「ジャージの二人」 長嶋有

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この夏映画上映されるようですね。
集英社文庫の「ナツイチ」の一冊。

夏休み、北軽井沢にある祖母が残した古い別荘で避暑をしにやってきた親子。
父親はカメラマン。息子は職探し中。その間、息子の妻は不倫?中。

そんな中、祖母が残したダンボールにあるジャージを着て、のんびりと過ごす二人。
淡々としている日常。ぼそぼそとした会話。
本来なら何が面白いの?という内容なのに、なぜか面白くて、目が離せない。
シーン一つ一つが映像として目に浮かんで、くすっと笑いたくなるような癒し系小説です。

友人が近くのホテルに泊まりに来たときに、一緒にお風呂に行って、そのあと
エレベーターでピースサインをしながら昇っていく様子を、下から眺めるシーンが好きです。
あと、ジャージの「和小」の謎とか・・・(笑)。
男同士の親子ものなんて・・・と思いつつ、なんだか読んでしまったけれど、おもしろくて、
映画化が楽しみです。(恵比寿だからみにいけないけど~)
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by arinko-mama | 2008-07-07 23:58 | 読書