「ハブテトル ハブテトラン」 中島京子

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とっても爽やか~な風が吹いてくる一冊。
東京の小学校で学級委員をしていたダイスケ。
崩壊に近いクラス、担任の先生は学級委員に責任を押し付ける。
そんな学校生活にいつの間にか、ストレスで声が出なくなってしまう・・・

そこで両親は、祖母の家がある福山市の松永に、夏休みから2学期の間だけ
転校させることを決める。
ダイスケが広島空港に降り立ったとたん、ハセガワさんというおじいさんとのやりとりが
始まり、そして、小学校の子どもたちとのふれあいが、ダイスケを癒し、成長させていく。

実在するルナという喫茶店の「プリントップ」も食べたいし、朱華園の「ラーメン」も
食べてみたい!そして、尾道から今治までもドライブしてみたい!
そんな気になる爽やかな一冊でした。

両親が転勤で高松に住んでいたことがあって、岡山から瀬戸大橋を渡っていくときの
心地よさを思い出しました。島がポカポカあちこちに点在しているのがおもしろい。
「崖の上のポニョ」の舞台も瀬戸内とか。一度行ってみたい場所です。

方言の混じった会話や、地方の温かい人とのやりとり、小学校時代の懐かしい感じの
会話・・・まだまだ子どものような、ちょっと大人の入り口のような。
ダイスケにとって、松永での思い出や冒険が心の支えになって、これからも強く生きて
いけるのではないかな。と応援したくなりました。児童書としてもオススメです!!
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by arinko-mama | 2009-02-14 00:18 | 読書