「幸福な食卓」 瀬尾まいこ

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瀬尾さんの「卵の緒」を初めて読んだときのような感覚でした。
一見普通の家族なのに、実は結構いろんな問題を抱えている不思議な形の家族。
本来ならこんな家族の形はありえないし、子供たちも素直に育っていることなんて
考えられないけれど、なぜか瀬尾さんの本の中ではそれが成り立ってしまう。
そして、なぜか温かい気持ちにさえなってしまう。なぜでしょう??

この中でお母さんが別居して一人暮らしをしています。
私は一人暮らしって一度も経験がないんです。
もし、娘たちが大きくなって、一人暮らしをはじめたら、どんなだろう?とか考えたけれど、
やっぱり私にとってはそれは意味のないことだし、みんなと一緒に暮らして
毎日があるからこそ楽しいし、逆に娘たちが独立してしまうことも寂しいと思う。

父親、母親がその役割を放棄してしまうと、子供たちがバランスとれなくなるんじゃないかな。
こんな家庭でも、佐和子は何かあると、「家に帰りたい」と強烈に思うわけだし。

大浦君がよかった。とってもいい男の子です。
梅雨時の大きな傘のエピソードがとってもかわいくって、お気に入りです。
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by arinko-mama | 2008-06-11 00:28 | 読書