「小説 ノアの箱船」 デイヴィッド・メイン

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装丁は絵本作家の荒井良二さんです。
「ルフラン・ルフラン」とか、NHK教育の「スキマの国のポルタ」とかの絵の・・・。
娘にもかけそうな絵なんだけど、かけない・・・という、素晴らしさ^^

さて、ノアの箱船の物語。
私は全然詳しくなくって、動物をつがいにして何組か乗せて・・・っていう程度の知識でした。
旧約聖書に書かれている「ノアの箱船」にまつわる記述をもとに、
デイヴィッド・メインさんがノアとノアの家族の物語を壮大に書き上げた作品です。

まず、ノアが500歳をすぎて3人の息子をもうけているという事実に驚きます。
ある日、神のお告げで、船を作りはじめます。とてつもない大きさの船。
その後、息子の嫁に動物を集めるように指示し、船を区分けしていろんな動物を乗せ、
何十日も続く洪水の中、糞尿の処理をしながら、生き延びていきます。

考えてみれば、動物の食糧の確保や糞尿の処理って大変でしょうね。
外は洪水、生き延びていけるか分からない中、父親は祈り、母親は食事を作り、
肉体的、精神的にも疲れ果てた息子、嫁たちとともに、最後には語り合います。
語ることもなくなり、もう限界に達していた頃、陸地にたどり着くのです・・・

まるっきり知識がなかったので、へぇ~、へぇ~。とどんどん読み進めてしまいました。
神の指示に従い、神を信じ生きていく家族。
それぞれの人物によって語られる思い、それぞれの人間臭さ、成長過程・・・。
久々に壮大な話、読みごたえがありました。
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by arinko-mama | 2007-10-27 02:52 | 読書