柳美里「水辺のゆりかご」

a0020440_135111.jpg在日韓国人の長女として生まれた柳美里さんの自伝的小説。
彼女の作品は昔NHKでドラマ化された「ルージュ」のみしか知らないのですが、在日韓国人であることに興味を持ち、読んでみることにしました。

幼いころから全然周りの人となじめない。どうしても孤立してしまう。そしていじめの対象になり、なんども死を考える。両親の不和も重なる。とても壮絶な人生なのに、他人のことを書いているかのように冷静なタッチ。作家になる前に東京キッドブラザーズに所属していたことも知らず、そして作家になるために生まれてきたかのように、夢が実現する。今でも書きながら自分という存在を彼女は探し続けているのでしょうか。一気読みでした。
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by arinko-mama | 2004-07-14 13:52 | 読書