「いつか陽のあたる場所で」 乃南アサ

a0020440_2113840.jpg
芭子と綾香は刑務所あがりの二人。
わけありのため、仕事探しも大変だし、パトカーの音を聞くだけでびくびく。
そんな生活を送っている。

連作短編集です。シリーズ化しそう。まだまだ読みたくなるような内容でした。
刑務所あがりの女性二人。という設定が新鮮です。
犯した罪の内容から考えると、確かに犯罪者には違いないですが、
罪をつぐなって、これから生きていくという点では、30代~40代の一人の女性なのです。
就職も難しいし、厄介ごとに巻き込まれても大変。
ひっそりと暮らしていくしかない日々・・・

そんな中、二人の明るい会話が楽しく、二人が前科者であることを忘れてしまいそうです。
また同じような罪を犯さないように、トラブルに巻き込まれないように、
強く生きていって欲しい。と願いつつ、読みながら二人を応援してしまいました。
「ボクの町」に出てくる高木聖大くんという警察官が登場します。
4年前ぐらいに読んでいたので、懐かしかったです。
続編も出そうな感じ。二人のその後が気になります!
[PR]

by arinko-mama | 2008-05-28 02:24 | 読書