「大江戸えころじー事情」 石川英輔

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どこかのサイトで紹介されていて、気になった一冊。
石川さんは、江戸時代に関する著書がたくさんある方で、最近はエコについての講演
などでひっぱりだこの様子。
江戸時代まで日本人は太陽エネルギーだけで生きていて、ほぼ完全な循環型社会に
いたということ。
その後、化石燃料に頼るようになり、いろいろなことが便利になった反面、
ごみの廃棄場所がなくなってきて、ここ最近になって、世の中でエコ、エコ。と
叫ばれるようになってきました。

石川さんは、江戸時代に完全に戻るというのは不便極まりないし、不可能だけれど、
生活スタイルの違う海外のエコ事情を学んで真似するよりは、同じ日本の江戸時代に
学ぶべきところはたくさんあるのではないか。と述べています。

この前読んだ「モギ」でも、わらでぞうりを編んだり、米俵を焼き物を運ぶのに使ったり、
薪で火を燃やしたり、わらと火打ち石で火をおこしたり・・・
と昔の人々の工夫や知恵がいっぱい詰まっていて、貧乏ながらも、人々がいきいきと
笑顔で生活している昔の日本人に共通するものがあるなあ。と思っていました。

そして、たまたまみたNHKの「爆問学問」という番組でも、環境について調べている
教授が、やはり同じように、環境汚染が広がってきたのは、人口が増えてきて、
人々が便利なものへ、効率のいいものへと流れてきたことが原因。
というようなことを言っていて、考えさせられました。

そういう流れはどうしても止められないけれど、何か少しでも世の中がいい方向に
進めるように・・・と。日本人がちょっとここで環境のことを見つめなおして、
一人一人が少しずつ何かを変えていくことで、進む方向を見出せたら。と思いました。
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by arinko-mama | 2009-01-23 14:02 | 読書