「一億百万光年先に住むウサギ」 那須田淳

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BSフジで放送されている「モノコト駄菓子屋」という番組(ねーねも大好きな番組)に出演中の、
美大に通うチェルシー舞花ちゃんがミヒャエル・ゾーヴァが好きということを知り、
たどり着いたこの一冊。
表紙の絵がミヒャエル・ゾーヴァ。ウサギさんが自転車漕いでます。

青少年読書感想文コンクールの中学生の部の課題図書に選ばれたようですが、
中学生(とくに1年生)では、ちょっとレベルの高い作品なんじゃないかな~。
この本で、中学生がどんな感想文をかくのか、読んでみたい気がします。
自分が中学生のときは、こんな文学の香り高い作品じゃなくて、
角川文庫やコバルト文庫でしたもの~。

ヒッチコックの「知りすぎていた男」のラストに流れるドリス・デイの「ケ・セラ・セラ」の
メロディの話がでてきたり、白鳥座のアルベリオという星の話がでてきたり、
精霊と妖精の違いやサンタクロースが妖精であるという話、藤田嗣治という画家の話。

中学生は学校に通っている間は普通の学生だけれど、周りにいる大人や、
生活環境によって、いろんな影響を受けて、いろんな知識を得て、
とても大人っぽくなる時期。

実際、私が中学生の頃も、私服が妙に大人びている子や、大学生とつきあっていると
うわさになっている子や、急に髪を染めてくる子などもいて、とまどったりしたものでした。
そんな中学生時代に、こういう一冊と出会うことで、自分の中の新しい部分を発見したり、
影響を受けることがあるんだろうなあ~。と思いました。
ドイツ在住の作家さんなので、ドイツにまつわる話も豊富。
そして、出てくる食べ物すべてがおいしそうでした~。ハナマルな一冊です。
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by arinko-mama | 2008-10-15 01:09 | 読書