「野ブタをプロデュース」 白岩玄

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亀梨くん&堀北真希ちゃんでドラマ化されていましたよね。みていないんです~。
でも原作の内容とは全然違うようで・・・

修二がプロデュースするのは信太(しんた)という男の子。
その風貌から野ブタとあだ名をつけて、クラスの人気者にするために奮闘。

会話の内容とか、携帯のやりとりとか、今の高校生の雰囲気はこういう感じなのかなあ。
と想像しながら読みました。私たちの頃は、携帯なかったですものね~。
少し共感できるところもありつつ、距離をおいて読みました。

高校生時代、懐かしいですね~。
でもこの小説のように、クラスの中でキャラがきちんと設定されていないと
どーのこーの。みたいなことはなかったですね~。
体育会系の子も人気があったし、ちょっと勉強のできる子も重宝されて人気があったし。
最近はTVでタレントさんがキャラを強く出していないと売れなかったりするので、
そういうところから、本当の自分を隠してでも、人に嫌われないように努力している人が
結構多いのかなあ。なんて思いました。ちょっとさびしい話ですね。

どんな人でも人として尊重するっていうのが、基本にあると思います。
それがこの修二くんにはあまり感じられなくって、周りのクラスメイトを駒のように
みている気がしました。
ちょっとした出来事で、今までの友人関係がすぐに崩れてしまうなんて・・・
すごくもろい人間関係が描かれていて、リアルなような、リアルでないような。
マスコミがちょっとマイナスに報道するだけで、が~~~っと一時的に非難が集中する
傾向ととても似ていますね。救いようがなくて、悲しいです。

ラストは希望のある内容だといいなあ。と期待していたのに、
中途半端に終わってしまって、もっと修二くんの本音がみたいというか、
家族とのかかわりとか、成長過程とか、今後がみたかったなあ。と少し残念です。
ドラマは再放送でも人気があるようなので、いつかみてみたいです~!
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by arinko-mama | 2008-02-18 02:02 | 読書