「時計坂の家」 高楼方子

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たかどのほうこさん、「まあちゃんのながいかみ」の絵本でみたことがある名前です。
漢字でかくとこういう名前なんですね。かっこいい!!

小学校~中学校まで、いわゆる児童文学というものに一切触れないできてしまいました。
友達がナルニア国物語シリーズを、おもしろいおもしろいと言って読んでいるかたわらで、
ルパンやクイーンのミステリや、赤川次郎系にはしっていました・・・

・・・ということで、今頃になって、児童文学を読み出した私です。
「時計坂の家」は皆さん名作と言われているようで、興味をもって読んでみました。
フー子は12歳、5歳に会ったばかりの従姉妹のマリカから、夏休みの一週間前に
手紙をもらうところから始まります。祖父の住む汀館にきませんか?という内容。
初めての一人旅、これからはじまる生活、マリカや祖父との再会・・・
いろんなことに心をときめかせながら、時計坂の家にやってくるフー子。

1ページ目から、ぐわ~~~っとフー子になりきる私。
それからは一気に読み出したらとまらない・・・。何この引き込まれる感じは~。
圧倒的な文章力と、実のお姉さん(!)の挿絵が素敵!

夏休みに帰るおばあちゃんの家、不思議なものがいっぱいで、秘密を探るような気持ちで
いろんな引き出しやドアをあけたり、めずらしい食べ物をもらったり、
近所を散歩して、そこに住んでいる地元の子が遊んでいる姿をみたり・・・
そんな子供の頃の気持ちを思い出すような一冊。

ハイジやキャンディ・キャンディで育ったので、普通の女の子がこういうドキドキワクワクするのを描いている内容って、たまりません~。周りを囲むマリカ、映介、祖父、リサさんなど、個性的な登場人物も魅力的です。とても読みごたえのある児童文学です。
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by arinko-mama | 2007-11-03 18:24 | 読書