「ボーイズ・ビー」 桂望実

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「県庁の星」の原作の方のようです~。
これは小6の隼人くんと、靴職人の老人、栄造との友情を描いた物語。
老人と子供シリーズに弱い私には、ツボでした。
「夏の庭」「ポプラの秋」の湯本香樹実さんが一番好きですが・・・

隼人は、お母さんを亡くして、弟の直人の面倒をみるので一生懸命。
ひたすらいいお兄ちゃんです。
消防士のお父さんの期待を背負い、悩みを打ち明けることもできない。
弟の直人はママの死を受け入れることができずにいる・・・
そんな壁にぶち当たっているところに、偏屈な老人、栄造に出会う。

なんか、栄造のアトリエがあるビルのワサワサした感じが、
漠然と「めぞん一刻」みたい・・・とか思ってしまいました。全然違うけど。

栄造のエピソードも一つの物語としていいけれど、
隼人が母親の死を乗り越えて、成長していくエピソードの方が感動的でした。
家族の話はいろいろと考えさせられます。
隼人くんは小6だけれど、このぐらいの年になると、
大人の気持ちも少しずつ分かるようになるのかなあ~。と思いました。

プリンを作るシーンがあるので、なんだかプリンが食べたくなりました。
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by arinko-mama | 2008-04-22 02:20 | 読書