「平成マシンガンズ」 三並夏

a0020440_2334370.jpg
15歳で文藝賞を受賞。
自分が中学生の頃なんて全然こんなの書けないし・・・
昭和と平成で感覚が違うのかな。とも思ったけれど。

文章に「、」がなくって、ちょっと読みづらい。ノンストップ感を出したかったのかな。
「野ブタ。をプロデュース」を読んだときも、今の学校の会話ってこんななの?と
なんだか寂しいものを感じたんだけど、今回も。
キャラを演じないとやっていけないとか、本音をきちんと話さないとか。

ちょっとしたきっかけで、次の日からいじめにあったり、
そうかと思えば、少したって一斉に、大丈夫?という心配のメールがきたり。
みんながきちんと自分の思いを誰かに伝えて、理解しあって思いやって・・・という
構図が壊れていて、それがかっこ悪いみたいなことになっている。

「野ブタ。をプロデュース」もこの本も、結局違う学校に転校することで、
また新たなスタートをきる主人公。今の環境で懸命にがんばるとか、友達や学校の先生や
家族がフォローして立ち直っていくとかいうパターンがないので、なんだか後味が悪い。

派遣社員の人やフリーターの人が多くなってきているのも、人間関係や仕事の内容、
待遇面が悪くなったら即他の環境へ移れるからなんでしょうね。
短期間での離婚も多くなってきているし。
一つのところで、じっくり頑張って、ドロドロしたところも経験していかないと、
なかなか次のステップにいけないんじゃないかな~。
などと、いろんなことを考えてしまった私でした。
[PR]

by arinko-mama | 2008-06-10 00:03 | 読書