコマカ」とうごき回るために、「チョコ」ちゃんと呼ばれていた少女時代。
上の3人のお姉さんは女学生。一人だけ年の離れたチョコは、本を読むことが大好き。
父親が官僚だったので、お手伝いさんや運転手つきのお嬢さん暮らしだったのが、
一変。父親が病気になり、学校を転々とする。いじわるをされたりしながらも、
本を心の支えに、本の中の動物を友だちとして過ごしていた。

そんな少女時代の記録。本の内容も詳細に覚えているようで、それだけ、一冊一冊への
思い入れが強いことがうかがえます。
私が本を読むようになったのは、小学校高学年ぐらいからですけど、
こんなに鮮明に覚えていないし、こういう名作シリーズのようなものをあまり
読んでいないので、次から次に出てくるその話の数々に圧倒されました。

読んでいない本がたくさんありましたが、ざっと内容が紹介されていて、
おもしろそうなものがいくつかありました。機会があったら読んでみたいと思います。
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by arinko-mama | 2009-02-20 15:30 | 読書