「ジェニーの肖像」 ロバート・ネイサン

爆笑問題の太田光さんがすすめていたということで、読んでみました。
そうでなければ、この本と知り合えていたかどうか・・・。
でも、おすすめどおり、名作でした!

貧しい画家イーベンは、まったく描くことができずにいました。
そんな冬のある日、公園で、一人の少女、ジェニーと出会います。
不思議な魅力をもったジェニーのことがなぜか頭から離れず、絵も順調に売れ始めます。
その後も時々イーベンのもとにあらわれるジェニー。しかし、少しずつ成長しています。
彼女の話に出てくる両親のことを調べてみると、数年前にすでに亡くなっていたり、
学校にも彼女は通っていない・・・など不思議なことばかり。

それでもジェニーのことが忘れられないイーベン。
時々しか会えず、しかも一日のうちの数時間しか一緒に居られないジェニーと
有意義な時間をすごします。
イーベンが描くジェニーの肖像は高い値がつき、その後も順調に画家としての道を
すすみます。一方ジェニーは留学をすることに。
だんたんと年齢が近づきつつある二人。時間をこえての恋愛は成就するのか・・・

恋愛ものとしても読めるけれど、ロバート・ネイサンの詩のようなものや、
イーベンが語る人生とは・・・のような話が、とても興味深く、勉強になりました。
こういう古い名著を読んでしまうと、現代の小説って・・・と考え込んでしまいますが、
それはそれで、また違う魅力???
時々、古くても内容のいい作品に出会えると、得した気分になります~!
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by arinko-mama | 2008-11-21 14:19 | 読書