「温室デイズ」 瀬尾まいこ

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たぶん一回手に取ったことがある。でも、「いじめ」題材だったので、いったん戻したと思う・・・
苦手分野だけど、勇気を出して読んでみました。

あんまり後味がよくなかったけど、中学教師の瀬尾さんがかいただけあって、リアル。
いろんな事件が後を絶たないし、自殺する子も多いから、実際の中学校にも
こういう感じの学校が存在するんだろうなあ~。

私が通った4つの中学校。(分離、転校によります)
中学は教科によって先生が変わるんですよね。それで、いろんなタイプの先生が一気に
増える。好き嫌いもありますよね。それぞれ個性的で・・・。
部活動の顧問の先生とか、担任もいるし。ちょうど思春期のもやもやした時期だし。

先生が授業中に急にカッとなって、一人の生徒を何度か蹴ったのをみたこともあったし、
親にもされたことがないような強さで頭を叩かれたこともありました。
(たぶん、たいしたことない理由だったと思う。)
漫画を取り上げられた子が、先生に歯向かって、信じられない暴言をはいたり・・・
カンペン落としが流行って、収拾がつかないこともあったし。
交換日記は先生に対する不満が多かったし、なんだか理不尽なことが多かったかな~。

先輩後輩とかいう、上下関係が出てくるのもこの頃だし、勉強も難しくなってくるし、
小学校のようの休み時間のように、発散する場所がなくなってくるのかな~。
あと、大人の嫌な部分がみえてくる時期というのもありますよね。

そんな中、同じ趣味を持った友達かな。救われたのは。
好きな音楽が一緒。とか、同じ部活で一緒に頑張ったとか。
あとは、中2前半の担任の国語の先生が、すごく自分を認めてくれて、
「本をたくさん読みなさい」とアドバイスくれたこと。

狭い空間の中、毎日同じクラス・生徒。先生も思春期の子供たちを相手に大変ですよね。
嫌なことがあっても学校にはいかないといけないし。
でもそんな中でも、いつか何か小さないいことがきっとあるはず。
逃げて学校に行かないよりも、行って強くなって欲しいなあ。と思います。
いろんなことを考えさせられた一冊でした。いろんな人に読んで欲しいです。
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by arinko-mama | 2008-05-12 01:40 | 読書