「キャベツ」 石井睦美

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「ママ、キャベツっていう本読んでるの?」と娘に聞かれました(笑)。
なぜ「キャベツ」なのかは、読んでいくうちに分かります。

幼いときに父親を亡くした兄妹。今まで一度も働いたこともないお母さんは仕事に。
そして食事の支度は兄の洋(ぼく)が。妹の美砂は後片付け担当。

ほぼ家族の会話、兄妹の会話が中心です。私には弟がいるのですが、
お兄さんはいないので、どんな感じなのか想像がつきません。
料理ができるお兄さん。父親をなくした悲しみを一緒に背負ってきたお兄さん。
目に見えない絆の深さを感じます。

今週、大学のサークルの先輩の訃報を知り、とてもショックでした。
まだ39歳。ご主人も同じサークルの先輩、そして11歳のお子さんもいらっしゃいます。
まさか自分とあまり変わらない年の先輩本人が亡くなってしまうなんて、
あまりにも衝撃的で、残された家族のことを思うと、つらくて仕方がないです。

そんなご家族のことを思いながら、読みました。
どんな状況でも一歩前に踏み出す。家族でがんばっていくしかない。
強く明るく生きているこの家族に拍手。いつまでも兄妹仲良くこのままで・・・
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by arinko-mama | 2008-09-10 23:16 | 読書