「すいかの匂い」 江國香織

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夏も終わってしまいましたが、まだ読んでいなかったので・・・
小さい女の子が主人公の、夏に起こった出来事の短編集。
少し残酷で、少しきれいで、少しせつなくて・・・
女の子なら、誰もが心のどこかにしまってある似たような記憶。

子どものころって、今みたいに善悪の基準がまだあいまいだから、
自分の基準で行動しているし、大人の世界もよく分からないで生きてるんでしょうね。
知らないおじさんについていってはいけませんよ。と親に言われているのに、
なぜか楽しそうでついていってしまったり、危険なところと分かっていても、
どんどん入っていってしまったり、簡単にうそをついてしまったり。
好奇心旺盛だし、行動は意外と大胆。

「ルビーのゼリーみたいに赤く四角いおさしみ」とか、「汗をかいたビール壜のちゃいろ。」
とかいう、江國さんの独特の言い回したくさんでてきて、永久保存版という感じ。
(本だから、残っているけれど、何度も読み返したくなるような・・・という意味)
江國さんの作品をひとつの学問として学んでみたい。そんな気がします。
大学生で、やっている人、もういるかしら???
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by arinko-mama | 2008-09-19 13:56 | 読書